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お芝居の苦手意識は
まだ拭い切れていないけど…
──今作で遠藤さんが演じる桜井カンナと遠藤さんの共通点はありますか?
遠藤:第一話の登場シーンでも本を読んでいましたが、普段から本を読んでいるところは、共通点の一つかなと思います。逆に違うなと思うところは、設定では「誰もが振り返る美少女役」と書いているんですけど私自身は「違うかもしれない…」と思っています(笑)。私がイメージする「誰もが振り返る美少女」は高嶺の花というか凛としている女性なので、カンナを演じるときもクールでいたいなと意識しています。
──劇中で学園の女子生徒がイケメン生徒に色めきたつ中で、ひとり興味なさそうに落ち着いているシーンが多いですよね。作品を観ていると遠藤さん演じるカンナがセリフを発していないのに本当にイケメンに興味がないことが伝わるのですが、そういったセリフのないシーンのお芝居ではどんなことを意識していますか?
遠藤:そうですね…。セリフのない場面でも役にはなろうとしていて、カンナはこういう時に何を考えているんだろうと考えています。出せているかは分からないけど、役に寄り添うことでそういう雰囲気が出せていればいいな、とは思っています。
──以前、ラジオ番組で「お芝居に苦手意識がある」とお話しされていましたが、撮影が進んでお芝居への意識に変化はありましたか?
遠藤:自分の中で「お芝居、楽しいな」と思うようになっているという面で変化を感じていますが、お芝居の苦手意識はまだ拭い切れていないですね。でも少しずつではありますが、どんどん一歩ずつ、楽しいなと思える方向には向かっています。
──セリフの言い方に迷ったときは満島ひかりさんのお芝居を見返しているんですよね。満島さんの出演されていたものはどんな作品をご覧になっていましたか?
遠藤:ドラマで観ることが多かったですね。私の親も好きなので、『カルテット』や『監獄のお姫様』(いずれもTBS系)、『Woman』(日本テレビ系)を一緒に観ていました。自然な演技が素敵だなと思っていました。
──これまで映像作品にはどんなものに触れてきていましたか?
遠藤:ずっと音楽が好きだったので、アーティストさんのMVをよく観ていました。乃木坂46の楽曲で言えば、ストーリー性のあるMVが多くて、一つに絞るのはできないくらい素敵だなと思います。
──アイドル活動で様々なお仕事をされていますが、ドラマの仕事にはどんな魅力を感じていますか?
遠藤:自分が役について想いを馳せたり、セリフを頑張って覚えたりしたことが、実際に映像になってテレビで流れているのを見ると達成感をすごく感じます。
──最後に『もしも、イケメンだけの高校があったら』の見どころを教えてください。
遠藤:すごくふざけていて笑いに溢れているドラマなんですけど、その中でも青春がいっぱい詰まっているので青春を演じている皆を見ていただきたいと思っています。とにかく、すごく笑顔になれる作品だと思うのでドラマを観てたくさん笑ってほしいなと思います!
【Profile】
遠藤さくら(えんどう・さくら)
●2001年10月3日生まれ、愛知県出身。女性アイドルグループ・乃木坂46のメンバー。乃木坂46の24枚目シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」と27枚目シングル「ごめんねFingers crossed」でセンターを務めた。女性ファッション雑誌『non-no』(集英社)で専属モデルを務める。
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