日向坂46・金村美玖 センターを経験して感じた孤独と成長「横にも前にもメンバーがいなくなる瞬間になぜか自分が一人だと感じることがあった」【『日向坂46ドキュメンタリー映画第二弾』公開記念インタビュー】

現在公開中の日向坂46ドキュメンタリー映画第二弾「希望と絶望 その涙を誰も知らない」はグループにとって念願の「東京ドーム公演」開催に至るまでの道のりの中、コロナ禍での活動の制限と環境の変化、体調不良による相次ぐメンバーの活動休止など、降りかかる数々の困難にもがき苦しみながら懸命に立ち向かうグループとメンバーの知られざる姿を記録した作品。前作のドキュメンタリー第一弾『3年目のデビュー』に続き、竹中優介監督が今作を手掛ける。

        

今回、TV Bros.WEBでは映画公開を記念して、金村美玖河田陽菜上村ひなの、3人のメンバーのソロインタビューを3日連続で公開

日向坂46ドキュメンタリー映画第二弾
『希望と絶望 その涙を誰も知らない』3日連続特集


DAY1 金村美玖 インタビュー
DAY2 上村ひなの インタビュー   
DAY3 河田陽菜 インタビュー

1日目に登場するのは金村美玖。金村は2020年10月にファッション雑誌「bis」のレビュラーモデルに抜擢され、2021年1月には芸能人・著名人がさまざまな分野での才能を競うバラエティ番組『プレバト!!』(TBS系)に出演し、スプレーアートの分野で「才能アリ」第1位に輝き、その芸術的センスを高く評価され話題に。8月には川谷絵音率いる5人組バンド・ジェニーハイの楽曲『夏嵐』のMVに出演し、ソロダンスを披露。2021年10月には日向坂46・6枚目のシングル『ってか』でセンターを務めた。

グループ内でも、個人の活動でも大きな成果を残した金村はこの2年の経験と成長をどのように感じているのか、今後の目指す目標とともに今の心境を語ってくれた。 (インタビューの最後には直筆サイン入りポラの抽選プレゼント企画も実施中。詳しくは【プレゼント情報】欄をご覧ください。)

      

取材・文/編集部
撮影/倉持アユミ

【Profile】
金村美玖(かねむら・みく)
●2002年9月10日生まれ、埼玉県出身。2017年8月13日に『けやき坂46 追加メンバーオーディション』に合格し、けやき坂46の二期生としてデビュー。

                 

「プレバト!!」出演、PV出演…
個人活動の飛躍で感じた手応え


━━金村さんはグループの中でもこの2年間で特に個人としても飛躍したメンバーの一人だと思っていて。ご自身ではこの2年間の成長や手応えをどのように感じていますか?

金村 美玖(以下、金村):そうですね…。「私が飛躍した」というより、この2年間で「いろんな経験をさせていただいた」という気持ちが大きいです。そうやって機会を与えていただいたことの全てが、自分にとって新しいことばかりでした。それまでもライブやテレビ番組の収録など色んなことを経験させていただいて、最初のうちは分からなかったことも徐々に慣れてきて、少しずつ自信を持ち始めたタイミングに、また新たに絵を描かせていただいたり一人で踊らせていただくお仕事をやらせてもらって。

緊張することがまた増えて、震えることもあったんですけど、それを乗り越えてからはもっと強くなれたと感じます。特にこの1年間で一気に経験値がついたと感じていて、いろんな活動への意欲がより高まり、活動の幅も広がったんじゃないかなと思います。

            

ジェニーハイ「夏嵐」

        

━━以前まで緊張していたことが今は慣れ始めていると感じるのは、どんな瞬間ですか?

金村:生放送の番組はいつも緊張してしまって、本当に苦手だったんです。生放送の音楽番組や情報番組に出演しているときに「これが今、放送されているんだ…」と考えてしまうとテンパって言葉が何も出てこなくなってしまっていたんですけど、先輩方に「とりあえず楽しむといいよ!」というアドバイスをいただいて。事前にたくさん考えてから番組に挑むというより、あまり重く考えすぎず、その場を楽しむことを大事にして臨むと、実際に慣れていくのを感じました。

 

                          

               

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