上坂すみれ連載スタート♡ 私、筋金入りのピンク苦手人間です【2021年7月 上坂すみれ連載】

上坂すみれの連載が始ります! 声優、アーティストとして八面六臂の活躍を見せる上坂すみれが、サブカル界隈最後の砦を自負するテレビブロスで連載をスタート! どんな連載にしようか、本人と相談してみました。

撮影/飯田エリカ ヘア&メイク/北川恵(クララシステム) スタイリング/佐野夏水

 

今日は白ジャケットに紫のパンツで歌舞伎町のアウトロー気取りです♡

 

 ――まずは今日着ていただいたお洋服の感想から聞かせてください。白いジャケットにパンツスタイルが新鮮ですね。

去年の秋に1着だけ、薄手の白いジャケットを買ったんですよ。でもすごい寒かったので、防寒には向かないし、どの季節に着ればいいのかが難しいなって思いました。

――活用はしました?

長瀞さん(アニメ「イジらないで、長瀞さん」)のイベントで、一回だけ着ました。そのときは制服っぽくしたくて赤いチェックのスカートを合わせたのですが、今日の組み合わせは大人っぽくするにはこうやって着るんだな、と参考になりました。下もパンツでしたし。

――今年は、ジャケットの中にキャミソールやクロップド丈のトップスを合わせてお腹を見せるのがトレンドなんですよ。

お腹を見せるのが流行ってるんですか? どうして? WHY?

 

――へそ出しは抵抗があっても、お腹の上部だと脂肪もそんなに目立たないし、初心者でもチャレンジしやすい気がします。

なるほど、へそを見せるのではなく、胃腸を見せるんですね。ご飯食べたあと、一番ふくらむ気がしますが…それに、側から見てそんなにうれしくないような気もしますが…。おしゃれって難しいです。私は胃腸に自信がないのでクロップド丈は買わないかもしれませんが、勉強になります。

――読者の方にとってもジャケットにパンツスタイルの上坂さんは新鮮だったと思いますよ?

白スーツにテロテロの紫のパンツが、ゲームの『龍が如くシリーズ』に出てくるアウトローみたいだなって思ってました。パンツにチェーンつければもっと近づけたと思います……。

――なるほど、着た瞬間から上坂さんがアウトローっぽいと連呼していた意味がやっとわかりました(笑)。アウトローっぽいかどうかはともかく、お似合いでしたよ。それに首周りが空いているせいかすごくスッキリと見えました。

たしかに、私の首って全部出すと意外と長めなんですけど、普段は衿の詰まったお洋服が多いからなかなかお見せする機会がなくて。タンクトップを着ると首が長く見えるという気づきがありました。

 

 

雨の国立競技場って「AKIRA」みたいなシチュエーション

 

――しかも偶然、国立競技場の前というロケーションでしたね。

なんか「AKIRA」の世界みたいだなって思いました。雨も降ってたので、なんとなく近未来SFの世界観っぽいなって。この辺り、スタジオなどがあるのでよく通るんですけど、近くにおばけが出るって噂のトンネルがあるじゃないですか。今日はロケをするって聞いていたので、例のおばけトンネルで撮影だったらどうしようと内心おびえていたので、安心しました。

――タクシーのドライバーさんや、ロケバスさんからも聞いたことがあります。

その割に、タクシーがあのトンネルのところで休憩しているのを見かけるので、怖くないのかなって思います。

――けっこう聞きますよね、おばけスポットの話。

こんなおしゃれな場所にもおばけが出るんですね。やっぱりスタイリッシュな感じなんでしょうか?

――おしゃれなおばけかも(笑)。

ストリートファッションのおばけですかね。

――なぜかおばけの話になっちゃいました(笑)。気を取り直して、もう一個のピンクのコーディネートは、意外とめずらしいのかなって思いました。

そうなんです。それに、こういうピンクの背景の前で撮ること自体もめずらしいかもです。いつも用意していただく衣装も赤とか青とかハッキリした色が多くて。私がピンクを着るとおもしろ人間になっちゃう危険性があるんですよ。

――以前から上坂さんってピンクが苦手と公言されてるじゃないですか。それって何か理由があるんですか?

え、なんでだろう、茶髪じゃないからかなって思います。

 

生まれてこのかた筋金入りのピンク苦手人間なんです

 

――そんな理由ですか(笑)。

髪が明るい人のほうがピンクが似合うイメージがあるんです。

 

――ロシアを敬愛してるから赤が好きとか、ピンクの持つ女性観について思うところがあるので、みたいな理由ではなかったんですね。

全然そんなに難しい感じとか思想の話ではなくて、顔立ち的にピンクの顔をしてないからです。それに肩幅と骨盤の広い骨格ストレートな人間はピンクっぽくない。ほら、それにピンクの人って豪快にフライを食べたり、お酒を浴びるように飲んだりしなさそうじゃないですか。だから、ピンクに対して敬意を払っているんです。ピンクな振る舞いができない人は着ちゃいけない、一部の人にしか許されないイメージがあって。

――そうだったんですね。

だって、もしアイドルになったとして、「君の担当カラーはピンクね」って言われたらすごく背負わされた感がありません? 赤は許容範囲が広いけど、ピンクは世間のイメージが一番強い色ではないだろうかって思っちゃいます。責任の強い色なので、あまり着ないんです。自我がちゃんとしていないと自分のキャラがピンクに操られちゃう気がするんですよね。

ピンクを背負える人間じゃないとピンクを着てはいけないという思いが…

 

――たしかに色々なアイドルグループのピンク担当を思い浮かべると、元Berryz工房のももち(嗣永桃子)や、ももいろクローバーZのあーりん(佐々木彩夏)など、キャラがしっかり立っているし、責任感の強さを感じますもんね。あとは大森靖子さんとかも。

ピンクに負けない心を持っている方が着るべき色なんだと思います。だから、ピンクを背負っている方には尊敬の念を持っております。ただ、茶髪じゃないと似合わないという思い込みも、黒髪でも前髪を薄くすればイケるかも?という可能性に気づいたりして、たまに衣装などでは挑戦するようになりました。以前はスタイリストの佐野(夏水)さんが「すみれちゃんにピンクを着て欲しい〜」と執拗にピンクを持ってきても、丁重にお断りしていたのですが、チャレンジできるようになってきたんです。

――たしかに色々なアイドルグループのピンク担当を思い浮かべると、元Berryz工房のももち(嗣永桃子)や、ももいろクローバーZのあーりん(佐々木彩夏)など、キャラがしっかり立っているし、責任感の強さを感じますもんね。あとは大森靖子さんとかも。

ピンクに負けない心を持っている方が着るべき色なんだと思います。だから、ピンクを背負っている方には尊敬の念を持っております。ただ、茶髪じゃないと似合わないという思い込みも、黒髪でも前髪を薄くすればイケるかも?という可能性に気づいたりして、たまに衣装などでは挑戦するようになりました。以前はスタイリストの佐野(夏水)さんが「すみれちゃんにピンクを着て欲しい〜」と執拗にピンクを持ってきても、丁重にお断りしていたのですが、チャレンジできるようになってきたんです。

――ピンクとの距離感が少しずつ近づいてきたんですね。

はい。少しだけピンクのプレッシャーに負けない術を身につけてきたというか。同じピンクでも、くすみ系ならイケるとか、創意工夫をして若干の歩み寄りを見せられるようになってきました。以前はぱっつん前髪を死守していたのですが、ここ最近は少し前髪も薄くしたこともあって、ピンクの扱いが少しずつわかってきたような気がします。私の中で、黒髪前髪ぱっつんの人がピンクを着ちゃうとコッテリしすぎるイメージがあったので。でもやっぱり、赤のほうが落ち着きますけど……。

――でも現役アイドル時代の道重さゆみさんとかは黒髪前髪ぱっつんだったような。

道重さんこそピンクに選ばれし人間です。体重もリンゴ5個分くらいしかないです、きっと。

――上坂さんの想像ですよね(笑)?

私はリンゴ280個分くらいなので、ピンクに選ばれなかった人間っていうことです。

――筋金入りのピンク苦手族だったんですね。

はい。生まれてこの方、ピンクを通らない人生を歩んできたんです。

――身の回りにピンクのものって全然ないですか?

PAMEO POSEのピンクは結構大人っぽいアイテムが多いので、割と私の持ってるピンクアイテムではかなりの比重を占めてる気がしてます。

――この度、TV Bros.WEBで上坂さんの連載がめでたくスタートするわけですが、そういった苦手意識を持っているようなものにチャレンジしていただいたり、好きなものをワンテーマに絞ってとことん語っていただいたり、そういう内容でやっていけたらと思っております。普段は着ないファッションに挑戦してもらったり、思い入れのある場所へ行ったりするのも楽しそうですよね。

ファッションだと、ピンクはもちろん、デニムやつなぎ、レザーなどのアイテムは遠い存在ですね。あとは、こないだTV Bros.noteの企画でカラコンに挑戦しましたが、ウィッグをつけてみたりとかもやってみたいです。あとブーツも全然履かないので。

――そういえばブーツを履いてるところって見たことがないかもしれません。

居酒屋で脱ぐのが面倒じゃないですか。

――そういう理由(笑)。昔はスニーカーも履いてなかったですけど、最近はよくスニーカーを履いてる姿を目撃しますよ。

そうなんですよ、食わず嫌いが減ってきて、カジュアルファッションにも少し距離が近づいて来たのかなって。試してみたら意外と大丈夫だった、という感じですかね。ただし、ペイズリーは着ません(キッパリ)。

――え、なんでペイズリー名指し(笑)?

なぜか無理なんです。この世のどこかにはあるかもしれませんが、かわいいペイズリーは見たことがなくて。だからペイズリーは、この先も着ません。あ、もし読者の方に「ペイズリーを守る会」の方がいらっしゃったら、先に謝罪しておきます。ペイズリー自体に罪はないです!

――この先、かわいいペイズリーとの出会いもあるかもしれませんよ? そもそも柄物自体、そんなに着てないですもんね。

そうですね、私を含め、たぶんオタクは柄物が苦手です。理由は、なんか強そうに見えるから(笑)。ボーダーや水玉もアニマル柄も着ないですし。あとは、骨格的に似合わないのでオーバーサイズのファッションにも抵抗があります。

――そうだ、骨格診断へ行ってみるのもいいですね。

自称・骨格ストレートで、インスタとかのコメントとかでもそういう声をいただくので、自分でもそう思っているのですが、プロの診断を受けたら違うのかもしれません。

――パーソナルカラー診断とかも良さそうですね。どうします? 上坂さんに一番似合う色はピンクです、一番似合う柄はペイズリーですって診断されたら?

どうしよう〜! でも、ピンクは荷が重いです!

 

大島渚監督についてだったらいくらでも語れますよ!

 

――あとは、上坂さんの好きなものをとことんワンテーマで語ってもらう企画などもおもしろそうじゃないですか? 上坂さんは好きなものが多いし、幅が広いから、たくさんのカルチャーについて語っているところはよく見かけますが、大好きなひとつについてとことん掘り下げてみてもおもしろそう。

たしかに。大島渚監督をとことん語るとか。

――いまハマってるんですか?

少し前ですけど、私の中でアツい存在です。でも「戦場のメリークリスマス」以外の作品はちょっと怖くて。「愛のコリーダ」も題材が題材なだけに、きっと切断シーンがあると思うと、まだ踏み出せないんですよね。ヤクザ映画は好きなんですけど、指を詰めるシーンをじっくり見せたりする演出は怖くて。でも「戦メリ」は切腹のシーンがあっさりしてたから、私でも観られました! 

――今日のバッグについているキーホルダーも「戦メリ」?

そうです! 「戦メリ」のデビットボウイが好きすぎて、オリジナル版のポスターと、デビットボウイのポスターと、デビットボウイの本を2冊と、DVDも2本買いました。ここ数日でデビットボウイにかなり貢献しました。好きというより、デビットボウイになりたいです。

――デビットボウイで語りつくすのは余裕そうですね(笑)。

あとは数寄屋橋交差点でも語れますし、秋葉原、坂本龍一、野猿、植村あかり様……そのほか思いつく私のお会いしてみたい方々はわりと鬼籍に入られていたりすることも多かったりしますね。

――たしかに。渋い方が多いですもんね。もうちょっとポップな方向で考えると、プリキュアで共演されていた、えいたそさんとかも楽しそうです。

プリキュアが終わってからほぼお会いできてないので、会って元気をもらいたいです。あとはレジェンド・オブ・ロリータの青木美沙子様とか、憧れの方はいっぱいいらっしゃるので、そういう回があっても楽しそうです。

――夢は膨らみますね。ところで連載のタイトルはどうしましょう?

そうですね、昔の映画って「◯◯残酷物語」っていうタイトルをよく見かけるんです。だから「ペイズリー残酷物語」はどうですか?

――そこまでペイズリーに強い感情を抱いているとは知りませんでした(笑)。実在するかしないか分からないペイズリー協会の方に怒られるかもしれないので、いったん預からせてください! ということで、第1回は(仮)で!

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TV Bros.編集部
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