【新連載 第4回】やま(Kevin’s English Room)のエッセー「言葉とリズムと」 #4 L.A.から帰ってきて思うこと・その2

【短期集中連載/月1回更新予定】

3人組YouTuber「Kevin’s English Room」の一員であり、ミュージシャンmagora(マゴラ)としても活動するやまが、日々思うことを軽やかに綴ります。

第4回は、やまのL.A.滞在記続編。思わず頬が緩む「L.A.で出会ったおもろい人たち」シリーズ第1弾、暴走ウクライナ人ドライバーとの果てしないドライブの行方は……!?

 

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撮影/Kazuyuki Sanada 撮影協力/Amazon Studio Tokyo

 

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プロフィール

やま

YouTuber、ミュージシャン。東京都生まれ。幼い頃より多言語環境で育ち、日仏英の3カ国語を話す。高校時代にフランスへの留学経験があり、大学では第二言語学習/教育を専攻。卒業後は訪日誘客事業に携わる。現在は大学時代の友人2人とともにYouTubeチャンネル「Kevin’s English Room」(※2024年8月現在、登録者数235万人)で活躍中。ミュージシャンmagora(マゴラ)としても活動(※magoraの1stライブレポートはこちらをチェック!) 。11月6日にmagora 1stアルバム『kotohogi』発売決定! また、初のツアー「magora 1st Live Tour “kotohogi”」が11月17日に京都、11月23日に東京にて開催決定!

アルバム、ツアーの詳細は、やまInstagram(magorayama)のこちらから

 

#4 L.A.から帰ってきて思うこと・その2

 

L.A.で出会った印象深い3人

 

前回に引き続き、アメリカ・ロサンゼルスでの1週間を振り返っていきたい。

1つ前のエッセーでは自然について書いた。

人も物も金も移動するが、自然だけは動かない。

だからこそ、その土地まで行ってその土地の自然を体感することに、旅の醍醐味があるという主旨だった。

その土地その土地に合った暮らしと工夫があり、それぞれに過酷な環境で営んでいる生活にこそ心を動かされる美しいものがあるわけで、それを体験することこそが旅の魅力であり、その上一周回って地元の営みを大切に思えたりすることまでが、外に出ていくことの意味なんだろうと、そういう内容であった。

 

今回は人について書きたいと思う。

人は移動する。

どこでどんな人に出会うかというのは全く自分の手ではコントロールできない。

森に行けば森があり、海に行けば海がある。

だがそこでどんな人に出会うかというのはまさに一期一会、それこそ運命としか言いようがないものだ。

僕は出かけた先(じゃなくてもいいんだけどね)で人と話すことが何より好きで、楽しみである。

おそらくもう二度と会わないであろう人と束の間をともにしてひととき繋がり、そして解散することに、深い喜びを感じるのだ。

 

今回は現地で出会った人の中から3人を紹介しよう。

題して「L.A.で出会ったおもろい人たち」である。

 

1人目は暴走ウクライナ人ドライバー。

2人目は涙もろいホテルのフロントレディ。

3人目はマッスルビーチのぼったくりマッチョ店員である。

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