爽やかな曲調と、ちょっと切ない青春のひとコマを感じるSKE48の新曲『あの頃の君を見つけた』が9月1日に発売! ということで新曲選抜メンバーのスペシャルインタビューも4日目。インタビューでは、曲の聴きどころやMVの見どころ、推しどころ、そして裏話なども聞きました。SKE48公式YouTubeチャンネルよりMVをフルで鑑賞できますので、インタビューを読んでからもう1度MVを見ると楽しめますよ。さらに新曲タイトルにかけて、「あの頃の私に言いたいこと」と「初恋の君」についても。
インタビュー記事は全6回。8月3日~5日、10日~12日に配信します。全部見てねー!
ふたりの初恋話は、いろいろ衝撃的過ぎる(笑)!
撮影/高岡 弘 構成・文/浅井加枝子
©2021 Zest,Inc./AEI
本日のインタビュー・メンバー
須田亜香里(すだ あかり)
チームE所属。チームEリーダー。愛称「あかりん、だーすー」。1991年10月31日生まれ。愛知県出身。
井上瑠夏(いのうえ るか)
チームS所属。愛称「るーちゃん、おるー」。2001年6月12日生まれ。熊本県出身。
MVの見どころは、ふたりとも「振り向くシーンです!」
――新曲『あの頃の君を見つけた』、とっても爽やかでいい曲ですね。曲の聴きどころ、好きなポイントなどを教えてください。
須田 『あの頃の君を見つけた』はキラキラの王道アイドルソングです。耳に心地よく残る爽快な曲調で、1度聴いたらすぐに口ずさんでしまうと思います。
「あの頃」が自分にとっていつなのか、「君」は自分にとって誰なのか、いろいろ想像が広がる曲だと思います。そして自分の青春を思い出してキュンとしながら、もしくは青春の真っ只中で同じ気持ちになりながら聴いていただけると思います。るーちゃん(井上)は最初聴いたときどう感じた?
井上 明るくて元気でかわいくて爽やかで透明感がある曲だなって思いました!
須田 いっぱい詰め込んだね(笑)。
井上 まだ足りないくらい! 本当に誰もが大好きになる曲だと思うんですよ。私の推しポイントは、イントロの始まりは静かなんですけど、それが段々元気になっていくところです。私たちのダンスパフォーマンスも一気にはじけるので、そこも注目してほしいです。あと、いつか青春のひとコマを思い出すときに、この曲と自分の推しメンを思い出してくれるとうれしいです。
須田 そうそう、歌詞もキュンとして気持ちが入るよね。本当に、みなさんの心に残る曲になるといいなと思います。
――では、MVの見どころや、自分の推しポイントを教えてください。MVの撮影場所は18枚目のシングル『前のめり』のMVと同じ場所なんですってね!
須田 そうなんですよ。沖縄にある、小さな島なんですけど、そこに降りたとき、「うわー、懐かしい!」って気持ちが昂りました。6年ぶりなんですけど、前来たときと同じ場所がいっぱいあって、「あ、ここでみんなでご飯を食べたな」とか「ここでいっぱいみんなとしゃべったな」とか、たくさんの思い出が湧き出てきたんですよ。それで胸がキュンとなって。
同じ場所で、同じようにMVの撮影をしていただいていて、でもあの頃とは違うメンバーと今一緒にいる…ということが、曲の世界とリンクしていて、本当に熱い気持ちになりました。
井上 うわー、それはキュンとします! MV歴の長い須田さんならではの気持ちですね。私は初めての場所だったので、ただひたすら沖縄の青い海に感動していました。
須田 あの青色はスゴイよね! そんなMVの須田的推しポイントは、リップシーンで私が物憂げに振り返るところです! 海辺に向かう細い道を歩き、物憂げに振り返る。「5歩進んで振り返って」と指示されて、「1、2、3、4、5歩、ハイ!(物憂げな表情)」と、1発OKでした!ていうか、あの表情はそんな何度も出せない(笑)。
――須田さんといえば、ちょっと前までは元気な笑顔を見せるリップシーンが多かった気がします。
須田 そうなんです! でも誰よりも年上なのに、いつまでも同じ元気キャラではいられないですよね。そんなわけで年相応な「須田の物憂げに振り返るシーン」はぜひ、お見逃しなく!
井上 私の推しポイントは、須田さんと同じく自分のリップシーンなんですけど、私は裕華ちゃん(チームE・浅井裕華)と一緒だったんですよ。ふたりとも丸顔なので、いつも一緒に写真を撮るときに「まるっ」って指で丸を作るんですけど、そのポーズで振り向きました。絶対かわいく映っていると思うんですよ。
須田 裕華タンとるーちゃん! 絶対かわいいでしょ。撮っていただいたあとすぐに見てみたくなったのは、サイダーを「シャンパンシャワー」みたいにスプラッシュさせるシーン!
井上 あれ、楽しかったですね! みんなでいっせいに「パシャーッ」ってやるのが面白くてテンションが上がりました。お家でやったら絶対怒られることを思いっきりできるのは、なんだか楽しいですね!
須田 私は目を閉じないようにやることに必死だったけど(笑)、楽しかったね。夏の思い出だよ。ていうか、最後の青春の思い出?
――最後なんて言わないで(笑)。では、新曲『あの頃の君を見つけた』にかけて、「あの頃の私に言いたいこと」を教えてください。
須田 「SKE48の活動を始めて2~3年経った頃の、ブレてないけど迷いがあった私」に。その頃、私は理想のアイドル像を追い求めていて、どうしたらファンの方が喜んでくださるのかだけを考えて活動していたんですよ。
無理はしていなかったけど、「“素”の自分を大切にしながらアイドルになる」ということまではできなかった。でも段々アイドル活動が自分の生活に溶け込んできて、「“素”のアイドルになる」自分がわかってきたんです。今は前以上に無理なく楽しくアイドル活動ができているので、これはあの頃、「“素”の自分を大切にしながらアイドルになる」ことを模索しながらがんばってきた自分んがいるからだと思っています。
だからあの頃の自分に「迷っても泣いても、自分を信じて続けていこうよ」って言いたいです。SKE48でアイドルを続けていたから、今の自分がある。そして私のアイドル活動を続けさせてくださる、ファンの方とスタッフの方々に常に大感謝です!
――今から11年ちょっと前、理想のアイドル像を追い求めていた須田さんにTV Bros.でソロインタビューをしたことがあるんですが、そのときに「かわいく見える自撮りの仕方」を教わりました(笑)。
須田 あ! 覚えていますよ!「瞳の中に室内灯の光を反射させる」っていうのですよね。電灯の光を瞳に反射させて、キラッと輝かせるんです。そうすると目の輝きが良くなって、かわいく映るんですよ。劇場公演でも少し顔を上に上げると、ライトの光が瞳に反射して、キラキラっていう感じになるので、それを心がけていました。
井上 えー! そんな技があったんですか? すごく参考になります! 今度やってみよう! 目に光を入れるんですね、ってすごく眩しくないですか? できるかなあ。目をつぶってしまいそう。
須田 るーちゃんはそのままで十分かわいいから大丈夫だよ! 私はその頃、劇場公演のポジションが後列隅だったから必死(笑)。るーちゃんは何か技を取り入れるより、そのままの「るーちゃん」でいた方がアイドルとして素敵だと思うよ。そんなるーちゃんの「あの頃」は?
井上 保育園にいた頃なんですけど、太鼓を叩く時間があったんですよ。タンバリンやカスタネットで合奏をする感じです。大小いろいろある太鼓の中から好きなのを選べるんですけど、センターにある1番大きな太鼓があいていて、先生が「瑠夏ちゃん、この太鼓をやってみれば?」って勧めてくださったんです。
でも私は引っ込み思案でみんなの中心に行くのが怖くて、1番小さな太鼓にしてもらったんです。「先生、私に目立つポジションを勧めないでー!」っていう気持ちでおどおどしていました。
そんな私が今はステージで、楽しくパフォーマンスしているんだから、「みんなの後ろに隠れていたあの頃の私」に、「今はアイドルになって人前で歌って踊っているよ! 前に出てみようよ。大丈夫だよ、楽しいよ!」って言いたいです。
――今でもそんなにグイグイ前に出ようとしないところは、あまり変わらないと思いますけどね。では、いきなりだけど初恋の話を教えて!
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