ミキ亜生「感度ゼロからのスタート」

ミキ・亜生によるカメラ連載第9回「亜生の成長」前編

愛猫5匹をうまく撮るために昨秋、ミラーレスデジタルカメラを購入したミキ・亜生によるカメラ連載。9回は基礎編のまとめとして、これまでに撮った写真から気に入った10 点を選んでもらいました。

編集/藤本あき
取材・文/高本亜紀
撮影・撮影指導/大槻志穂

連載「感度ゼロからのスタート」過去記事はこちらから
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ミキ亜生連載Vol.9
撮りたいものが見えてきた
これまでに撮った写真を振り返り!

 

亜生 前回、レンズの違いについて教えてもらったあと、新しいレンズを買いました。高価なものなので外に持ち歩くのがまだ怖くて。家の中で猫を撮るくらいでしか試せてないんですけど、めっちゃいいです! 単焦点レンズと同じくらい楽しいので、家でもカメラを触っている時間が多くなりました。

大槻 外でもぜひ撮ってみてください。前回でカメラの基本は終わったので、今回はこれまで撮った写真を振り返ってもらおうと思います。

亜生 いろいろと学んで、撮りたいものがなんとなくはっきりしてきた気がします。で、設定の仕方も、あぁ、これは頻繁に使うなとか思ったりもして。

大槻 例えば、何を使うことが多いですか?

亜生 ホワイトバランスはめっちゃイジってますね。同じ画角やけど、ホワイトバランスを変えて撮ってみるようになりました。あと、始めた頃と比べたら、ほんまに同じ人が撮ってる? って思うくらい、撮るものも変わってきました。最初は撮りたいものもなかったですし、自分が撮った写真を見ても“何が撮りたいねん?”って思うことが多かったというか。撮りたいものがわかってなかったんですけど、ちゃんと見えてきましたね。

大槻 素晴らしい! 

亜生 ほんまに初歩的なことですけど、液晶の画面を見ずにファインダーを覗くようにもなりました。そのほうが安定するし、これ(ファインダーに映るもの)を撮ってるんやって意識できる気がして。以前は自分の思う写真が撮れへんかったときも原因がわからへんから、なんで? と思いながら
変なとこをいじってたんですけど、今はISOをいじったらいいんやって。そういう判断も早くなってきました。

大槻 それもちゃんと撮り続けてるからできることですね。

亜生 ただ、シャッタースピードの設定はまだ苦手。やから、この連載で大槻さんからもらった資料を持ち歩いて、わからなくなったときには見るようにしてます。

大槻 では、これまで撮った写真から好きな写真10点選んでもらえますか? 亜生さんのSDカードには今6000枚入ってますけど。

亜生 そこから10枚!? うわあ……難しそう。でも、やってみますね。

▼亜生撮影

ミキ亜生撮影01

①盛山さん(見取り図)とケツさん(ニッポンの社長)

亜生 10枚選びました。これ(①)は何度も見直す1枚。カメラを買い始めで大阪に持って行ったときに撮った盛山さん(見取り図)とケツさん(ニッポンの社長)。エレベーターが閉まる瞬間に「撮ってくれ」って言われて、慌てて撮ったんですけど、ブレ感とかがいいなって。

大槻 二人とも親しい仲間に向ける笑顔で、自然な様子が撮れているところがいいですね。

▼亜生撮影

ミキ亜生撮影

②舞台から撮ったお兄ちゃん( ミキ・昴生)

亜生 ライブ終わりで今日の仕事が終わったぞっていうホッとした表情をしてますよね。で、これ(②)はトークライブ中、舞台から撮ったお兄ちゃん( ミキ・昴生)。

大槻 昴生さんの勢いと客席の盛り上がりが伝わる1枚になってますね。しかも、これは亜生さんにしか撮れない写真。足が全部(画角の中に)入ってないのもいいですね。

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