アートのような空間でコーヒーを。 表現を続ける「現代企業社」の店たち【高知アヴァンギャルド特集】

発売中の「高知アヴァンギャルド」。テレビブロスならではのカルチャー的視点で、高知のアヴァンギャルドな情熱や愛に溢れる観光地や建物、食べ物、人を、高知在住、高知出身の編集スタッフが中心となってご紹介しています。

ここでは、「高知アヴァンギャルド」に掲載されている記事の一部をWEB版としてご紹介!

今回は、高知県では知らない人はいないほどメジャーなカフェやレストランを展開する「現代起業社」のページを一部お届けします。

 

アートのような空間でコーヒーを。 表現を続ける「現代企業社」の店たち

取材・文=高橋さよ 撮影=畠中詩織

 

高知県内で15店舗のカフェやレストランを展開する「現代企業社」をご存知だろうか。
コーヒー1杯からスイーツ、ランチ、ディナーもできるスタイルで、1人で行っても家族で行ってもくつろげる、抜群の使い勝手を魅力としている。

ただ、今回特筆したいのは、店の空間そのものだ。

15店それぞれが異なるコンセプトを持ち、独自の世界観をつくりあげている。まるで店ひとつひとつがアート作品のようだ。

同社の創業者である故・大西清澄氏が、1号店となる喫茶「ショパン」を開業したのは1959年のこと。客の要望を柔軟に取り入れることで新しい喫茶店のスタイルを構築。高知名物となっている喫茶店のモーニングサービスを最初に始めたのも、清澄氏だったといわれている。店の人気が高まっていくなかで高知の芸術家たちが常連客となり、店では連日熱い芸術論が交わされるようになる。

その熱気に感化された清澄氏は自らも絵画や彫刻の作品を制作するようになり、すぐに創作の世界へとのめり込んでいった。やがて店に作品を飾るようになり、後に開業した喫茶「現代」という店は、3階フロアをタイムトンネルのように全面ミラー貼りにして空間そのものを作品にした。大型立体作品の制作にも精力的に取り組み、1972年に高知県展の無鑑査(過去の入選実績などにより、美術展覧会へ鑑査なしで出品できること)となった清澄氏は、1978年、当時28歳だった息子の映氏(現会長)に経営をバトンタッチする。

「父が、『うちの店には絵を飾る場所がない』と言ったことがあるんです。その言葉で店の造りを意識するようになりました」と語る映氏もまた芸術家であり、今に繋がる独創的な世界観の店を次々とつくりあげていった。

中でも映氏が気に入っているのが、1993年に日高村にオープンした手づくりケーキの店「屋根の上のガチョウ」だ。周辺の緑と小屋風の店が絵画のような風景をつくり、店内にはアンティークの置物が並ぶ。まるで時が止まったままの異国にいるような気分になれる。

※写真がたっぷり掲載されたインタビュー全文をお読みになりたい方は、発売中の「高知アヴァンギャルド」をチェック!

 

現代企業社

高知市内を中心にカフェやレストラン15店舗を展開

https://gendaikigyosha.co.jp

 

【商品情報】
別冊TV Bros.VISITシリーズ 高知アヴァンギャルド
●定価:1,320円
●発行:東京ニュース通信社
全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。

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