ミキ亜生「感度ゼロからのスタート」

ミキ・亜生によるカメラ連載第7回「色温度で世界を変える」後編

愛猫5匹をうまく撮るために昨秋、ミラーレスデジタルカメラを購入したミキ・亜生が、カメラマン・大槻志穂さんから撮影技術を学ぶカメラ連載。

第7回前編では、色味で写真の世界を変化させる「色温度」と「ホワイトバランス」を学んだ亜生。後編では、色温度を駆使してさまざまな印象の写真を撮影します!

編集/藤本あき
取材・文/高本亜紀
撮影・撮影指導/大槻志穂
モデル/Tくん

連載「感度ゼロからのスタート」過去記事はこちらから
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ミキ亜生「感度ゼロからのスタート」カメラを持つ亜生

写真の面白さがもう1段階進んだ気がする

大槻 公園へ向かう途中、Tくんを撮影しながら「これは面白いぞ!」とすでに言っていましたね。道中、周りを見渡しながら面白そうな風景を見つけてはカメラを構えていましたけれど。

亜生 カメラを向けるのが癖になってきました。前までは何を撮っていいかもわかってなかったのに……成長しましたよね、僕?

大槻 しましたね! 色温度を意識して公園内でいろいろと撮影しましたが、納得のいく写真は撮れましたか?

モデルにカメラを向けるミキ亜生

亜生が撮影した渾身の3枚とは?

亜生 いっぱい撮れました! まずは水飲み場での1枚。「日陰モード」で撮りました。Tくんが楽しそうに遊んでいるところがうまく撮れたかなと思います。

シャッタースピードを速くして水が止まって見えるようにっていうのを意識したんですけど、ボケ感もうまく出せてるし、ピントもしっかり合っていて今までに学んだことが活かせているかなと。あと、Tくんのどアップの1枚も気に入ってます。

▼撮影:亜生
ミキ亜生が撮影したモデルのTくん

▼撮影:亜生
ミキ亜生が撮影したモデルのTくんのアップ

大槻 かわいく撮れてますね。少し青みが強いので、透明感があっていいと思います。色温度はどう設定しました?

亜生 「蛍光灯モード」で撮りました。ぐっと寄るのは勇気がいるんですけど、かなり近くまで寄ったことでTくんとの距離感がいい感じで出ているんじゃないかなって思います。あと、この1枚は「日陰モード」で撮ったんですけど……。

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