ベイビーワードで世間を騒がす!肩の力が抜けた滝音の野望【2022年6月連載「これからの芸人百景」第12回滝音】
絶妙な毒舌ネタで『R-1』を優勝したお見送り芸人しんいち。そのネタから「性格が悪い」とイジられることも多い彼だが、実際は、チヤホヤされたいだけの楽観的な根明人間! 終始愉快な取材で、スタッフ一同を明るい気持ちにさせてくれた。
企画・構成/竹村真奈 村上由恵(タイムマシンラボ)
取材・文/佐々木 笑 撮影/池ノ谷侑花(ゆかい)
■可愛がられる秘訣は「リスペクトしすぎない」!?
──『R−1』(フジテレビ系)で優勝されて変化はありましたか?
しんいち 僕、応援してくれる女の子のことを“しんいちガールズ”って呼んでるんですけど、“しんいちガールズ”は増えました。生配信でも「男は出ていけ」って言ってるんです(笑)。
──本心じゃないですよね?
しんいち 女の子にキャーキャー言われたくて芸人始めたので、6割はホンマに思ってます(笑)。「面白い」も嬉しいけど、「可愛い」「かっこいい」って言われたいんですよ。エゴサーチしてたら「しんいちのネタ腹立つから見ないようにしてたけど、そんなことより顔かっこいい」ってコメント見つけたんですけど、それも嬉しかったです。
──今では、先輩からイジられることも多いですよね?
しんいち かっこいい部分を見せたいから「ほんまにやめて!」って思います……。 ほんまにイヤなんですよ(笑)。
──もしかしたら、先輩方はそれを見抜いているのかもしれないですね?
しんいち そうかもしれない。東野幸治さんから「イジったとき可哀想に見えちゃう芸人っていっぱいおるけど、しんいちは可哀想に思えへんねん」って言われたとき、めっちゃ嬉しくて! 東野さんがガンガン行くってあんまりないらしいんですよ。だから、「お前どんだけサンドバック気質やんねん」って周りに言われます。
──東野さん然り、先輩に可愛がられている印象が強いですが、可愛がられる秘訣なんでしょう?
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