猫ってほんとうにかわいいですニャ〜【2022年12月上坂すみれ連載「すみぺ♡は〜どこあ」vol.15】

上坂すみれが愛してやまないものをハードコアに語る連載「すみぺ♡は〜どこあ」。 これまでに披露したテーマは デヴィッド・ボウイ秋葉原ハロー!プロジェクトプロレス運動サンリオ、ヴェイパーウェイヴ。そしてウサギに、クラゲプレステ、横浜、鎌倉、ギャル。そして前回は往年の女優に扮していただきました。

上坂さんが一緒に暮らしている大事な家族・メロウくんのことはここを読んでいる方は当然ご存知ですよね? 今回は、愛猫メロウくん、つまり猫ちゃんになりきってみました♡ インタビューの最後にお知らせがありますのでぜひ最後まで読んでくださいね!

これまでの連載は↓から!

 

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取材&文/南波一海 撮影/飯田エリカ ヘア&メイク/北川恵(クララシステム)スタイリング/佐野夏水

 

――今回のテーマはズバリ、「猫」です!  「ネコブロスvol.2」でも愛猫メロウくんのお話をされていましたが、今回は上坂さんご自身が猫になるというコンセプトでの撮影になりました。猫は子供の頃から馴染みがあったわけではないんですよね。

https://tvbros.jp/hit/2021/11/23/20562/

 

小さい頃は犬派で、猫は街にいる動物、くらいのイメージでした。メロウくんと暮らし始めて5年くらいになるんですけど、その前は声優さんは猫と暮らしている人が多いなという印象があって。声優さんのお家に遊びに行くと色んな猫ちゃんがいるんですけど、人見知りだからあまり姿を見せないんですね。だからそういう生き物なのかなと思っていたのですけど、飼ってみると、本っ当〜に家に来てもらってよかったなと。

ーー激変しましたか。

それまでの一人暮らしの生活の時間が全部ムダでした。

――(笑)。なんでもっと早く来てもらわなかったんだろうと。

本当にそうです。仕事を始めてからメロウくんを迎えるまでの私生活はすべてムダだったなって。そのくらい変わりました。影響がものすごいです。猫がいるということが家に帰る動機になりますし、メロウくんもやっぱり人見知りではあるんですけど、飼い主である私の前ではわがままを言ってみせたりするのが可愛いんです。「猫らしさ」というのを聞いて知ってはいたけれど、実際に自分の目で見ないとわからないもので、やっと初めてその魅力がわかりました。

――犬の可愛さのひとつに人への「媚び」みたいなところがあると思うんですけど、猫はそこが違って、自由気ままですよね。

猫の媚びはすごく浅はかで、何かしてほしい時だけしてくるのですけど、それが長くは続かないんですよね。媚びる自分に飽きてしまったり、あるいはうっかり忘れてたりとか、そこにある種の人間らしさもあって。何かしてほしいからこちらへくるという当然の理論があって、用事がなかったら素通りしていくんですね。その感じが安心するというか、24時間のうちの2時間くらいだけ本気を出しておけばいいんだな、というのが見えるので、それが非常に可愛く感じるんですね。

――しっかりしているところもあるんですよね。

お風呂に入ってないとか着替えてないとか、私が生活のルートから外れていると指摘してくれます。私がアラームを放ったまま寝てたりすると起こしてくれますし、酔っ払って適当に寝てたりしていると「ここじゃない」って起こしてくれます。帰った時は玄関にお迎えに来てくれてひと遊びするのも楽しいですし、こちらに一言挨拶して自分の持ち場に帰っていくのもいいんですよね……あの荒んでいた日々はなんだったのでしょう?

――猫を飼う前は荒んでいた(笑)。

大学生の頃はその辺の草むらとかで寝てしまうこともあったんです。

――その辺の草むら!

そこから独り立ちして、猫を家にお迎えしてからはすっかり変わりました。子猫の時はお世話が大変なので忙しい時に飼い始めるのは難しいですけど、時間に少し余裕があるのだったら本当におすすめですね。季節の変化にいち早く気づいてくれて、もうすぐ暖かくなるとか寒くなるとかにも敏感なんです。寒かったら布団にいたり、こたつにいたり、暑かったら石の上にいたり。家の中でちゃんと動物をやってくれていると言いますか。

――生活や仕事にもメリハリがつくというのはよく聞きます。この子のために働こうと思えると。

それはありますね。走れるくらいの間取りのお家を確保するには頑張って働かなきゃですし、動物は医療費がかかりますが、自分のことは二の次にしても検診には連れていきたいので(笑)。それと、床がちゃんと機能していないとかわいそうなので、掃除機をかけたり、床に物を置かないように心がけますし、あとはうっかり舐めたりしないように水回りを綺麗にするとか、そういう基礎的なことができるようになりました。もちろん飼い主として責任を持つというのが一番大事なことなんですけど、やっぱり人は一人では生きていけないというか。家と職場をただ往復しているだけだと心が死にゆくので(笑)、猫ちゃんとか、ほかの生き物とか、なにか別の生きがいとかでもいいんですけど、帰る理由、そして明日も仕事に行くための理由がほしいですよね。それって、人間になるための大きな一歩だと思います。

――2022年は上坂さん初の舞台「ゲゲゲの鬼太郎」でねこ娘を演じられました。ややこじつけな質問ですが、役を演じる上で猫を飼っていることが何らかのヒントになったりすることはあるのでしょうか。

私、猫っぽいキャラクターにはゆかりがあるんですね。プリキュアのキュアコスモもそうですし、「イジらないで、長瀞さん」の長瀞さんも猫モードの時がありますし。今回のねこ娘をやるにあたって、改めて鬼太郎とか水木しげる先生の作品を見直したのですが、ねこ娘って描かれ方が自由で。昔は猫というよりは完全に妖怪っぽさがあって、アニメをやっていくなかで、ツンデレの要素だったり、見た目の可愛さや萌えのチューニングがちょっとずつ変わっていったんですね。それは研究してみて面白かったところなんですけど、「鬼太郎」の舞台をやる前に、どの時期のねこ娘をやればいいですか、と脚本家さんに聞いたら、どれでもないですと言われたんです。アニメの何期に寄せる、みたいなことはないですって。声優をやっていると、そういうものがあることの方が多いので驚きました。

――リファレンスらしきものがなかったんですね。

地の芝居でお願いします、というのは印象的でした。結果的にやりやすい声のトーンや動きでできたんですけど、猫っぽいところはあったかな? ねこ娘は見た目が気ままそうに見えますけど、今回の舞台ではしっかり者で全体のことを見ているし、常識もある役回りだったんです。鬼太郎がめちゃくちゃ好きという描写もなくて、仲間として鬼太郎とも人間とも共存していこうというタイプで。ねこ娘というガワがあれば、あとは場所や時代によって変わっていくものだということがよくわかりました。

――それから、上坂さんが舞台に出演されたこと自体も意外な展開でした。大学生の頃に演劇をやられていたんですよね。

 

はい。ただ、ロシア語演劇部だったので、演劇というよりも語学を勉強する方にみんなも集中していたので、舞台の勉強というのはそんなにしなかったんですよね。今回やってみて、声優の仕事が舞台にも役立つし、逆もそうなんだとすごく感じました。けど……これを毎年はできないなと(笑)。普段のお仕事との両立が大変で。

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