ミキ亜生「感度ゼロからのスタート」

ミキ・亜生によるカメラ連載第4回「こなれ感のある構図」前編

一緒に暮らす愛猫5匹をきれいに撮りたいという思いから、昨秋、ミラーレスデジタルカメラを購入した亜生。カメラテクニックのレベルアップを目指して、このたび連載を始めることになりました。

第3回では、F値でボケ感をうまく出す方法を習得。第4回では、プロっぽい写真を撮るのに不可欠な画角を学ぶことに!

編集=竹村真奈
取材・文=高本亜紀
撮影=大槻志穂

連載「感度ゼロからのスタート」過去記事はコチラから
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3分割法を使って画角にこだわる

亜生 この前もらったF値強化装置(注:第2回参照、カメラマン・大槻さんがミキの漫才ツアー『ミキ漫 全国ツアー』のポスタービジュアル制作の際に撮影した2人のアザーカットを使って作ったもの)、ちゃんと使ってます。どこにピントを合わせるのかがわかってから、カメラがさらに変わりました。どこにでも持ち歩くようになって、カメラも喜んでます!

大槻 それはよかったです。今回は「写真にこなれ感を」をテーマに、アングルと構図を意識して撮影してみましょう。

亜生 アングルっていうのは?

大槻 例えば子供を撮るとき、同じ目線に姿勢を下げて撮るのか、見下ろして撮るのかによって印象が変わるじゃないですか。

亜生 なるほど。ひとつのものを撮るにしても、上からなのか下からなのか、正面からなのか横からなのかで見え方はまったく変わるってことですね。

大槻 アングルが意識できたら、次に役に立つのが、3分割法です。3分割法というのは、画面を縦3つ横3つに分ける線を引いて、その線を意識して撮影する方法です。その線に空と陸との境界線を合わせても良いですし、縦と横の線が重なる部分に主役にしたい被写体を置いてもいいです。簡単に言うと、中心をずらす作業です。それをカメラのグリッド機能を使って撮ってみたいなと思います。

亜生 グリット機能ってスマホにもあるやつですよね? 平行に撮る機能かと思ってましたけど、裏技的なことって感じですよね。それを使って構図にこだわると、ちょっとおしゃれな感じに撮れるってことか。

▼『OWARAI Bros.』Vol.6より引用掲載/3分割法(撮影:大槻志穂)

日の丸構図は被写体を大胆に見せるのに効果的


大槻
 そうです。画角の真ん中に撮りたい対象を置きがちですけど、ちょっとずらすとこなれ感が出るんです。例えば、『OWARAI Bros.』Vol.6のミキさんと相席スタート・山添さんの写真。オブジェから顔を出す3人は、一番下のラインより下に配置しています。それによって画面上部に無機質なスペースができて、ちょっと面白い雰囲気になりますよね。

亜生 ほんまや! 確かに真ん中に3人がいるより、自然に話してる仲の良さが伝わりますね。今まで全然意識したことなかった。構図も全然わからへんから、いろいろと位置をずらして何枚も撮っていいなと思うものだけ残してたんです。

大槻 いろいろと試すのはもちろんありです。私もカメラに慣れているからなんとなく(真ん中から)ずらす癖がついているだけだと思うので。なので、亜生さんも練習して意識するようにすれば、そのうち一発目から自分の撮りたい構図が狙えるようになると思うんです。

亜生 たしかに猫なんて(撮り終えるまで)待ってくれへんから、ばばばばってとりあえず撮るけど、なんか違うなと思ってカメラを構えたらもう違うポーズになってるんですよね。人も同じで。仲いい人なら「ちょっと待っといて」って言えるんですけど、先輩には言えないので一発でオシャレに撮れるようには確かになりたいですね。3分割だけなんですか?

大槻 実は4分割法もあるんですけど、線の本数とコマの数が増えるだけで、使い方は変わりません。線を意識するか、線が交差している点を意識して撮るかです。

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