日向坂46・上村ひなの かつて感じていた新三期生との接し方の戸惑い「仲良くなれたのは同期3人のおかげなんです」【『日向坂46ドキュメンタリー映画第二弾』公開記念インタビュー】

現在公開中の日向坂46ドキュメンタリー映画第二弾「希望と絶望 その涙を誰も知らない」はグループにとって念願の「東京ドーム公演」開催に至るまでの道のりの中、コロナ禍での活動の制限と環境の変化、体調不良による相次ぐメンバーの活動休止など、降りかかる数々の困難にもがき苦しみながら懸命に立ち向かうグループとメンバーの知られざる姿を記録した作品。前作のドキュメンタリー第一弾『3年目のデビュー』に続き、竹中優介監督が今作を手掛ける。

         

今回、TV Bros.WEBでは映画公開を記念して、金村美玖河田陽菜上村ひなの、3人のメンバーのソロインタビューを3日連続で公開。1日目の金村美玖に続き、2日目に登場するのは上村ひなの

日向坂46ドキュメンタリー映画第二弾
『希望と絶望 その涙を誰も知らない』3日連続特集


DAY1 金村美玖 インタビュー
DAY2 上村ひなの インタビュー
DAY3 河田陽菜 インタビュー

その柔和な雰囲気とは裏腹に、冠番組『日向坂で会いましょう』での視聴者の予想を大きく上回る大喜利の回答はこれまでに多くの名シーンを残し、司会を務めるオードリー・若林正恭から『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で「天才」と評されるなどバラエティ番組での姿が印象に強いが、ライブでは力強い歌声にギャップを感じるファンも多く、歌唱面での評価も高い。

そんな彼女が、映画でも描かれるこの2年を振り返りながら自身が感じる成長や後から加入した同期の新三期生への想い、グループとして活動を続けるなかでこれから個人で挑戦してみたいことを聞いた。(インタビューの最後にはサイン入りポラの抽選プレゼント企画も実施中。詳細は【プレゼント情報】をご確認ください。)

撮影/倉持アユミ
取材・文/編集部

【Profile】
上村ひなの(かみむら・ひなの)
●2004年4月12日生まれ、東京都出身。2018年に募集された坂道合同新規メンバー募集オーディションに合格後、けやき坂46に三期生メンバーとして配属された。

                                        

「私の変な性格も、もしかしたら
取り柄になるのかも知れない」と思えるようになって


━━上村さんは三期生として一人でグループに加入したので不安もあったと思いますが、それに臆することなく『ひらがな推し』『日向坂で会いましょう』でそのキャラクターが注目されるなど、初期から積極的で強心臓な印象があります。その印象は初期から変わらない印象があるのですが、ご自身はこの2年の成長をどのように感じていますか?

上村:実はもともと臆病な性格で、あまり自分から発言するタイプではなかったんです。でもこの2年間で、私の発言が「おもしろい」と言っていただいたり、取り上げてくださることがあって。そういうことがあって「私の変な性格も、もしかしたら取り柄になるのかも知れない」と思えるようになって、この2年間で少しだけ自分に自信が持てるようになってきました。

━━上村さんは活動開始してすぐに評価されている印象があったので、もともとそんなに自信がないのが意外でした。

上村:自分ではダンスや歌の部分でも未熟だと感じているんですけど、もともとの性格が引っ込み思案なんです。小さい頃は母の後ろに隠れているような子どもで、昔からのそういう性格が今で続いていて。生まれつきの性格からか、今も自信が持ちにくい性格なんです(笑)。

━━先天的なものなんですね。

上村:でもこの日向坂に加入してからは、先輩の皆さんがすごく明るく前向きの方が多いので、自分もすごくポジティブになってきました。

━━上村さんは三期生の中でも一人だけ一足早くグループに加入したことから、あとから加入した新三期生のキャラクターを紹介する役割も担っていましたね。新三期生の三人のキャラクターがすぐに伝わったと感じるので、上村さんがコミュニケーションをすごく頑張っていたのだと思うのですが、コミュニケーション面ではどんなことを意識されましたか?

上村:もともと一人だけで三期生としてグループの活動に参加して、その後に3人も同期メンバーが増えるということに最初は緊張していて。実は最初、三人とうまく接することができなかったんです。もしかすると自分の中で先に入ったからといって、自分の中で変なプライドのようなものを少しだけ持っていたかもしれなくて。

━━先に入った同期として責任は感じていましたか?

上村:そうですね。でも、それを一切捨てて「変なプライドを持つのをやめよう!」と思ったところから、三人と友達のように仲良くなることができて。もしかすると、今では一番の友達かもしれません。でも今のように、こうやって仲良くなれたのは同期3人のおかげなんです。3人ともコミュニケーション能力が凄くて、それに助けられた部分が大きかったと思います。

━━変わらず先輩メンバーにも可愛がられていますね。

上村:本当に皆さん、素敵な先輩方ばかりです(笑)。

                       

                       

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TV Bros.編集部
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