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カプセルフィギュアのメーカーとして、ご当地土産や昭和ノスタルジックのミニチュアシリーズ、数々の企業とのコラボレーションで、次々に手のひらサイズの宝物を生み出してきたケンエレファント。「世界を面白くしていく」をテーマに掲げた同社が、2021年1月に出版事業として「ケンエレブックス」を立ち上げ、同年8月には新たにウェブメディア「NeWORLD」を始動。なぜフィギュアメーカーが出版を、そしてウェブメディアをはじめたのか。ケンエレファント代表の石山健三氏と、ケンエレブックスとNeWORLDの編集長を務める五十嵐健司氏を招き、大手の総合出版社では実現が難しい企画を放ち続ける、オルタナティブメディアとしての実態に迫る。
企画・構成/おぐらりゅうじ
撮影/石垣星児
協力/ポルカ社
<ケンエレファント>
2000年2月9日設立。ノベルティグッズの制作からスタートし、2015年からはオリジナルのカプセルフィギュアの企画・制作を手がける。これまでに、カリモクや純喫茶などの「ミニチュア」シリーズ、文具や家電メーカーとの「コラボ」シリーズ、大竹伸朗などの「アート」シリーズほか、画期的な名作を次々と生み出す。常に抜群のクオリティと驚きの発想によって、各方面のファンから絶大な信頼を獲得。事業はほかにもいろいろあるが、とにかく世界を面白くすることに余念がない。
出版社というよりも版元になりたかった
──ケンエレファントの出版事業としては、2017年に「クラーケン」という出版社を立ち上げていますね。
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