magora「どこまでもみなさんと一緒に行けますように」 初ワンマンライブ独占レポ&スペシャル・インタビュー!

▼magoraライブレポート

YouTuber「Kevin’s English Room」の「やまちゃん」としても知られているアーティスト、magora(マゴラ)が初のワンマンライブを開催。公演の独占レポートと、ライブ終演後にmagoraが素直な心境を語ったスペシャル・コメントもお届けします!

さらに、magoraから本サイトTV Bros.WEBでの重大発表も!

撮影/近藤 誠  取材・文/かわむら あみり

 

この日、音楽シーンをこれから駆け上がっていくであろうシンガーソングライターの「magora(マゴラ)」が、ライブで産声を上げた。

2023年12月15日、東京のHareza(ハレザ)池袋にあるライブハウス「harevutai(ハレヴタイ)」で、「magora 1st Live “ubugoe”」と題した初ワンマン公演を行ったのだ。

 

「magora」は、チャンネル登録者数217万人(※2023年12月現在)を誇るYouTuber「Kevin’s English Room」のメンバーで、“やまちゃん”として親しまれている、あのやまちゃんのアーティスト名。ファンなら周知の通りだが、そうではない人はこの機会に名前を覚えておくといいだろう。今後きっとその名を馳せることになりそうな予感がするライブだったからだ。

 

会場には、抽選で当選した幅広い年齢層の男女が集結。チケットは完売し、満員御礼だ。ライブは生配信も実施され、来場できなかったファンもオンタイムで視聴できるようになっていた。今か今かとmagoraの登場を待っていると、バンドメンバーが先にステージへ。続いてmagoraも登場し、大きな拍手で迎えられた。

 

magoraをはじめ白い衣装で統一されたバンドメンバーらは、「ubugoe ウチュウ -歓彩-」からライブをスタート。約2年前に初めてmagoraとして初EPをリリースした時の思い出深いオリジナル曲だ。続いて、踊らずにはいられないパーティーチューン「dance dance dance」で、場内は一気に盛り上がる。

 

「ありがとう、今日は来てくれて。初のワンマンライブです。ここからずっと遠くまで、もっと大きなところまで、どこまでもみなさんと一緒に行けますように」と感謝と希望を伝えるmagora。温かい空気に包まれながら、初EPに収録されていたチルなナンバー「スロードライヴ」で場内の色を染め変えた。

 

そして「いつも画面越しやインターネットを通じて、僕の歌を聴いてくれてありがとう。今日が一番みんなと近くにいられる日だと思うので、隣にいるつもりで。日頃応援してもらっているみなさんの気持ちに、少しでも返せたらという気持ちでやります」と、新曲のバラード「隣」を披露。時にファルセットを織り交ぜながら、ふくよかな歌声が会場に響き渡った。

 

次はしっとりと桑田佳祐の「白い恋人たちENG ver.」を歌い上げたかと思いきや、続いては一転、ファンクなダンスナンバー「Ride On Night」へ。きらめくミラーボールに照らされて、オーディエンスは思い思いにmagoraの音世界を浮遊する。

 

ここでバンドメンバーはいったんステージを降り、magoraひとりがステージに立つ。「こういうみなさんたちが応援してくれているんだと思うと、うれしい! みんなの顔を覚えておこうと思う」と、いつもインスタグラムやYouTubeといったSNSを発信する側で視聴する側の姿は見えないmagoraらしい言葉。さらには随所で「楽しい!」と気持ちを吐露し、音楽をする喜び、ライブができる幸せがまっすぐに伝わってくる。

 

magoraはステージの中央から、おもむろにキーボードの前へと移動し着席。「生でukiyo songs sessionsをやります」と宣言し、フランク・シナトラの「Have Yourself A Merry Little Christmas」を弾き語りしていたはずが、気づくと途中から童謡「お正月」を歌い始め、会場の笑いを誘う。初ライブだからと二枚目でいかず、三枚目のユーモアさも忘れない、洒落っ気たっぷりのmagora。

 

さらに「Just the Two Of Us」では誰もがその歌を静かに聴き入り、折坂悠太のカバー 「朝顔」へと続くなか、バンドメンバーが少しずつステージに戻り、magoraが好きなブルーノ・マーズの「Treasure」で、軽快にカバーコーナーのラストを締めくくった。

 

続いて、ジャジーな新曲「月と私」で、その歌声に酔いしれる。そしてここで何度目かの、「もうすぐクリスマスだね」というMCからのマライア・キャリー「All I want for christmas is you」、オリジナルのウィンターソング「pearl blues」、ポップな新曲「Busking Song」を立て続けに披露し、場内は一体となった。

 

MCでは、ライブ中に飲む水のペットボトルのキャップにストローを刺す穴を開けてくれる人がいたことに「感動した」と話すmagora。念願の初ワンマン公演というフレッシュさを見せながらも、当日の来場者以外に、生ライブ配信の視聴者、ライブに関わるスタッフまで、方々に感謝する姿が印象的だった。

 

客席を眺め「夢見てた景色なんです」と感無量の様子ながら、「あなたに」を心を込めて歌い上げる。magoraの第一歩となったこの会場にいるあなたに、いつかライブをする大きな会場にいるであろうあなたに、そんなふうに、今と未来へ向けた光が放たれた気がした。「ララララ~」とコール&レスポンスを重ね、全員の心が通じ合い、本編は終了。

 

やまないアンコールが続くなか、しばらくすると、公演前に販売していたmagoraオリジナルグッズであるスウェットシャツに着替えて再登場。歌への想いがあふれるような「ゆれる」をキーボードで弾き語る。

 

ここで「アンコールありがとうございます」とお礼し、あらためて大樋祐大、岡本啓佑、真田 徹、松ヶ谷一樹らバンドメンバーを紹介しながらステージへ呼び込んだ。そして最後に、来年4月3日(水)に渋谷WWW Xでのライブを開催することを発表し、場内を沸かせた。惜しまれながらも、キャッチーな新曲「爽やかな風に」でライブは幕を閉じた。

 

ライブ終了後、「みんなで写真撮ろうか!?」とのmagoraの呼びかけで、メンバーや観客ら全員で記念撮影し、「ありがとうございました!」と笑顔のmagora。誰もが忘れられない夜となった。

撮影/真田一幸

撮影/真田一幸

撮影/真田一幸

 

【セットリスト】

magora 1st Live “ubugoe”

  • 01.ubugoe ウチュウ – 歓彩‐
  • 02.dance dance dance
  • 03.スロードライブ
  • 04.隣
  • 05.白い恋人たちENG ver.
  • 06.Ride On Night
  • 07.Have Yourself A Merry Little Christmas
  • 08.Just the Two Of Us
  • 09.朝顔
  • 10.Treasure
  • 11.月と私
  • 12.All I want for Christmas is you
  • 13.pearl blues
  • 14.Busking Song
  • 15.あなたに
  • ~ENCORE~
  • 16.ゆれる
  • 17.爽やかな風に

 

会場には早い時間からたくさんのファンが詰めかけた

公演前にTシャツやタオルなどのmagoraオリジナルグッズが販売され、いずれも完売

青を基調としたファンからの花々が会場を彩っていた

 

▼終演後のmagoraを直撃!

ライブが終わった今の気持ち、アーティスト名の由来、伸ばしていた髭を剃った理由まで、全部話します!!

――ライブが終わっての率直なお気持ちは?

あっという間でした! 夢見心地というのは、きっと今のこの気持ちのことですね。本当に、楽しかったなあ(微笑)。初ワンマンライブは大成功。来てくれたみんなも、楽しかったなぁと思いながら帰り道を歩いてくれてるといいな。

また今回と同じバンドメンバーで、来年4月3日(水)は渋谷WWW Xでライブをしますが、それまでにオリジナル曲を出しながら、さらにパワーアップしたいです。こうやってどんどん次のステップへとアーティストとして大きくなっていけたらいいですね。

 

――ご活躍を楽しみにしています。お髭は今日を機に剃ろうと思われていたのですか?

昨日、鏡の前で2時間ぐらい迷ったんですよ(笑)。髭がある方がアーティストっぽいしなぁと思ったり(笑)。でも、“ubugoe”と題した初めてのライブなので、新鮮な気持ちで臨みたいなと思って。昨日まで迷ってましたが、思い切って髭を剃って、新鮮な気持ちでライブができました。

 

――お髭がない姿も素敵ですね! 最後に、これから大きく羽ばたかれる「magora」というアーティスト名の由来を教えてください。

京都の三十三間堂という神様の彫刻がたくさんあるところがあって、その中のひとりが「摩喉羅(まごら)」さんで、そこから名付けたんです。というのも、僕は昔、京都で会社勤めしていまして、一人暮らしをしながら働く中で、どんどん音楽への思いが募っていって、「よし、ひとりで音楽やるか」と決めて。

会社を辞めることを両親に伝えた日があったんですよ。でも、僕はそれまで高校、大学と進学して、卒業してからは会社に入社して……という日々を送ってきました。

そんな僕が「お父さん、お母さん。会社を辞めてミュージシャンになろうと思うんだけど」と、結構勇気を出して打ち明けて。すると、両親は「そうなんだ」と応援してくれることになったんです。

そこで、僕がいる間に「京都に行こう」と、両親が観光に来て。「三十三間堂で自分に似ている仏像さんを見つけると幸せになる」と言われているらしく、父と母は僕に似ている彫刻を探してくれて、「めっちゃ似てるよ」と言われて、それが「摩喉羅」さんです。

しかも摩喉羅さんは、音楽の神さまで、琵琶を持って弾き語りをしているんですよね。この名前しかないと思いました。

 

――ご両親の思いも詰まったmagoraさんというお名前とともに、今後も応援しています!

ありがとうございます!!

 

▼やまちゃんの連載が決定!

magoraとしてミュージシャンでも活躍中のKevin’s English Roomやまちゃん。

KER(Kevin’s English Room)としての活動、多言語環境で育ったやまちゃんの日常を

自ら綴るエッセイ連載が、TV Bros. WEBにて開始予定です。 

時期など詳細は決まり次第、お知らせいたします。

 

 

 

 

 

 

 

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