今もIMAGINEしなきゃいけない状況は続いてる『STILL IMAGINE』発売記念onnacodomoインタビュー

グラフィックアーティスト・野口路加と映像作家・せきやすこによるコラージュ / 映像デュオ・onnacodomo(オンナコドモ)が初の作品集『STILL IMAGINE』を刊行した。ビデオカメラを使ってリアルタイムでコラージュを作り上げていくオリジナリティの高いVJスタイルが話題を呼び、国内では「FUJI ROCK FESTIVAL」をはじめ、海外では「Coachella」といったフェスへの出演経験もある。また藤原ヒロシ、Hei Tanaka、のん、MANONといったアーティストたちのMVのディレクションも手がけてきた。今回のインタビューでは、『STILL IMAGINE』の制作や作品の概要、さらに2人のこれまでに迫った。

取材&文/宮崎敬太

今もIMAGINEしなきゃいけない状況は続いてる

ーーなぜこのタイミングで初の作品集を出したんですか?

野口路加:本当のことを言うと、自分たちで作品集を作るつもりはなかったんですよ。蔦屋書店の方から「ポップアップをしませんか?」と声をかけていただいて。

せきやすこ:もう1年くらい前かな? だいぶ前です。

野口:「じゃあやりましょう!」と進めていくうちに私たちが「(蔦屋書店は)本屋さんだし、せっかくなら本を作りたいね」という気持ちになっちゃって。

せき:ZINEとかじゃなくてね。ハードカバーの本を作りたいって蔦屋書店の方に相談したら「できるまで待ちます!」とおっしゃってくれたんですよ。

野口:当初の開催予定より半年以上も待ってくださいました。

せき:出版社のTANG DENGさんも、蔦屋書店の方に紹介していただいたしね。

ーー蔦屋書店の方とはもともとお友達だったんですか?

野口:いえ。インスタのDMに突然連絡を下さいました。

せき:奥沢のViva Strange Boutiqueでやった展示(「Let Out」)に来ていただいたらしいです。

ーータイトルの「STILL IMAGINE」にはどんな意味があるんですか?

せき:2018年に府中にある古民家のアートスペースmerdreで「P O E M」という展示をしたんですけど、その時に初めてVJから平面の作品を作るようになったんです。VJって音楽ありきで映像を作るじゃないですか。(それまでは)何か作れと言われても、(音楽のように)引っ張ってくれるものがないと何もできなかったんです。だから「P O E M」では平面で、音の代わりに言葉や単語に引っ張ってもらう作品作りに挑戦してみました。コラージュ素材の中には言葉や単語もたくさんあったので、異なる素材を組み合わせて別の言葉を作ったり。その時作った中に「STILL IMAGINE」という言葉があったんです。

野口:この言葉は私たちもすごく気に入って、古民家の柱にドーンと貼ったりとかもしてて。タイトルは2人でいろいろ考えてたんですけど、本の制作が終盤に差し掛かっていろいろ見返してるときに、この「STILL IMAGINE」がハマるなって。それに今、ウクライナで戦争が始まって世の中ざわざわしているような雰囲気もある。「IMAGINE」には、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの反戦のメッセージもあって、今もIMAGINEしなきゃいけない状況は続いてるから、私たちもそのイズムを継承して活動してるよってニュアンスを出したいと思いました。

ーー今、このタイミングだからよりこの言葉がしっくりきた?

せき:そうですね。そうかもしれない。

わたしたちのやってることはあまり人に理解されない

ーー表紙のステッカーは手で貼ってるんですよね?

野口:ステッカーは表紙と別に作って貼ってます。ツヤ加工の表紙に、ざらっとした紙のステッカーの手触り感みたいなものが欲しくて。

せき:わたしたちと出版社の人とか4人で500冊を一冊ずつ手作業で貼りました。最初の方は緊張して気泡が入っちゃって(笑)。どうなることかと思ったけど、なんとか1日で貼り終わりました!

ーーステッカーの部分は経年変化も楽しめそうですね。

野口:そうそう! そのうちボロボロになってほしい。今回は帯もつけてるんですけど、実は表紙と違うデザインなんですよ。表紙は表紙で見開きで一個のコラージュ作品なんですけど、せっかく帯をつけるならコラージュ感を出したいと思って。帯もレイヤーだし、そこで作れるコラージュもある 。異質なものを組み合わせてまた新しいものができるっていうのが私たちっぽいし。

ーー全体の作品数はどれくらいなんですか?

野口:いくつくらいだろう……?

せき:全96ページだけど、小さい作品が何個も入ってるページもあるからね。さっきの「P O E M」のページは見開きで60個あるし。あと映像から切り出して、新たにコラージュした作品もあって。

野口:藤原ヒロシさんのMV「みんな大好き みんな愛してる」とかね。

Hiroshi Fujiwara – みんな大好き みんな愛してる

せき:あとMATKAの陶器とコラボしたときに作った小さいグラフィックのピースを張り合わせたものとか。

ーー説明文や作品名が入ってないのはなぜですか?

野口:最初は割と今までの作品を集めて、それぞれに作品名も明記したアーカイブ本にする予定だったんですけど、作業を進めていくうちにしっくりこなくなってきたんです。だから全部今の気持ちを乗っけて再構成して、最初から最後までの流れが一つの作品になるような本にすることにしました。

せき:この本はカタログではなく、onnacodomoの新作です。この本って説明も少ないし、何の情報も持っていない人が手に取ったらかなり謎な本だと思います(笑)。でも100年後に(この本を)誰かが古本として見たときに「なんなんだろう?」って感じのほうが面白いと思う。私たちもそういう本が好きですし。

ーー途中で紙質が変わったりと、細かい部分までこだわってますね。

野口:ステッカーを貼るのもそうですけど、手触りが面白いっていうのは結構重要視してましたね。ツルツルの紙もあって、ザラザラの紙もあって、それを一冊の中で感じられるのは、書籍ならではだと思う。せっかく本を出すなら手触りでも異質さやミックス感も出したかったんです。

ーー超すごいZINEというか。絶対に手作りじゃないけど、手作り感が残ってるというか。

野口:そうそう。そういう感じ。ZINEの手作り感って一時期すごく流行りましたよね。でもだからこそわたしたちはそこに抵抗があって“手作りっぽいZINE”がなかなか作れなかった。でも今回はちゃんとした本を作るなら、手作り感を入れたくなって。常に逆行したくなる性分なんです(笑)。

ーー「STILL IMAGINE」からは初期衝動を感じました。ふたりの好きが詰まってるというか。制作の裏には細かいプロの技があるんだろうけど、そう感じさせないラフさというか。

野口:それはVJをしていた頃からあります。あれって誰でもできるんですよ。パソコンもいらないし、ソフトもいらないし。今だったらスマホのカメラさえあればできる。ただ好きなものや、目の前にあるものを、音楽に合わせて揺らしたり、そういうことしかしてません。

せき:でもアナログ作業にものすごくこだわってるわけでもないんですよ。アナログ作業を突き詰めるという方向性もあると思うんですけど、そういうことでもない。

野口:イベントのときに、子供や友達にやってもらったりとかもしてたし。誰にでもできるっていうことをすごく大事にしてました。でもわたしたちのやってることはあまり人に理解されない(笑)。

同じことをしたくないんですよ。飽きちゃうし

ーーふたりの役割分担ってどうなってるんですか?

せき:明確にはなくて、平面を作るときは野口さんが出力をして、映像のときはわたしが出力するっていうくらいですね。

ーーそもそも制作ってどう進めてるんですか?

せき:素材となるものをふたりでバーっと作って、映像なら私が編集する。今回の本は平面なので9割くらい野口さん。わたしも数ページ担当しましたけど、たたき台は野口さんが作ってくれて、引っ張ってくれました。

野口:9割は言い過ぎですけどね(笑)。

せき:陶器を作るときはあまり関係なくやっていました。純粋に数で半分こ、みたいな。

ーーコラージュの素材を集めた箱があるんだとか。

野口:雑誌やパンフレットの切り抜き、シールとかがいっぱい入った箱があって。データじゃなくて、現物を使ってるんです。お互いに素材がいっぱい入った箱を持ち寄って、ドバーッと出して、使いそうなものをまとめて、個人で作業する時はそれぞれ持ち帰るんだけど、そのときにやっちゃんの素材がわたしのとこに混ざっちゃうことも結構ある(笑)。

せき:わたしたちの制作はVJの延長線というか。

野口:VJをするときは「お道具箱」という素材箱をひとり一個持って行ってるしね。

せき:あまり考えてなかったけど、VJをやってたから自然とこういう感じになってたんです。

ーーonnacodomoみたいなことをやっている人ってあまりいなくないですか?

せき:たしかに。

野口:誰でもできるんだけどね。

ーーこれは僕も含めてだけど、ふたりの作品を見た人は、誰でもできることだと思ってない気がしますよ。「ありものの素材をかわいく見せるにはきっとプロの技があるんじゃないか……?」みたいな。

野口:かわいいと思うものをたくさん集めてただ置いてるだけなんです。

ーーサンプリングですね。

野口:そうです。もちろんグラフィックデザインしたり、絵を描いたりもできるけど、さっきやっちゃんが言ったように、私たちはプロっぽくなりたくないんです。

せき:平面も、映像も、VJも。プロの技を磨くよりかは、自分たちがいかに楽しめるか、面白いと思えるかのほうが大事。一緒にコラボしている陶器のMATKAも同じような感覚があるかなと思います。

野口:「この作品は売れるから量産してほしい」と言われても、それはやりたくない。大人だし、本当はそういうことをしなくちゃいけないんですけど、……やっぱりやりたくないので。なのでonnacodomo(女子供)なんですよ。後付けだけど(笑)。

大島弓子とツインピークス

ーーそういえばonnacodomoってチーム名の由来はどこからですか?

せき:言い出しっぺは2018年まで3人組で一緒にやってたDJ Codomoくん。彼はそのとき、Buffalo Daughterの山本ムーグさんと「DJ大人とDJ子供」というDJユニットをやってて。映像のユニットもやりたいから「onnacodomoでどう?」って提案してくれたんですよ。

ーーちなみに、ふたりの出会いは?

野口:大島弓子です。

せき:共通の友達がいて。最初はEメールで文通してたよね(笑)。

ーー美大の同級生とかじゃないんですか?

せき:違うんですよ。知り合ったのは22歳とか。

ーーEメールとかが一般的になってきた時期ですよね。たしか野口さんは東京出身ですよね?

せき:わたしも東京出身です。だけど、最初はなんのつながりもなかったんです。ただ共通の友人がいて、お互い大島弓子が好きだからって繋げてくれました。野口さんには当時、女友達がいなかったそうです。共通の友人も男の子で、わたしなら気が合うと思う、みたいな感じで紹介してもらって。野口さんは今はものすごく社交的だけど、昔は全然違った……。

野口:友達が全然いなくて。女の子の友達とどう接していいかわからなかったんですよ。そういうことは全部やっちゃんに教えてもらいました。

せき:初めて2人で遊んだ時に代官山あたりをうろうろしてたんですよ。歩き疲れたから「お茶でもしない?」って言ったら、「そうだね」って自販機に行っちゃって(笑)。

ーーカフェでお茶を飲むという概念がなかったんですね。

野口:わたしは覚えてないんですけどね。でも確かにやっちゃんと知り合うまではそういうことをしたことがなくて。

せき:野口さんは多摩美出身で当時の友達もいっぱいいるんですけど、どの子も学生時代じゃなくて卒業してから知り合ってるそうです。

野口:そうですね。知ってはいたけど、友達ではなかったです。あの頃は「友達なんか1人も作らない」と思っていたし、そもそも1人が大好きだった(笑)。

ーーちなみに大島弓子のどの作品が好きですか?

せき:「ダリアの帯」ですね。

野口:わたしが一番最初に読んだのは「綿の国星」です。

せき:あー、「綿の国星」もいいですよね。やっぱり全部好きって書いておいてください(笑)。わたしたちが共通でずっと好きなものって大島弓子と「ツイン・ピークス」かも。

ーーonnacodomoさんの作品に大島弓子と「ツイン・ピークス」が入ってるのは納得できます。大島弓子さんの作品はファンタジーだけど現実的なテーマが入ってて、読んでるとグサッと胸に刺さることがあります。かわいさもあるんですけど。

onnacodomo:うれしい!

せき:すごく的確ですね。大島弓子もツインピークスもドリーミーに見えてすごく現実的かもしれない。言われてみるともわたしたちもそういうスタンスだし。

野口:大島弓子で思い出したけど、わたし、大人になるまでガーリーなものが苦手だったんですよ。メンズライクな服しか着てなかったし、ランドセルも黒だったし。ちっちゃい頃からピンクと赤を身につけてなくて。髪は長かったけど、男の子みたいなルックスでした。やっちゃんに出会って、やっとガーリーな文化を許容できるようになったというか。

せき:きっかけはソフィア・コッポラだよね。

野口:うん。「ヴァージン・スーサイズ」を見たことも大きかった。だんだんピンクや赤も受け入れられるようになりましたね。

知り合って「一緒に遊ぼう」と話す前に、「一緒に展示しましょう」みたいなことになった

ーーせきさんはどんな青春時代だったんですか?

せき:わたしは普通でしたよ。女子校出身だったから女の子の友達もいっぱいいたし。でもど真ん中ではなかったです。常に引いたところから客観視してる。誰とでもうまくやってました。

野口:……ずるい(笑)。

せき:要領は良かったかも。その、共通の友達に「野口さんに女友達がいないから(友達に)なってよ」と言われて、実際に会っても、特別に変わった人とも思わなかったし。

野口:変わり者の友達多いもんね(笑)。

せき:確かに……。自分で言うのもあれだけど、たぶん要領が良くて、許容範囲も広いからか、いろんな友達に恵まれました。でもわたし自身も誰かとずっと一緒にいられるタイプじゃなくて、ある程度、距離感がある人のほうが友達として付き合うのは楽なんですよね。野口さんも同じスタンス。常に自分の陣地から話しかけてるような感覚というか(笑)。

ーーおふたりの付き合いはかなり長いですよね。

せき:onnacodomoとしても長いし、その前に2人展もやってるんですよ。22歳のときに、電力館で。知り合って割とすぐだよね。

野口:やっちゃんがまだ大学生で、わたしは卒業したてくらいのときです。知り合って「一緒に遊ぼう」とか話す前に、「一緒に展示しましょう」みたいなことになったもんね。

せき:わたしも学校に馴染んでいたわけでもないから、創作する人は学校外で見つけようとしてたかもしれない。

野口:2人展の時はわたしはドローイングだったな。

せき:わたしも絵だったけど、まだ学生だったし、いろいろ定まってなかったかも。モビールとかも作ってたし。映像を作り始めたのは卒業してからなんですよ。それまではふわふわした感じでいろいろやっていました。

ーー当時はスマホも普及してなかったし、今より映像作品を作ることが難しかったですよね。

野口:そうね。でもわたしたちが使ってたのはビデオカメラと三脚だけ。最初は1台でミキサーもなかった。やってることもシンプルだったよ。カメラの下で本をめくったり、ジェリービーンズを揺らすだけとか。このスタイルはCodomoくんが提案してくれたんですよ。タワレコとかに行くとモニターにnow playingが出てるじゃないですか。あれってレジの横にカメラがあって、その下に今かけてるCDを置いてるだけですよね? それを見て「これでVJができる」って思ったことがきっかけみたいです。そのアイデアだけ。

せき:あとミシェル・ゴンドリーとかめっちゃ流行ってた頃で、わたしたちがそれに乗ったわけじゃないけど、新しいアイデアで映像を作る人がいっぱい出てきた時期だったんです。わたしは卒業制作で映像を作ってから映像の仕事をしてたのでCodomoくんが声かけてくれました。

野口:最初はCodomoくんとやっちゃんの2人組だったんです。その頃、わたしはバンドをやってて、Codomoくんとは一緒のイベントに出たときにわたしのバンドでVJをしてくれたことがきっかけで知り合いました。バンドではドラムだったから、リズムに合わせて何かを動かしたり、叩いたりすることはできたから、それで声をかけられて、一緒にやることになったんですよ。

せき:Codomoくんと私だけの時代に急遽、Buffalo Daughterのリキッドルーム公演でVJをすることになったんです。しかもオファーが直前で、別の用事があって行けなかったんですよ。たしか旅行とかだったと思うんだけど。それで野口さんにピンチヒッターをしてもらいました(笑)。

野口:VJなんてしたこともないし、バンドでもリキッドルームなんかやったことなくて。友達のイベントに出る程度だったから(笑)。でもなんとなく「いいよ」って快諾しちゃったんですよね。

せき:最初の頃はわたしたちにとってonnacodomoは遊びの延長だったんです。それが、Buffalo DaughterのVJがきっかけで野口さんに入ってもらって、ちゃんと始まったという感じです。

野口:誰でもできることやってたから、わたしも入れた感覚でした。

ーー活動していく中で、技術を向上させていくモードになったりしなかったんですか?

野口:それがないんです。もちろん人間だし、普通にやっていると技術を高めたくなるけど、それは違うって自分たちに言い聞かせてたところもあるのかも。だから機材も始めた頃とほとんど変わってなくて、途中でミキサーを買ったくらいです。でもフェーダーしか使わないかな。いろんな機能はついてるんですけど、なるべくそういうのは使わない。それは3人の共通意識でしたね。

せき:どうしても使っちゃうんですけどね(笑)。

野口:でも使っちゃったときは落ち込むんだよね。

せき:「ちょっとやりすぎじゃない?」って横から言ったり。3人のときのほうがよりその線引きは徹底してましたね。

onnacodomoは趣味。好きなことしかしない

ーーふたりはonnacodomo以外にも個人でたくさん仕事をされていますが、作風などはどのように分けているんですか?

せき:個人の仕事のときは、プロの技術を使ってしっかり仕事をすることも大事にしています。でも、最近 はonnacodomoとして受ける仕事が増えてきて、私はそれだけで時間的に精一杯なとこもあります。始めたときは仕事になるとは思ってなかったもみなかったんですけど。

野口:でも最初は辛かったんですよ。始めた頃はカラーの違う仕事が迷い込んできてしまうこともあって。onnacodomoはもともとのスタートが趣味だから、仕事になることで、作ったものに何か言われて、変わっていくことが精神的にも辛くて。だから一度、自由にやらせてもらえる案件以外は、onnacodomo名義でのお仕事をお断りしてた時期もあったんです。

せき:近頃は私たちの作風を知ってもらって「自由にやってください」というオファーが増えたので、それはすごくありがたいです。

のん-ナマイキにスカート

ーー自分を表現していくことは大事ですね。

せき: 2018年にしっかり個展をやってから、そういうオファーが増えた気がします。ミュージシャンがアルバムを作らないとライブやイベントに呼ばれないっていうのと似てるかも。仕事だけじゃなく、MATKAとのコラボ陶器も始まったり、本も作ったし、いろんなところに活動の場所が広がってきた感じです。

野口:周りや流れに恵まれて活動してきたけど、2022年は自分たちでもどんどん動いていきたいですね。「STILL IMAGINE」をきっかけに、BOOKMARCでまた展示もするので、新作も作っています。グッズや作品もたくさん作ったので、行ったことのない場所に本と作品をもって行きたいなとも思ってます。

onnacodomo
『STILL IMAGINE』
TANG DENG 刊

税込4,620円

2022年4月1日(金)発売

<onnacodomo 初作品集刊行記念フェア>

2022年3月31日(木)まで
代官山 蔦屋書店 2号館 1Fアートフロア
渋谷区猿楽町17-5
9:00-21:00
※代官山 蔦屋書店にて『STILL IMAGINE』先行発売中

2022年4月2日(土)〜13日(水)
BOOKMARC
渋谷区神宮前 4-26-14
03-5412-0351
※初日4/2(土)18:00〜20:00までオープニング・レセプションとサイン会を開催

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