SKE48メンバー全員登場の大特集! メンバーの仲良しナイショ話を聞いちゃいました。第9回 須田亜香里×林美澪

8月20日から9月末まで毎日連載(土曜日と日曜日は除く)の、SKE48大トーク集! SKE48、28枚目のシングル『あの頃の君を見つけた』がついに本日9月1日に発売! ということで、シングル発売をお祝いする意味も込めて、TV Bros.WEBでは昨年の『SKE48のスキ!』に続き、今年もSKE48のメンバー全員登場企画を開催! 今回はメンバーが2人1組でお題に沿ったトークを展開。シングルのタイトルにかけて、「初めて会った頃の君」についてのトークも。仲良しの2人だから話せる本当はナイショだった話を、隣で聞く感覚でお楽しみください。そして最後にある「ものボケ」動画もお見逃しなく! シングルセンターを務める林美澪さんの「ものボケ」瞬発力! それに食らいつく須田亜香里さん! いろいろ必見です。

構成・取材・文/浅井加枝子

第9回は3期生の「あかりん・だーすー」こと須田亜香里さんと、シングル『あの頃の君を見つけた』のセンターを務める研究生、「みれいちゃん」こと林美澪さん。あかりんお母さん、自慢の娘・みれいちゃんのことを、目を細めて話していました(笑)。

須田亜香里(すだあかり)
チームEリーダー
1991年10月31日生まれ
愛知県出身

林美澪(はやしみれい)
研究生所属
2009年3月10日生まれ
愛知県出身

須田亜香里×林美澪トーク

――林さん、12歳でシングル初選抜、そしてセンター! 

須田 もう言われ慣れていると思うけど、改めてスゴイよね!

 いやいやいや、全然慣れないですっ! まだ緊張しています!

須田 美澪ちゃん、MVの振り入れをするまで自分がセンターポジションだって知らなかったんだって?

 そうなんですよ。“振りV”(振りを覚えるための動画)を見て「おや? いや、まさかね」と思っていましたが、振り入れのときにセンターに立つように言われ、本気で驚きました。

須田 センターだとほかの人の背中が見えないから、なんだか不安になるでしょ。

 なります! 振りのタイミングとか「これで合っているかな?」って。センター、怖いですね。

須田 怖いけど、それだけの価値があるポジションだからがんばって!

 はいっ!

――お互いの「スゴイと思うところ」をお聞きしようと思っていたんですけど、こちらから見て、須田さんも林さんも「スゴイ!」です。話が先に進んでいく。

須田 あ、そうか。お互いの「スゴイと思うところ」を言うんですね。えーと…。

 はいっ! 私から言わせてください! 須田さんのスゴイところって、もう私からしたら憧れの人だし、ダンスもレッスンの厳しさも全部がスゴイんですけど、初めに「スゴイ!」と思ったところはトークでした。ステージでのトークも面白くて、私たち後輩を前に出してくださるようなお話が多いんですけど、リハーサルなどでのお話も「そうか、やらなきゃ!」って気合が入る感じなんです。しかもそのお話のあとは、なんだか気持ちが落ち着いて安心できるんです。

須田 ええー! 私がトークで褒められる日が来るとは! 話が長いとかグダグダだとか、散々言われてきたのに。しかも、やることが突飛過ぎるって注意されて、しばらく生放送は出禁っていう時期も昔あったんだよ?

 生放送出禁って…一体何を…(超不安顔)。

須田 いきなり得意の「Y字バランス」をして、パンツが見えそうになって怒られました。話もまとめていないから、何を話し出すか怖いって。あの頃から何年も経って、私もやっと大人になりました。もう29歳だけど。

 そんな時代があったなんて!

須田 下手すれば美澪が生まれた頃の話だよ。びっくりするよねー。今12歳でしょ? 私が美澪の「スゴイ!」と思うところは、12歳なのに肝が据わっているっていうところ。物怖じしないで前を向いているよね。そして今自分がすべきことをちゃんと理解していて、プロ意識をすでに持っているってスゴイと思います。しかも研究生でセンターに立つって、プレッシャーの大きさがものすごく大きいと思うんですよね。その大変さを感じさせずに笑顔を忘れないところが、すでに大物ですよ。

 いやいやいやいや!

須田 初めてセンターに立って、すごく緊張しているなっていうのは、横にいてわかったんですよ。でも振り入れが始まったら生き生きとする。その「センターなんだ。やるっきゃない!」という思い切りの良さがすごくいいなって、頼りになるなあって思いました。そんじょそこらの12歳とは違いますよ! しかも未知数な部分も残っていて、まだ何か出てきそう。

 もうここ1カ月くらいで出せる能力はほとんど出しちゃった気がするんですけど。でもまだ出せるようにがんばります。

須田 才能とかチャンスとか、がんばっていたら勝手に出てくるから大丈夫! もちろん「どうしたら良くなるだろう」って考える力とか行動力は必要だけど、自分のベストって今思っているよりももっと先にあったりするから、いろいろチャレンジしてみるといいと思うよ。がんばっていれば、辛いことを上回るくらい楽しいことが増えるから。

 はー、すごく勉強になりました。がんばりますっ!

須田 いいねえ、怖いもの知らずの無敵の笑顔!

――「前に進む」精神のかたまりのような2人って感じですけど、苦手なことは?

須田 できなかったことに直面すること…かな。ほかの人にできて自分にできないことがあると、すごく自分に苛立つっていうか、泣きたいくらい悔しくなる。これ、子どもの頃からなんですよ。劣等感を感じる瞬間が本当に苦手っていうか嫌い! だからすぐに努力してがんばって、できるようにするんです。小学生の頃は鉄棒をがんばりました。頭から真っ逆さまに落ちて顔を地面にぶつけても、鉄棒に食らいついた!

――鉄棒に対して壮絶過ぎる! 

須田 結局、負けず嫌いなんですよ、私。

 私もすごく負けず嫌いです! 須田さんの気持ち、よくわかります! ほかの人がクリアできたことを、自分がクリアできないと本当に悔しくて。私も鉄棒をがんばった時期があるんですけど、逆上がりができなくて、悔しいからものすごく練習したんですよ。それでできるようになったんですけど、みんなと同じ1回転じゃ悔しいから、2回転できるようにがんばりました。

須田 わかる! 追いつくだけじゃダメなんだよね。追いついてから、追い越さないと!

 そうなんです! そこ大事なところ。2人とも負けることが苦手。そして似ているところは負けず嫌いなところです!

須田 あと、2人とも食べることが大好き! 食事がすべての源なんだよね。

 夜寝るときに、明日食べるものを考えて、ワクワクしながら寝ます。

須田 同じだ! 私、なんなら翌日の朝食と昼食のことを考えているよ(笑)。

――なるほどー。聞こうと思っていた質問「似ているところ」も一緒に答えていただきました(笑)。じゃあ、2人とも好きなことは?

 えへへ、これを言うと話が止まらなくなるんですけど、アニメを見ることなんですよ。

須田 そうそう。私、今までどんなに流行っていてもアニメとかって興味が出なかったんですけど、美澪たち若いメンバーが楽しそうに『僕のヒーローアカデミア』の話をしていたんですよ。しかも取材を受けているときもその話題で盛り上がるのを見て、会話の輪の中に入れないことが悔しいっていうか、寂しくて見始めたんです。そうしたら面白くてドハマり! 家でひとりで見ながら号泣して主人公を応援しています。

 わぁぁ! うれしいぃ! 同じ趣味になりましたね! 今どこまで見たんですか?

須田 シーズン4までいったよ。

 すごいすごいすごい! 早いですよ須田さん! これからもっと一緒に「ヒロアカ」(『僕のヒーローアカデミア』)の輪の中に入ってください! えー、どうしよう! うれしくて興奮する!

――須田さん、それって。

須田 はい。娘の趣味に思わずハマって、やがて娘より詳しくなる母の図(笑)。

――「追い付くだけじゃダメ。追い越さないと」ですもんね(笑)。では、2人でこれからやってみたいことは?

須田 親子という設定のドラマに出てみたいなあ。なんか年回りもちょうど良さそうじゃないですか。私が29歳、美澪が12歳。希望は姉と妹ですけど、それはちょっと図々しい(笑)。

 じゃあ親子のコントでも!

須田 コントかー(笑)。人情舞台でもいいね。私は涙もろいから演じているうちに自分で泣いちゃうかも。あと、メ~テレさんで放送しているドラマシリーズ『名古屋行き最終列車』に親子設定で出てみたいですね。

 わあ、ドラマに出てみたいですー!

――では最後に、新曲『あの頃の君を見つけた』にかけて、「初めて会った頃の君」について教えて!

須田 私は何かのリハーサルのときに美澪ちゃんが躍っているのを見て、「この子スゴイ!」って思ってずっと見ていたのが初めてかな。今よりずっと小柄で、元気にピョンピョン跳ねていて、ウサギみたいなイメージだったよ。

 ウサギ! ウサギかわいくて好きだから、うれしいです!

須田 でもその頃って後列の方だったよね。表現力もあるしダンスもうまいのに、なぜ前列じゃないんだろうって不思議だったんだけど、そのときどう思ってた?

 正直なところ、全く覚えていないんですよ、入ったばかりの頃って。もう目の前にある自分の課題をこなすことばかりが頭にあって、ほかのことを考える余裕とか全くなかったんです。そして私が須田さんと初めて会えたのは…というか、せっかくSKE48に入ることができたのに、全然お会いする機会がなかったんですよ。あんなに憧れていたのに、もしかしたらこのままお話しすることもできないんじゃないかって思っていたんです。それがコンサートのリハーサルのときにお会いできて、うれしくて体が硬直したのを覚えています。そうしたら須田さんが「おはよう」って声をかけてくださって、もう姿も声も、オーラ全開なんですよ。優しい声で素敵だなーって舞い上がりました。その頃の私なんて、ドブのような声だったから、あまりの違いにショックを受けたのを覚えています。

須田 「ドブのような声」って、何(笑)?

 低くてボソボソしていて、透明感の無い声です。その頃、SHOWROOMでしゃべる自分の声が嫌いだったんです。いつの間にかドブほどではなくなったので良かったです!

須田 「ドブ声」がイマイチわからないけど(笑)、美澪ちゃん、前よりさらに笑顔がかわいくなったと思うよ。1年くらいだけど成長して、周りを見る余裕が少し出たのかな。笑顔になると、声も優しく、かわいくなるんだよ。

 そうだったんですか!? 声ばかり気にしていて、表情まで考えていなかったかもしれません。

須田 これからは表情も大切だよ。センターは曲の看板であり、SKE48の看板。誰でも簡単に立てる場所じゃないから厳しいこともたくさんあるけど、笑顔でいれば大丈夫! 頼れる先輩も同期もいっぱいいるし。がんばって!

 はいっ! センターはまだ緊張するけど、笑顔でがんばります!

――心に入ってくる言葉でしたね。林さんにとって須田さんは、憧れの先輩であり、あとどんな存在?

 お母さん!

須田 やっぱりそこかー。

©2021 Zest, Inc.

須田亜香里×林美澪のまとめ

・林さんの能力は未知数。まだ出ていない何かがあるはず(須田さん談)。
・2人とも負けず嫌い。「追い付くだけじゃダメ。追い越さないと」(須田)← 名言!
・須田さんは若いメンバーの輪に入りたくて『ヒロアカ』を観るうちに、ドハマりした。
・林さんにとって、須田さんは憧れであり、お母さん。

<ブロスコメント>
勢いで次々と「ものボケ」を繰り出す林さんと、どうしていいかわからずオロオロする須田さん。そして林さんの「へー」「はー」「わー!」(笑)。1番の見どころは、須田さんのボケを全く見ないで一生懸命、次の「ものボケ」のネタを探す林さんの後ろ姿(笑)。

<チェキプレゼント!>
須田亜香里さん、林美澪さん、2人のサイン入りフォト(チェキ)を2名にプレゼント! 
ご希望の方はpipipi@tokyonews.co.jp 宛に件名に「TV Bros.WEB SKE48のナイショ話」を、本文に「ほしいチェキのふたりの名前」、「住所」、「氏名」、「年齢」、「TV Bros.WEB有料会員登録時のメールアドレス」を明記の上、ご応募ください。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。ご応募の締め切りは、10/1(金)17時までです。


©2021 Zest, Inc. / AEI

SKE48 28thシングル
『あの頃の君を見つけた』

9月1日発売/avex trax
Type-A~C 税込1,750円
劇場盤 税込1,150円

須田亜香里さん:「あの頃の君を見つけた」選抜メンバー
林美澪さん:「あの頃の君を見つけた」選抜メンバー(センター)、「青空片想い(2021 ver.)」(Type-A収録)に参加


SKE48公式サイト:https://www.ske48.co.jp

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