爽やかで、ちょっと切ないSKE48の新曲『あの頃の君を見つけた』が9月1日に発売! ということで新曲選抜メンバーのスペシャルインタビューも3日目。インタビューでは、曲の聴きどころやMVの見どころ、推しどころ、そして裏話なども聞きました。SKE48公式YouTubeチャンネル((60) SKE48 「あの頃の君を見つけた」Music Video/2021年9月1日(水)発売 – YouTube)よりMVをフルで鑑賞できますので、インタビューを読んでからもう1度MVを見ると、かなり楽しめると思います。さらに新曲タイトルにかけて、「あの頃の私に言いたいこと」と「初恋の君」についても。
インタビュー記事は全6回。8月3日~5日、10日~12日に配信します。全部見てねー!
さて今回のメンバーは、SKE48のムードメーカーとなる明るいふたり。でもふたりとも結構シャイだったのね。
撮影/高岡 弘 構成・文/浅井加枝子
©2021 Zest,Inc./AEI
本日のインタビュー・メンバー
熊崎晴香(くまざき はるか)
チームE所属。愛称「くまちゃん」。1997年8月10日生まれ。愛知県出身。
菅原茉椰(すがわら まや)
チームE所属。愛称「まーやん」。2000年1月10日生まれ。宮城県出身。
MVの見どころは「JK熊崎」と「おでこ太陽の菅原」!?
――新曲『あの頃の君を見つけた』の聴きどころ、好きなポイントなどを教えてください。
菅原 曲は歌っていて気持ちいいです。海の風の気持ち良さみたいな感じかな。聴いてくださるみなさんも、きっとその気持ち良さを一緒に感じてくれると思います。
あと歌詞で「今だって好きだ」とか「永遠に好きだ」っていう部分も、菅原的に推しポイントです。「好き」ということに対して一途で、ストレートなところがいいなと思いました。ファンの方が自分で歌うときは、そこの部分、推しメンへのありったけの愛を込めて歌ってほしいな。
熊崎 うん、そこいいよね! ファンの方の前で披露できたときは、心の中で思いっきり叫んでもらえるとうれしい。新曲は、ちょっと切ない青春ソングなんですけど、聴き方によっては私たちSKE48メンバーと、ファンの方との歌でもあるかなと思います。
いつか、何年か経ってからSKE48の曲を聴いて「大好きだったよ」と思ってくれてもうれしいし…。
菅原 そこ、過去形!?
熊崎 いやいや(笑)。ほら「気持ち伝えて」ほしいし、「永遠に好きだ―」って思ってもらえるのもうれしいでしょ! それと「あの頃の君」が私たちSKE48でもいいなって思えるし、聴く人によって捉え方がいろいろになるところが推しポイントです。
――MVでの見どころは?
菅原 沖縄の、信じられないくらい青い海! そして太陽のように輝く私たち! 加えて波しぶきに翻弄される私たち!
熊崎 そして制服と自転車! アイスで乾杯! 青春だねー。好きな人にラブレターを書いたのに、どうしようか迷う美澪ちゃん(研究生で新曲のセンター・林美澪)の横顔! 見どころ満載ですよ。
菅原 菅原は今回初めて、前髪を思いっきり上げてMV撮影に挑んだんですよ。前髪ってアイドルの命じゃないですか。ライブとか劇場公演では前髪を上げていることもあったけど、形に残るMVではいつも前髪を下していたんです。
アイドルらしくしようという気持ちで。それを今回はガッと上げておでこ全開! 輝くおでこで夏らしさを表現しました。
熊崎 どんな表現(笑)。そうか、輝くおでこが太陽なわけか!
菅原 そうそう。だからMVを見たら、海辺のダンスシーンで太陽のように輝いている菅原を見てほしいです。
熊崎 見るよ(笑)。私は美澪ちゃんと一緒に自転車で下校したり、アイスを食べたりと、仲良し同級生の役を青海ちゃん(チームS・青海ひな乃)と演じているんだけど、正直、私と美澪ちゃんの年齢差はひと回りくらい違うんですよ。でも同級生としてみずみずしい笑顔を振りまく「JK熊崎」に注目してください!
菅原 年齢がひと回り違う同級生って、なんかすごいね。
熊崎 ねー。でも一緒のシーンで映る青海ちゃんも、美澪ちゃんの8歳年上だからいいの。熊崎、JKをがんばっていつも以上に笑顔がはじけていると思うので、そこを確認してみてください! 久しぶりに青春しました(笑)。
菅原 ドラマ性のあるMVで、演じている私たちも楽しんだし、きっと見てくださるファンの方も楽しめると思います。あとお天気が雨模様だったのが一気に晴れて…。
――あ、そういえば鎌田さん(チームE・鎌田菜月)がこのインタビューのときに、「雨女は鎌田じゃない、菅原だ」って言ってました!(【TV Bros. WEB】 SKE48 28thシングル『あの頃の君を見つけた』発売記念!「あの頃の私」と「あの頃の初恋」を聞いちゃいました、スペシャルインタビュー 全6回! 第1回は鎌田菜月×末永桜花!)
熊崎 あはは。言われてるー。ここまで広まっていたか(笑)。
菅原 この間、美澪ちゃんからも「菅原さんって雨女なんですよね!」って言われたよ。否定しておいたけど。私のいるシーンで晴れ始めたときに、なっきぃさん(鎌田菜月)はその場にいなかったよ! だから菅原は雨女じゃない。雨女はなっきぃさん!
いつか「SKE48 雨女は誰だ」選手権をやってみたいです。そして菅原となっきぃさん、どちらが雨女なのか決着をつけたい。
熊崎 どっちでもいいよ。ほかのメンバーから見たら、ただ「雨女がふたりいる」だけだから(笑)。
――なんという澄みきった理論(笑)!
熊崎 でもイベントやライブが雨降りだと、「雨に負けないで盛り上げていこう!」って気合が入るからいいよ。ふたりとも大切!
――それでは『あの頃の君を見つけた』にかけて、「あの頃の私に言いたいこと」を教えてください。
菅原 菅原は「女の子っぽくなることに、ちょっと恥ずかしがっていた頃」の私かな。中高生時代、バレー部だったんですけど、その頃は髪型がベリーショートというか、後ろなんか刈り上げで、男の子っぽかったんですよ。女の子っぽいところを捨てていて、男の子っぽい姿に慣れていたから、少し髪が伸びてきて急に女の子っぽくなるのがちょっと恥ずかしかったんです。
でも、「今は二十歳を越えても高い位置でツインテールとかすることもあるけど大丈夫だよー。かわいくすることは恥ずかしくないよー。今は女の子の自分を楽しんでいるよ」って言いたいです。
熊崎 まーやん(菅原)、髪型にこだわる(笑)! 私はいろいろあるけど、1番は「やたら恥ずかしがりやだった小学生の頃」の私に、「自己紹介だけでトイレに逃げるな」って言いたい。
小学生の頃って学年が上がってクラス替えをすると、自己紹介をするじゃないですか。私はみんなの前での自己紹介がめちゃくちゃ恥ずかしくて、いつも直前にお腹が痛くなってトイレに駆け込んでいたんですよ。痛いのは、気のせいなんだけど。
菅原 今は劇場公演の自己紹介で「くまらせちゃうよ!」ってアクション付きで言ってるのに(笑)。
熊崎 そうなんだよね(笑)。だから「自己紹介は勢いだよ」って言ってやりたい。
菅原 そこ、いつも勢いだったんだ(笑)。でもよくその「恥ずかしがりやな性格」でアイドルを目指しましたね。
熊崎 劇に出るときも、1番セリフが少ない役を狙っていたんだけど、明るくて積極的な子が友だちにいて、あるとき「もっと前に出ようよ。セリフの多い役もやってみなよ! できるよ!」って背中を押してくれたんです。それからいろいろ挑戦するようになりました。
挑戦していたら楽しくなって、友だちもいっぱい作ろうって思ったよ。
――なるほど! 鎌田さんが、「SKE48で友だちを作るきっかけをくれたのは熊ちゃん」って言ってました。それと、「熊、ありがとう」って。
熊崎 やだー、かまちゃん(鎌田)。うれしいなあ。もーう、直接言ってよー。
――でも「今いきなり言ったら気味悪がられる」って。
熊崎 確かに気味悪い!ってそんなことない、うれしいですよ。
――では、いろいろシャイだったおふたりの、初恋話を教えて!
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