TVもいいけど、ラジオも熱い！ 今、面白いラジオをブロス的な独自の視点で特集した「TV Bros. 2022年8月号 ラジオ特集号」が発売中！
TV Bros.WEBでは、この1号に関する情報を「Web版」として順次お届け！ 本誌と合わせてぜひ「ラジオの世界」をお楽しみください。
順次更新！「ラジオ特集号Web版」記事一覧はこちら！
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今回は、表紙＆巻頭特集を飾った向井慧のロングインタビューから、ほんの一部分を公開します。
ラジオに魅せられて――
『パンサー向井の#ふらっと』（TBSラジオ）
向井慧
全ての年代に向けて放送しようと思っている
――『パンサー向井の#ふらっと』が始まって3カ月が経ちましたが、リスナー層はいかがですか？
『#ふらっと』で僕のことを知ってメールを送ってくださる方はもちろん、週に一度、名古屋でやっている夜のラジオ『チュウモリ「#むかいの喋り方」』（CBCラジオ）を以前から支えてくれている方のなかにも「向井が朝の番組を始めて大変そうだから」とメールを送ってくれているのも感じます（笑）。どちらも同じくらい嬉しいです。
――先日の『#むかいの喋り方』には84歳の方からネタが届いていましたが、向井さんの番組は幅広い年齢の方が聴いていそうですね。
もともと夜の番組を始めた時から若者だけに向けた番組にしようとか、同年代の人が聴いてくれたらそれでいいとは思っていませんでした。子供からのメールや80代の方が考える内容は、普通のハガキ職人には出せない面白さがあります。僕は全ての年代に向けて放送しようと思っています。コアな人たちに面白がってもらえることへの憧れはありますが、僕には無理な気がするので、今は仕事を横に広げています。
――オープニングトークへの不安はいかがでしたか？
朝の番組を始めるにあたって、それはまさに大きな不安要素のひとつでした。山崎怜奈さんの番組（『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』TOKYO FM）を聴いていて、毎日きちんと違う話をしていてすごいと思いました。放送が終わってから翌日の放送までに何か起きなかったらどうしようと不安で、どんなことを話そうかと、まだまだ探っている段階です。『#むかいの喋り方』だと僕の話を聴きたい人が聴いてくれているので身近な芸人の話をしても楽しんでいただけますが、朝の番組ではそうした話は求められないと思うんです。朝はラジオを聴きながら何かをしている人が多いから「この前、後輩芸人の◯◯が…」と言われたところで「知らねぇーよ」と思われちゃうんです。
――番組が始まった頃、向井さんよりも先輩の芸人のレポーターが向井さんを「向井くん」と呼んでいるのを聴いた人が、SNSに番組のハッシュタグをつけて「先輩なのにメインの向井さんを“くん”付けするとは何事だ」と書いていた人もいましたね。
今までそういったことを考えたことがなかったです。テレビでは関係性で笑いをとることが多いけど、朝のラジオで内輪受けで盛り上がるのは避けたほうが良いと分かりました。
さらなるラジオ愛を感じられる全文は、「TV Bros.8月号ラジオ特集」でご覧ください。曜日パートナーやアシスタントが思う「向井慧」、番組関係者やリスナーが思う「向井慧」と、ラジオを愛し、リスナーに愛される向井の実像が浮かび上がる特集となっています。
＜番組情報＞
『パンサー向井の#ふらっと』
東京・TBSラジオ 毎週月～木曜午前8・30～11・00
出演じ（月～木）向井慧※木は隔週出演 ［曜日パートナー］（月）滝沢カレン （火）田中直樹 （水）三田寛子 （木）髙橋ひかる ［木曜アシスタント］喜入友浩（隔週木曜）
●2022年春スタートの朝ワイド。「今の話題をみんなでつなぐ」をテーマに、リスナーにふらっと気軽に立ち寄ってほしいという想いを込めて放送。
＜プロフィール＞
向井慧（むかい・さとし）●1985年愛知県生まれ。お笑いトリオ・パンサーのメンバー。ラジオでは『チュウモリ「#むかいの喋り方」』（CBCラジオ）、『パンサー向井のチャリで30分』（ニッポン放送）、『向井と裏方』（AuDee）に出演。テレビでは『王様のブランチ』（TBS系）に隔週でスタジオレギュラーを、『キングオブモルックのモルック大作戦!!』（TOKYO MX）では司会を務めるなど、テレビ、ラジオなどさまざまな媒体で活躍。
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