【2021年1月号 大森靖子 連載】『大森靖子の超一方的完全勝利』

生のライブがないと、演奏は配信ノリの良い上手さのほうが映えるので、上手く聴こえる至上主義になってしまい、我々のようなライブハウス上がりのバンドマンにとっては、そろそろ少しトラウマティックになってきた。顔の醜形恐怖と同じように、自分の声や出す音が醜くて仕方なく感じて、怖くて音を出せなくなる、そんな妄想ばかりする。

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