「ついに完成! ニューアルバム『PLASMA』」【6月号 Perfume 連載】『たちまち、語リンピックせん?』

Perfumeのニューアルバム『PLASMA』(プラズマ)が7月27日(水)にリリース決定しました!

『Future Pop』から約4年ぶりのオリジナルアルバムとなる本作。「再生」「Time Warp」「ポリゴンウェイヴ」「Flow」「さよならプラスティックワールド」に加えて最新曲を含む計12曲を収録ということで期待は膨らむばかり。8月20日(土)よりスタートする全国9都市を巡るアリーナツアー「Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA”」ともども、当連載では3ヶ月連続で大いに盛り上げていきます。

第1弾となる今回は、現場マネージャーさん3人による『PLASMA』の第一印象をボリュームたっぷりでお届けいたします。

(今月は個別連載はお休みとなります)

取材・文/照山紅葉

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[テーマ]アルバム『PLASMA』と現場マネージャー
[言い出しっぺ] TV Bros編集部

  • ブレないというか“何言われても、私は私”みたいな感じ(のっち)

──いよいよ初夏の到来です。ニューアルバム『PLASMA』リリース決定おめでとうございます!

3人    完成しました! 

──オフィシャルの紹介文を読みながら、ファンの皆さんも“どんな内容なんだろう”と想像を広げているところだと思います。<「固体・液体・気体に次ぐ物質の第4の状態である」と言われている “PLASMA”。この第4形態に入ったPerfumeが、次々と形を不思議に変える音楽体験をお届けする本作>。

のっち   ユニバーサル節!

あ〜ちゃん “節”炸裂ですね。(両手を合わせて)ありがとうございま〜す♪

かしゆか  っぽく言ってくれてます。

──レコード会社特有の“節”ってあるんですね。

あ〜ちゃん あると思いますね。こういう感じは徳間ジャパンではなかったので(参考資料:『GAME』リリース時の宣伝文「完全フロア対応! PopでHipなAll of Perfume。PLAY it LOUD!」)。キャッチーというか、最近の言葉とかも全然取り入れていく派手な感じというか。

のっち   規模が大きい。

かしゆか  うん、壮大な感じ。

──<シティー感あるシンセサウンドや、ファンク、ベースミュージックなどの多彩なエッセンスが散りばめられた、軽快なドライブや気分転換にもふさわしいスムースでアーバンなエレクトロ・ポップ・アルバム>。

かしゆか  つまり、つまりーっ(笑)?

のっち   でも、あながち、なんですよね。

──<シティー感>とか<アーバン>っていうワードは皆さんもこれまで発言されてましたので、まずは“Perfumeにとってのアーバンとは?”みたいなところから、うかがってもよろしいですか。

あ〜ちゃん アーバンとは……難しい話から来たなあ(笑)。でも、イメージはありますね。余裕のある暮らしをしてる人たち。それはお金とか高級なものに囲まれているということではなくて、自分なりの住み良い暮らし、より良い暮らしをしている人。大人っぽい感じもあるし、いろんな世界を知ってそう。

かしゆか  一周回って余裕ある感じがしますね。いろんなことを経験した上での余裕感と楽しみ方みたいな。あと、アーバンって言葉、ちょっと気だるそうに感じるんですよね。スローとかミドルテンポみたいな。

──これまでのPerfumeのアルバムだと『⊿』に近いイメージなんでしょうか? 「Zero Gravity」とか、「Kiss and Music」とか。

のっち   それより、もうちょっと余裕がある感じですね。ブレないというか“何言われても、私は私”みたいな感じ。人の意見に左右されなそう。

あ〜ちゃん とにかくめちゃくちゃ今の時代にこういう音楽が世間で溢れてたらいいなと思ってるんだろうなって。今の時代にこういう音楽があったらいいなっていう中田さんの想像の中に入っていくような感じがして、歌ってても聴いててもすごく楽しいアルバムですね。

のっち   うんうん。

あ〜ちゃん 中田さんらしさみたいのがすごくあって、なんていうか……感受性豊かなのにクールな部分があるじゃないですか? 充電してんじゃないか? とか、電池を食べて生きてるんじゃないか? と思うような感覚。それが今回すごい出てて、すかされてるような気がするんですよね。同じ船に乗ってたはずなのに気づいたら“あれっ? すげえ前にいる!!”みたいな(笑)。不思議な人ですね。魅力的だなと思います。今回の曲も、好き♡

──大絶賛ですね。期待が高まります。「PLASMA」(プラズマ)というタイトルについては?

あ〜ちゃん タイトル決める時、中田さんから出てきたよね?

かしゆか  うん。「これがいいと思うんだよね」って、ひとこと。

あ〜ちゃん プラズマって言われたら、プラズマボール(※『あつ森』にも登場)が頭に浮かぶと思うんですけど、それだけじゃなく無機的なものと有機的なもの両方あるものらしくて。「オーロラもそうなんだよね」とか、いろいろ説明してくれました。何かピンと来たんでしょうね。そういう言葉、中田さん好きそうよね(笑)。

のっち   あはは!

あ〜ちゃん レコーディングの時から聞いていたワードもたくさんあったし、それで「PLASMA」って言われたらライブのステージとか演出もイメージがいろいろ浮かぶじゃないですか? だから「いいタネ渡したっしょ、俺? いいっしょ?」みたいな(笑)。あっ、楽しみながら考えてくれたんだなっていう風通しのいい感じが中田さんからも伝わってきて、非常に心躍りましたね。

──アルバム発売とツアー開催決定を発表したティザー映像もワクワクしました。

【動画】2022.7.27 New Album「PLASMA」Release & Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA” 開催決定!

あ~ちゃん 「PLASMA」の発音も、どうなんですか?って中田さんに聞いたら「いや、プラ↑ズマ↓[plǽzmə]でしょ」って言ってました。

かしゆか  ツアーのセットリストも、こないだ決めたんです。

あ〜ちゃん 新曲を含めて、まだダンスを踊ってない曲が何曲もあるじゃないですか? その会議に参加してるみんな、それぞれ自分の中に“この曲をやってほしい!”っていう熱い気持ちを持ってるんです。その思いを聞きながら決めていくのはワクワクしましたね。面白かったです。今回のアルバムの中に1曲すごく柔らかくてかわいい曲があるんですけど、その歌が流れた時、もっさん(マネージャー)が「この曲好きー」って言ってて。

のっち   あはは!

あ〜ちゃん アルバムのキャンペーンとかツアーでその曲の顔が変わっていったことをコメントすることはあっても、そもそもの気持ちってあんまり聞くタイミングないから。そういうので初めてもっさんがこの曲が好きだって聞いたのって「plastic smile」(アルバム『GAME』収録)だったんですよ。「俺、この歌好きー」って言ってて。そういう個人的な思いが今は特にグッと来るんですよね。そういうのもいいよなってセットリストに反映させたりとかもあったりするぐらい、やっぱり自分たちを支えてくれてたり、守ってくれてたり、一緒に戦ってくれる人たちの気持ちは大事にしたいっていうかね。だから「この曲好きー」っていうなら、じゃあそれは映像じゃなくて歌おっかーってなったり。決め方も面白かったです。

のっち   その曲、もしかしたらアルバムから外れそうで。最初。

あ〜ちゃん・かしゆか ふふふ(笑)。

のっち   もっさんが「入ってほしいなー」って、ずっと言ってました。相当お気に入りの曲っぽい。

──山本さん(=もっさん)の曲についてのコメントって、テレビブロスの取材では14年前のアルバム『GAME』のインタビューでの「Puppy love」について「すごい。こんなにドラムの音を使ってるの初めてだね」以来かもしれないです。

かしゆか  逆にその小さなコメントよく覚えてますね〜(笑)。

のっち   確かにブロスの連載って、よくマネージャーさんも入って会話してましたもんね。新しいマネージャーさんが入ると「こんな人が入ってきました!」とか。

あ〜ちゃん そうだね。いまついてくれてるマネージャーさんも、新しいっちゃ新しいんですけども、長いっちゃ長いんですよ(笑)。皆さんにはご紹介するタイミングがなかったんですけれども。

のっち   “マネージャーの若い男”とかで、たまに話題に出てきてたかも(笑)。

あ〜ちゃん いつしか自分たちよりも年下の子たちがマネージャーさんに入るようになってきて。新入社員さんの年代がどんどん自分より若くなっていく恐怖というか(笑)。そんなに経ったんだっていう驚きと、そんなに所属できてるんだっていう奇跡とを味わってきたわけですよ。いま現場についてくれている3人のうち、まえちゃんともりもとくんは私たちよりは年上なんですけども。……せっかくだから簡単なプロフィールを紹介して、『PLASMA』の印象を聞いていこうか? メンバーの感想とは違う、近くにいる人の感想だから、いいかも。

のっち・かしゆか (拍手)

──マネージャーさんの話題が出るのは久しぶりですね。ぜひお願いします。

  • 女性同士が和気あいあいとしてくれてるのがすごく嬉しいです(かしゆか)

のっち   もっさんを除いて今一番長いのは、まえちゃん?

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