ヒャダインと愛猫ポンちゃん【ネコブロスWEB版】

TV Bros.WEBの連載『久保みねヒャダこじらせブロス』でもお馴染み、ヒャダインさん。
11月25日(いいニャンコの日)発売の『ネコブロスvol.2』の誌面では、愛猫のポンちゃんの惚気話を披露してくれています。
発売を記念して、一部未掲載トークを公開! さらなる惚気話はネコブロス本誌をチェックして!

※『ネコブロスvol.2』(2021年11月25日発売)に掲載されたインタビューの別バージョンです。長編は本誌でご覧ください。
※本記事は1カ月限定配信となります。

取材&文/前田隆弘

『ネコブロスvol.2』発売記念特集 記事一覧はこちら
https://tvbros.jp/pickup/2021/11/22/20584/

ーーヒャダインさんの愛猫、シンガプーラのポンちゃん。出会いは8年前、日本テレビ系の情報番組『PON!』がきっかけでした。

「2011年ごろからテレビに出る仕事が忙しくなって、怒濤のような日々が続いて、2012年でいったん落ち着いたときに『なんだか疲れた。支えが欲しい』と思うようになって。それで『そうだ、猫を飼おう』と思い始めたんです。そんなときに『PON!』にゲスト出演したんですよね。興味のあることのトークとして種類違いの猫を連れてきてもらったんですけど、3匹いた中の1匹が生放送中でもピョンピョン飛び跳ねて、アナウンサーを心配させるくらい元気だったんですね。それでその猫に出会った瞬間、一目ぼれしまして。その日にブリーダーさんと契約をして、そのままタクシーで連れて帰りました。突然決めたことで何の準備もしてないから、ブリーダーさんがくれたカゴに入れて。『PON!』で出会ったから、名前はポンちゃんです」

 

ーー猫を飼ったのはポンちゃんが初めて?

「小学5年生のときから実家で猫を飼っていまして。それがすごく長寿な猫で、20歳くらいまで生きたんですよ。ポンちゃんに出会ったのは、その猫が亡くなって少したったくらいのタイミングだったんです。だから改めて『猫っていいもんだな』という気持ちを思い出しました」

ーー実家で飼っていたことがあるとはいえ、東京で一人暮らしするようになってからは、猫のいる生活は初めて。それまでの生活とどう変わりました?

「ポンちゃんが家に来てからは、待っている存在がいると思うだけで、帰るのが楽しくなりましたね。生活も猫ファーストになって、夜更かしをしなくなりましたし。こっちの生活リズムが乱れると、猫もそれに付き合わされることになるので、それから規則正しい生活にするようになりました」

 

ーー規則正しいといえば、今年のお正月はポンちゃんのおかげで、初日の出を見られたらしいですね。

「最近、自動猫トイレを使い始めたんです。それを使ってると、いつおトイレをしたかの通知が来るんですよ。そのログを見ると、いつもだいたい午前4時半くらいにおトイレするみたいで。で、おトイレすると、”うんこハイ”になって、起きろ起きろと騒ぐので、それで5時くらいに起こされることが多いですね。”うんこハイ”のおかげで初日の出を見られました」

 

ーーヒャダインさんとポンちゃんの関係って、あえて言葉にするならばどうなるんでしょう。恋人? あるいは子供? それとも友達?

「そういうの、みんなそれぞれの関係性があって面白いですよね。僕はポンちゃんにとって”お兄さん”なんです。『お兄さんもう寝ますよ、ポンちゃんはどうすんの?』みたいに言ってます。僕が生んだわけではないから、親ではない。”育ての兄”だと思っています。血縁関係のないお兄さんです。引き取ったときから、そのことは意識していて。ずっとその距離感でいたいと思いますね」

ーー普段はなかなか抱っこさせてくれないというポンちゃん。そんなポンちゃんを抱っこするチャンスがあるらしいのですが……。

「僕が作った曲に仮歌を入れているとき、めちゃくちゃ寄ってくるんですよ。いつもと全然違って大きな声で歌っているので、『何かあったんじゃないか?』と心配してくれているみたいですね。頭をぐりぐりぐりぐり、僕の足にこすりつけて『大丈夫? 大丈夫?』と心配してくれる。そのときだけ、ちょっと抱っこさせてくれますね」

 

ーー一人でいられる強さを身に付けたから、一人でいるのがいい……という考えを持つヒャダインさん。でも実はポンちゃんがその支えになっている?

「人と暮らさない自分、人といない自分、人に頼らない自分という強度を高めて、今の自分があるんですけど、それでも家に生き物がいないと、ふさぎ込んでいたりしたのかもしれないです。『一人でいる』といっても、なんだかんだ実はポンちゃんがいるから……というのは大きいですね。一緒に暮らし始めて8年になりますけど、かわいさが常に更新されています。『あの頃が一番かわいかった』というのが全然なくて、びっくりするぐらい今この瞬間が一番かわいいですね」

ヒャダイン
音楽クリエイターとして様々なアーティストへ楽曲提供する傍ら、タレント活動を行う。初の書籍『ヒャダインによるサウナの記 2018-2021̶良い施設に白髪は宿る̶』が発売中。

Twitter:@HyadainMaeyamad
Instagram:@hyadain_maeyamada

 

投稿者プロフィール

TV Bros.編集部
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