デビューから1周年を迎えた女性ボーカルグループ「et-アンド-」が、新曲『夏海月』をリリースした。「なつくらげ」と読むこの曲は、新たな夏を迎えるワクワクで眠れない夜を過ごす女の子の、不安や希望やドキドキが入り混じる不思議な浮遊感を描いたサマーチューン。4人それぞれの個性が織りなす、夏らしく爽やかなこの新曲について、聴きどころや裏話を、さらに「眠れない夜の過ごし方」などを語ってもらいました。
インタビュー・文/浅井加枝子 構成/和田恵実
野島樺乃
(のじま かの)
2001年9月6日生まれ
愛知県出身
栗本優音
(くりもと ゆい)
2005年3月29日生まれ
東京都出身
モラレスきあら
(もられす きあら)
2001年10月5日生まれ
香川県出身
山崎カノン
(やまざき かのん)
2000年9月19日生まれ
北海道出身
それぞれが持っている個性が
ひとつになった『夏海月』です。
――まず、『夏海月』ってどんな曲?
野島 『夏海月』は、「線香花火」とか「カピスシェル」とか「青」というような言葉と、涼やかで軽快なサウンドの、かわいくて気持ちのいい夏曲です。そして実は私たち4人が初めて歌詞に携わった楽曲なんです。最初に曲をいただいて、それぞれが自分の歌うパートの部分の歌詞を書いたんです。「夏っぽく、そしてかわいく、女の子の日常的なイメージで」というコンセプトは決まっていたんですけど、歌詞を持ち寄ったらみんな言葉の個性が強くて、「これ、ひとつにまとまるの?」っていう感じだったんです。でも歌ってみると「あれ? なんかいいんじゃない?」って(笑)。個性的だけどひとつにまとまる、まさに私たち「et-アンド-」そのもの!
モラレス そうそう、なんとかまとまった。というかまとめていただいた(笑)。私は「夏」と聞くと「青い海と太陽」のイメージがあるので、明るく元気な夏を歌詞に入れました。結構みんな夏のイメージが同じようで違っていて、そこは面白いよね。
山崎 元気だったり感傷的だったりね。『夏海月』には、「夏」を感じる言葉やサウンドが入っていて、聴く人それぞれが思う「夏」を楽しめる楽曲だと思います。
栗本 そして曲調もかわいいんですよ。リズムも自然に口ずさめる感じで軽快! 散歩しながらでも気持ちよく聴けそうです。私は現役女子高生なんですけど、この自然にかわいい感じは女子高生ウケもしそうだなって思います(笑)。
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