オトナっぽさとあどけなさが入り混じる、魅力あふれる18歳 吉田あかりにスペシャルインタビュー

前回の登場から約1年。1ST写真集も発売し、ひと皮むけ、大人の色気が増した吉田あかりが再びTV Bros.に登場! 大好きな音楽や漫画の話に今後の夢やラストティーンの意気込みまでたっぷり語ってくれました。また、サイン入りチェキプレゼントも実施! 詳細は記事の最後をご覧ください。

取材・文/大久保和則
撮影/カノウリョウマ
スタイリスト/武久真理江
メーク/市嶋あかね

 

 

◆小さい頃から音楽が好きなのは、私を救ってくれたから。今、ハマっている音楽は……

 

──前回、TV Bros. WEBに初登場してくれた時に、小学校高学年の時にニコニコ動画のネットラッパーさんにハマったことがきっかけでヒップホップ好きになり、その後は大の音楽好きだったお父さんの影響で過去のヒップホップも聴くようになり、最近はキングギドラにハマっているという話をしてくれました。

「最初に自分の意志で聴くようになったのは、小学6年生の頃です。これはあんまり話したことがないんですけど、当時の私は学校でいじめられていたんです。その時に、ニコ生で電波少女さんやDAOKOさんのネットラップに出会って救われました。早い段階でスマホを持たせてもらっていたので、同級生より早くインターネットの世界を知りました。もともと人と違うことをするのが好きで、みんなの知らない世界を先に知れたことはうれしかったです!」

 

──その中でも特に、キングギドラが好きになった?

「大ファンになりました。よく聴くのは、『スタア誕生』。残酷だけど、リアルなストーリーだなって思います」

 

 

──最近、ヒップホップ以外にハマっている音楽は?

「GEZANや踊ってばかりの国です。バンド系を好きになったのは、川谷絵音さんがきっかけで、ゲスの極み乙女やindigo la Endを聴いていました。そこからサカナクションやキュウソネコカミ、神聖かまってちゃんなども聴くようになりました。バンドじゃないですけど、大森靖子さんも大好きです。大森さんのMVに出るのが夢で、大森さんのMVに出てくる女の子って、みんなかわいくて、でも寂しそうで、守ってあげたくなる不思議な魅力を持っているんですよね」

 

──大森さんがプロデュースしているMAPAも最高なので、ぜひ聴いてみてほしいです。

「そうなんですね! さっそく帰りに聴いてみます!」

 

──洋楽は、あまり聴かないんですか?

「最近、映画の『シド・アンド・ナンシー』が大好きで、シド・ヴィシャスの『マイ・ウェイ』をよく聴いています。シドとナンシーは、憧れますね。ボニーとクライドとかハーレイ・クインとジョーカーとか、2人で最強な男女に憧れます」

 

 

◆「私ももっとお芝居したい」そう思ったのは、あの作品! 「どこか儚くて、でも美しい人を演じてみたいです」

 

──音楽以外で、最近ハマっているものは?

「最近、『NOBERU-演-』というマンガを読み返しました。子役ブームが起こっている世界で、親が自分の子どもを使ってお金儲けをするストーリーなんですけど、勝ち組と負け組が逆転する人間模様とか、多重人格みたいな登場人物とか……。絵もすごく好きで。夏の終わりに時間があった時におうちで読み返して、『私ももっとお芝居したいな』って思いました」

 

──マンガは、ほかにどういう作品が好きですか?

「矢沢あいさんと岡崎京子さんの作品が好きです。矢沢あいさんは、最初に『Paradise Kiss』の実写映画をテレビで見て、ファッションが大好きになりました。それから原作を読むようになって、『NANA』ではバンドメンバーの関係性にイライラしたり、共感したり。岡崎京子さんも最初は『ヘルタースケルター』の映画を見て好きになって、『リバーズ・エッジ』や『チワワちゃん』を読みました。次は『pink』を読もうと思っていて、すごく楽しみです。美しい中にも毒があるものが好きなんですよね。その人の闇と光の両方が出ているのが素敵だなって、女性としての強さを勉強させていただきました」

 

merry jenny・jouetie・peewee close

 

──さらっとしたものではなく、ガツンと突き動かされて、胸がかきむしられるような表現が好きなんですね。そういう表現に刺激を受けて生きていきたいというか。

「その通りです! どんな役をやりたいかという質問をされたら、『青春キラキラ系よりも、繁華街ドロドロ系がいいです!』とずっと答えています(笑)。もちろん学園モノのヒロインも演じてみたいんですけど、普通に生きていたら出会わないような人、どこか儚くて、でも美しい人を演じてみたいです」

 

 

◆目の前のことをがむしゃらにがんばって20歳の私へバトンタッチ。「ラストティーンはぶちかまします」

 

 

──2022年もあと少しで終わりですが、ここまではどんな一年になりましたか?

「今年は、脱皮した一年だったと思います(笑)。去年のインタビューでは、ウキウキしながら『今年はやっとスタートラインに立てました!』と、お話しましたが、実際には今が本当のスタート地点だと思います。今を乗り越えたらきっともっと明るい未来があるなという気持ちです。それぐらい、今年はすごく大事な一年になったのと同時に、友だちや家族、いつも支えてくださるスタッフさんに改めて感謝できた年になりました。今までは、一人で突っ走るぞって活動してきたんですけど、周りの方々のありがたさや大切さに気づいて、私は一人じゃないんだなって。周りのみなさんに本当に助けられているので、早くもっとキラキラする存在になりたいです」

 

 

──2023年は、どんな1年にしたいですか?

 

「来年は、ぶちかましたいです(笑)。ラストティーンの年になるので、グラビアももっとがんばりたいし、ドラマにもたくさん出演したいし、モデルとしてランウェイも歩いてみたい。夢がいっぱいあるんですけど、目の前のことをがむしゃらにがんばって、刺激を受けながら20歳になる自分にいいバトンを渡したいです。新しいこととしては、趣味でもいいので本格的にDJに挑戦してみたいなと思っています。今も、スマホでプレイリストを作る時につながりやすい流れにして、DJミックス的な感覚で作っています。本当に、まだまだ楽しみなことばっかりです!」

 

 

<プロフィール>

吉田あかり
2004年1月2日生まれ。東京都出身。「JELLY」(文友舎)専属モデル。
2021年公開映画「ペテロの帰り道」で映画初出演にして初主演を務め、その後、連続ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」でレギュラー出演を果たすなど、ドラマ・映画・バラエティーなどで幅広く活躍中。
夢だった1st写真集、「青い果実」(幻冬舎)が10月27日に発売された。タイトルの由来である「青い果実」について、「まだ熟していない私が、ここからもっときれいになっていく過程をみなさんに見ていただきたいです!」と語った。今後の彼女の更なる活躍に注目。

 

【プレゼント情報】

吉田あかりさんのサイン入りチェキを抽選で各1名様にプレゼント!

吉田あかりさんの直筆サイン入りフォトを会員限定、抽選で各1名様にプレゼント。ご希望の方は pipipi@tokyonews.co.jp 宛に、 件名に「吉田あかり・プレゼント」、本文に「①郵便番号・住所 ②氏名 ③年齢 ④TV Bros.WEB 有料会員登録時のメールアドレス ⑤取り上げてほしい番組・映画・本などの作品やタレント名」を明記の上、ご応募ください。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。 ご応募締め切りは2022年12月4日17時まで。

 

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