掟ポルシェ 大切な思い出がツバまみれ2

【12月号】掟ポルシェ連載「大切な思い出がツバまみれ2」

本当に無駄なものなどこの世に存在しない。

 (300m前ぐらいから何かに取り憑かれた顔でギャーギャー言いながら全力疾走でやってきて。もちろん全裸で)100円ショップのダ●ソーでもらえるあのシール、あれ集めてもなんももらえないからね!? 店員、お会計時に「××円のお釣りと、キャンペーンシール●枚です」って何気ないトーンで渡してくっから、ああ、100円ショップってただでさえ安いのにこれ以上まだなんかサービスしてくれんのかぁ……正気の沙汰じゃないね! もうこれはサービス狂、だな! サービスしまくらないと死ぬ病気の会社の人たち、だと思う! マジリスペクト! と思って、家帰ってからこれなんのキャンペーンだろうつって検索してみたら……「シール35枚+440円でちょっといいブランドの包丁が安く買えます!」だって。別の意味の方の狂気! なんか買うのにまず100均行くような奴が商品にワンランク上のクオリティとか求めるかっつうの! ていうか普通に100円で売ってる包丁で全然使えるっちゅうの! 安かろう悪かろうじゃない立派な商品を安価で売ってる一方で、その商品の存在理由を崩すようなものをサービスの一環で販売しようというその根性……何考えてっかわかんなくて逆に面白くなってきました! このキャンペーン考えた人、ダ●ソーという企業に巨大な「?」を与えたことでただの安売り王じゃない不思議な魅力をプラスしたとも言えるわけで。そう己の価値観をパラダイムシフトさせた後にダ●ソーでシールもらうと、もう変な笑いが止まんなくなって。お前らが高等テクを使ってこちらをゾワゾワした不可思議な気持ちにさせようってんなら、こっちもダ●ソーが意図しなかった使用法でシール使ったるわい! 文化レベルの高い行いには文化レベルの高い行いで返す!

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