グラビアアイドル・清水あいりが尊敬するお笑い芸人に笑いについての教えを乞う連載「清水あいりにツッコミたい！」。清水と荒川が自分に嘘をつかなくなったことで自分の芸風を見つけたという話で共感し、大盛り上がりだった前回のエルフとの対談。後編となる今回は、エルフのふたりから清水への質問を中心に、荒川が考案した新しい男性へのアピール方法などで盛り上がった。
撮影／佐藤裕之
構成・取材・文／村上由恵（タイムマシンラボ）
＜プロフィール＞
エルフ●荒川（1996年8月30日生まれ、大阪府出身）、はる（1996年6月16日生まれ、大阪府出身）。2016年結成。吉本興行所属。もしもギャルが漫画や映画のキャラクターだったらという「もしもシリーズ」や「ギャルあるある」など完成度が高いネタがSNSで話題に。現在、バラエティ番組でも活躍している。YouTube『エルフのギャルJAPAN』配信中。
自分が面白いと思える現場に居続けることが目標
荒川 清水さんって、ずっとふざけてるじゃないですか。
はる ふざけてはらへんよ。
荒川 いや、ずっとおもろいことしてはるんです。自分が持ってる武器を使って、全員の首を刈ってるから。芸歴は今、何年ぐらいやられてるんですか？
清水 グラビアでデビューしたのが18歳なんで、今年で12年目になります。最初、自分に嘘をついてた時期（前編参照）が23歳ぐらいまで。そのあと、ABEMAさんのバラエティ番組に出ることになって、リハーサルで「え、これ本番かな？」と思うぐらい、ピースの綾部さんが全力で自分を解放している姿を間近で見たときに衝撃を受けたんです。リハーサルなのに、こんな解放できるんだって思って。天狗のお面をかぶってエロいことをしてはっただけなんですけど（笑）。
荒川 どんな番組やねん（笑）。
清水 私はリハーサルでも恥ずかしがって何も出せへんタイプなんですけど、スイッチが入る姿を見たときに背中で教えてもらったような感じがあって、すごくかっこいい芸人魂を感じたんです。そのときに綾部さんが「あいりちゃんはそのままでいい。テレビだからって無理して元気ハツラツとかじゃなくていいよ」と言っていただいて。そこで「じゃあ、そのままでいっか」と思えたときに解放させてもらった気がします。でもそれも、うまく芸人さんが調理してくれたから成り立っただけで、個人プレイは本当にダメなタイプなんですけど。
荒川 清水さんの目標というか、目指してる場所みたいなのはあるんですか？
清水 目指してる場所というか、正直に言うと、下着のブランドを立ち上げたいと思っています。
荒川 えー！ めっちゃいい。
清水 かわいいデザインの下着が好きだから、将来携われたらいいなっていうのがあります。でも今は目標というか、目指している場所っていうよりは、純粋に自分が面白いなと思う現場とか楽しいなと思う人たちと絡める場所にいたいって思います。今回みたいにエルフさんと共演させてもらって素敵だなと思ったし、そういう素敵な人と出会える現場に行けるのは夢のひとつです。
荒川 あともう1個聞きたいんですけど、体型維持はどうしてはるんですか？ 生活習慣というか、めちゃくちゃスタイルいいから聞きたいです。
清水 よくある糖質制限とかはせずに、炭水化物とか好きなものを結構食べるんですよ。そうすると、胸はふっくらするから。グラビア的なことでいうとむちっとしている部分も残しといてほしいって言われているので、むちっと感のためにめっちゃ食べます。でも、大事なグラビアの撮影の前日は断食をするという結構極端な生活をしています。すごく不健康ではあると思うんですけど。あと、週2ぐらいで家で好きな音楽をかけてめちゃめちゃ踊ってますね。テンション上がる曲を聞いて、身体のいろんなところを動かすってのはしてますね。この曲なんですけど。多分荒川さんもテンション上がると思います！
（Yo Yo スケベ スケベ〜♪）
荒川 スケベ？ スケベ？
清水 今は解散しちゃったんですけど、清 竜人25っていう一夫多妻制アイドルの『Mr.PLAY BOY…』っていう曲です。
荒川 全然知らなかったです。アイドルなんですね！ エッチ系の曲は爆乳ヤンキー（手島 優率いるグラビアアイドル軍団のユニット）しか知らなかった。
清水 こうやっていつも踊ってます。
（不思議な振りのダンスを披露する清水）
荒川 そういう動きってグラビアを極めた人しかできひんから、本当に誰でもできる笑いじゃないですよね（笑）。恋愛系の質問もしたいんですけど、清水さんってどういう人好きなんですか？
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