上坂すみれが愛してやまないものをハードコアに語る連載「すみぺは〜どこあ♡」。 デヴィッド・ボウイ、秋葉原、ハロー!プロジェクト、プロレス、運動と回を重ねた連載も無事に年を越しました〜! 新年一発目は、上坂さんの愛するサンリオキャラクター「ポムポムプリン」くんと同化しながらプリンくんへの愛を語ります。2022年も「すみぺは〜どこあ♡」をよろしくお願いいたします♡
取材&文/南波一海 撮影/tAiki ヘア&メイク/北川恵(クララシステム)スタイリング/佐野夏水
――新年1回目のお題は「サンリオ」です! 今回は、サンリオキャラクターのなかでも上坂さんが特に愛しているというポムポムプリンの擬人化をイメージしたコーディネートになりました。
気づいたらプリンくんとお揃いのおひげのようなものが書かれていましたが、お揃いコーデができてうれしいです。私はサンリオが大好きなのですが、なかでもポムポムプリンが圧倒的に一番好きなんです。ちなみに小さい頃はコロコロクリリンというハムスターのキャラが好きでした。地元のデパートのサンリオショップにはクリリンがたくさんいたんです。昔、ハムスターブームがあったじゃないですか。
――『とっとこハム太郎』とかで。
そうです、そうです。でも、最近はあんまり姿を見かけなくてさみしいです。もしかしたら地方の営業が多いのでしょうか?
――地方営業(笑)。上坂さんのサンリオへの入り口はコロコロクリリンですか?
はい。そうですね。でもプリンくんは、たくさんのキャラクターがいるなかでもずっと活躍されていて。(持参した上坂さん私物の『ポムポムプリン大百科』を読みながら)これによると、プリンくんは96年に犬キャラのデザインコンペで生まれたキャラクターらしいです。コンペで優勝したんですね。
――そんなリアルなことが書かれている本なんですね!
「なぜゴールデンレトリーバーとプリンを掛け合わせたキャラクターを描こうと思ったのですか?」「お題が犬というだけだったので、好きなように描きました」と書いてあります(笑)。でも、これがサンリオのいいところなんですよ。きちんとキャラクター誕生の裏導線を教えてくれる。デビューしてすぐ人気者になって、翌年にはキャラクター大賞で1位を獲るんですけど、「でも、どこか他人事のような感じで実感は正直ありませんでした」って。これはデザイナーさんの発言なんですけど、絵のところに書いてるから、まるでプリンくん本人が言ってるみたいなんですよね(笑)。
――すごい本だ……。サンリオを好きになったときにはすでにポムポムプリンは誕生していたんですか?
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