6月17日公開映画『恋は光』2日連続特集【記事一覧】

6月は祝日がないし、雨が降ってるから外に出る気がしない。だけど今年の6月はすごく良い新作映画が控えていて、雨脚が強かろうが多少雨に濡れようが、必ず映画館で観たい作品がある。その一つが6月17日公開の映画『恋は光』だ。

      

今作は恋をしている女性が「文字通り光輝いて視える」という特異体質を持った文系男子大学生・西条(演:神尾楓珠)と彼を取り巻く3人の女子大学生がそれぞれの「恋」に悩む物語。あらゆる恋愛映画にありがちな展開を排し、個性豊かな登場人物たちが「恋」についてひたすら議論に議論を重ね、思考を深めながら物語は展開していく。

映画『恋は光』本予告

その中でも注目すべきは神尾演じる主人公・西条と、その西条の小学生の頃からの幼馴染・北代(演:西野七瀬)の関係性だ。恋愛映画における「幼馴染」という設定を聞くと、その関係性やお互いを想う感情、あるいはセリフなんかまで予想できる人もいるかもしれない。だが今作における西条と北代の関係性や会話の空気感はすごく独特で、今までどんなジャンルの作品でも観たことがない男女の空気感がある。今作で注目すべきポイントは他にも多くあるが、この絶妙な関係性を生み出した神尾と西野による掛け合いの芝居は、ぜひスクリーンで確認してほしい。     

              

そして今回、TV Bros.WEBでは映画『恋は光』を2日連続で特集。主人公・西条を演じる神尾楓珠、北代を演じる西野七瀬のそれぞれの単独インタビューを前後編に分けて公開する。またインタビューでは今作が梅雨時期に劇場公開されることにちなんで「雨」にまつわる質問も聞いた。それぞれの個性が光る雨トークもお楽しみいただきつつ、今作をより楽しむための一助になれば幸いだ。

       


記事一覧

DAY1.前編  6月11日公開
神尾楓珠『恋は光』インタビュー 雨男だった過去を告白「僕のテンションが上がってくると何故か雨になる」

【Profile】
神尾楓珠(かみお・ふうじゅ)
●1999年1月21日生まれ。東京都出身。2015年、24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』で俳優デビュー。2019年にはTVドラマ『左ききのエレン』で連続テレビドラマ初主演。主な出演作は、ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』、『顔だけ先生』、映画『HiGH&LOW THE WORST』(19)、『転がるビー玉』(20)、『私がモテてどうすんだ』(20)、『ビューティフルドリーマー』(20)、『樹海村』(21)。2022年9月からは舞台「劇団☆新感線 薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」に出演。 

       

          

DAY2.後編  6月12日公開
西野七瀬『恋は光』インタビュー 雨の日でも「傘を持たないから、いつも友達の傘にいれてもらいます(笑)」

【Profile】
西野七瀬(にしの・ななせ)
1994年5月25日生まれ、大阪府出身。2011年に乃木坂46の第1期メンバーのオーディションに合格し、デビュー。17年に映画『あさひなぐ』(英勉監督)で主人公を演じ、18年末に同グループを卒業。以降、数々の作品に出演。主な出演作にドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」、「あなたの番です」、「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」、「ホットママ」、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」、「言霊荘」、「恋なんて、本気でやってどうするの?」、映画出演作に、『一度死んでみた』、『鳩の撃退法』、『あなたの番です 劇場版』などがある。『孤狼の血 LEVEL2』(21/白石和彌監督)では、日本アカデミー賞の優秀助演女優賞および新人俳優賞を受賞した。

                      


【映画情報】

『恋は光』キービジュアル

『恋は光』

2022年6月17日(金)より全国公開

脚本・監督:小林啓一
原作:秋★枝「恋は光」(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)
出演:神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか、伊東蒼、宮下咲、花岡咲、森日菜美、山田愛奈、田中壮太郎

©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会


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