着実にステップアップを図っているビスケットブラザーズの挑戦【2022年4月連載「これから芸人百景」第10回ビスケットブラザーズ】
注目のお笑いコンビを紹介する『OWARAI Bros.出張版これからの芸人百景』第11回は、マユリカ。
水着写真集が爆売れ、昨年の『M-1グランプリ 敗者復活戦』での漫才が注目されるなど、ネクストブレイクが期待されるおふたりに、今の活躍や芸人仲間についてについて、3歳からの付き合いだというふたりの関係性についてなど聞いた。
企画・構成/竹村真奈 村上由恵(タイムマシンラボ)
取材・文/高本亜紀 撮影/大槻志穂
■不運が続いて泣きわめいた一昨年
――芸人仲間やスタッフから、ものすごく愛されている印象があるのですが?
中谷 愛されてるかどうかはわからないですけど、いろんな方にお世話になってますね。
阪本 ありがたいです。例えば見取り図さん、ロングコートダディさん、ニッポンの社長・辻さん。
中谷 吉田たちさんとかもそうです。
阪本 ロングコートダディさんがYouTubeでやってた『ゲーム念仏』に出させてもらってから、ファンの方が僕らのことも好きって言ってくれるようになったりして。
中谷 その後、見取り図さんのYouTubeっていう巨大メディアに出させてもらって、またファンの方に好きになってもらったりもするので、みなさんに広めてもらっている感じはあります。
阪本 みなさんに助けてもらってますね。
中谷 『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)も、僕らは最初、Podcastの存在を全く知らんかったんです。けど、ラジオ関西の社員さんがやりましょうって声をかけてくださって始められたので、人の縁をほんまに感じますね。
阪本 ほんまに、みなさんさまさまです。
――ただ、一昨年くらいまでは不運も多かったですよね。
中谷 たしかに1年くらい、いろんなことが立て続いてありましたね。特に僕が賞レース前に濃厚接触者になってしまったのは、ほんまにイヤやったというか。
阪本 電話をかけてきた中谷が「なんでこんなことになったんや!」って泣きわめいてるのを聞いたら、逆に僕は笑けてきましたけど。
中谷 阪本には迷惑をかけたし、どうしても獲りたかった賞やったんで泣いてしまいました。
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