連載企画「同級生~ときどき幼馴染〜」第15回は、NSC大阪28期生の同期であるアインシュタイン・稲田直樹とすゑひろがりずのふたり。売れない若手時代を一緒に過ごした3人。稲田とすゑひろがりず・三島は大阪時代、一緒に住んでいたこともあるほどの仲よしぶり。芸人仲間というより友達と言い切る3人に、若手時代の思い出や上京時の心情、そして現在の活躍についてなどいろいろと語ってもらった。
編集=竹村真奈
取材・文=高本亜紀
撮影=上村 窓
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初対面は稲ちゃんしか目に入らへんかった
――お三方はNSCの同期ですが、お互いを認識したのは?
三島達矢(以下、三島) 稲ちゃんのことは、はっきりと……。NSCに入ってからの最初の点呼みたいなとき、横に稲ちゃんが体育座りしてて。顔のインパクトが強かったんで、NSCってこういう人が来るとこなんかって思ったというか。
稲田直樹(以下、稲田) (笑)。俺みたいな奴、ほかにおらんかったやろ。俺だけやって!
三島 いや、もう稲ちゃんしか目に入らへんかった。NSCから帰ってすぐ、地元の友達に「横にすごい奴おった」って報告しました。
南條庄助(以下、南條) ふたりは同じクラスやったんか。最初の頃のことはあんまり覚えてないなあ。
稲田 南條のコンビはすごく面白いって評判で。たっちゃん(三島)はAクラスでしたし、コンビでは『M-1』(ABC・テレビ朝日系)の準決勝に行ったりしてたんで、ふたりともエリートっていう感じでした。で、たっちゃんとは、僕の当時のコンビとたっちゃんのコンビとでおもしろ動画を撮ってくるみたいなんで仲よくなって。
南條 ああ、それ観たわ。覚えてる。
稲田 アゴギラスを捕まえろ、みたいな動画で。僕がアゴギラスで、ほかの3人が探検隊で。
三島 先生が一番よかった動画に選んでくれて、優勝したよな。
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