SKE48のたまにはアツく語らせて！vol.18「二十歳をアツく語らせて！」

SKE48のメンバーが、大好きなものについて激アツで語り倒す連載『SKE48のたまにはアツく語らせて！』。アイドルという「枠」とか「たしなみ」とか「しがらみ」など一切を考えず、ただひたすらに「ここが好き！」というトークを繰り広げる連載です。テーマは毎回変動。今回は、今年1月に成人式を迎えた20歳の3名です。

いつものような「ここが好き！」トークではないのですが、石塚美月さん、岡本彩夏さん、水野愛理さんに、それぞれ20歳になった気持ちをストレートに語ってもらいました。「大人になったんだから自分で考えて決断したい」（石塚）、「10代が若く見える」（岡本）、「何歳でも関係ない。水野ブランドで進むだけ」（水野）と、20歳になった感想や決意はいろいろ。この3月末でSKE48を卒業される石塚さん、最後に登場してくださり、ありがとうございました！後半には、3人がアツくユルく宣言する「成人の主張」の動画付き！　お見逃しなく。

取材・文／浅井加枝子　構成／和田恵実

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今回のトークテーマ「二十歳をアツく語らせて！」

【トークメンバー】

石塚美月&岡本彩夏&水野愛理

【二十歳をアツく語らせて！】

「なんか急に大人になってしまったなー。
面白くない人間になってしまったような気がする。
まだ大人になって半年くらいだけど」（水野）

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――もう3月ではありますが、1月に成人式を迎えた3人に、大人になった抱負とか不安とかお聞きしようと思います。

岡本　なんだか誕生日を過ぎても、20代になった感覚が全く無かったんですよ。でも周りから「20歳だね、おめでとう！」と言ってもらえ、そして「成人式だね、おめでとう」と言われて初めて「あ、私20歳になったんだ！」って実感しました。

石塚　それわかります！　自分では「20歳になるんだなー」くらいに思って、19歳との差を感じられなかったんですよ。でも意外と周りからの反響の方が大きいんですよね。「成人式だね、おめでとう」っていう言葉で、眠りから覚めた感じでした。

岡本　「成人式だね、おめでとう」は、言われるとなぜかびっくりする言葉だよね。何をしたわけでもなく、ただ歳を取っただけなのに（笑）。

水野　私は、ずっと「大人になりたい」って思っていたんですよ。でもいざ20歳になったら、「なんか急に大人になってしまったなー。面白くない人間になってしまったような気がする」って思いましたね。

――2年くらい前のインタビューで、水野さんは「早く大人になりたい」って話していましたよね。

水野　そうなんですよ。あの頃は子どもだったから、大人に見られたかったんですよ。でもいざなってみたら、できることの範囲がかえって狭くなって、なんだかつまらない人間になっちゃったなあって。大人になって自由が減ったなって。

――なんかちょっと哲学っぽい（笑）。では、20歳になって生まれた決意ってありますか？

岡本　ちゃんとしようと心に決めました（笑）。たとえば金銭面でちょこっと援助してもらったりしていたんですけど、大人になったんだから自分で生活できなきゃなと思い始めて……いや、思い始めているだけなんですけど（笑）。でもそのうち私が親のためにお金を出せるくらいにならないとね。

石塚　それは思うけど、なかなか実行に移せないです（笑）。私は、自分の持ち物のグレードを少し高くしようかなって思っています。大人なんだから大人らしく、今までよりちょっと質のいい物を。とりあえず形から入ろうと考えています。まずアイテムから大人に（笑）。

水野　形から入るの、いいよね。自覚しやすいし。私はね、特にナシ！　何歳になっても水野は水野だから。抱負とかやりたいこととか特に無しです。今目の前にある障害を乗り越え、前に突き進むだけ。水野の中身はずっと水野のままだから、大人になって何年経っても、水野は水野！　周りから怒られても褒められても、中身は変わらない。

――おお、カッコイイ！

水野　さらに舐められない人になりたいです。大人が大人に怒られているのを見るのが嫌いなんですよ。なんかどっちの立場にもなりたくないなあって。それが「あの人、周りから舐められてるんじゃないか」とか思うと、他人のことなのにいたたまれなくて。そう思うのも思われるのも嫌だから、舐められない立派な大人にならなくちゃいけないなあと思っています。

岡本　すごい立派！

水野　それと、最後まで大人に屈することのない自我を持ち…。

石塚　大人に屈する？

――対「大人」ってことは…子ども？

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