毎日の弁当作り、憂鬱ですよね【2023年5月光浦靖子連載「傷なめクラブ」】

みつうら・やすこ●エッセイ集「50歳になりまして」、手芸作品集「私が作って私がときめく自家発電ブローチ集」ともに文藝春秋より発売中です。
近況:この連載も次回で最後となります。ありがとうございました。紙媒体のブロスからだと・・・何十年になるのかしら? 次回までに調べときます。

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<今月のお悩み>

弁当作りが憂鬱です。子供が学校に上がり、4月から毎日弁当生活がスタートしてしまいました。それまでは手抜きしつつ、適当に子育てしていたのですが、毎朝強制的に6時起きで弁当作り、本当に辛くて辛くて。しかし、子供が恥をかくのもかわいそうなので、冷凍食品ばかりというのも気が引けてしまいます。海外のジップロックにパンとリンゴだけ、みたいな弁当への憧れが強いです。どう気持ちを持っていけばよいと思いますか?(松子・42歳・会社員・女)

 

<お答え>

新しい流行を作るのです!

お弁当作り大変ですね。カナダで小さな子供(幼稚園生くらい)たちのお弁当を見たことあります。小物入れのように小さく幾つかに間仕切りされた、あら、お裁縫箱にちょうどいいじゃない、てな感じのお弁当箱には、ナッツと、セロリと、にんじんと、りんごと、人によってはビスケット、グラノーラバー、チョコ、ドライフルーツ、グミなどが入ってました。

 カナダで保育士をしてる友人に話を聞いたら、スナック菓子だけだったりする子もいるそうです。日本人からしたら「切っただけじゃん」なセロリやニンジンが入っていたら健康を考えた良い方の弁当になるそうです。

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