金八第2シリーズ「卒業式前の暴力」を観直したら…【2020年6月号 大根仁 連載】

自粛以降、パソコンに向かう時間が多くなり、いつにも増して映画やドラマや見逃していたテレビ番組を観ているが、ではここでオレがそれらをレコメンドしたところで、このネット上には既にその作品に対する感想・紹介・レビューが溢れている。そりゃオレだって『愛の不時着』『タイガーキング』『イントゥ・ザ・ナイト』『テラスハウス』『レポーター・ガール』『ビースティ・ボーイズ・ストーリー』『M 愛すべき人がいて』その他もろもろの旬な作品について語りたい事はたくさんあるが、ここはあえて「何でこのタイミングでそれ?」と思われても仕方のないクラシック作品にして、誰もが知る大ネタに触れてみようと思う。

「加藤ぅ!! 松浦ぁ!!」

説明するまでもなく『3年B組金八先生 第2シリーズ』の大傑作回「卒業式前の暴力・前後編」における金八、魂のシャウトである。

放送された1981年は全国で中学生の非行・校内暴力が社会問題となっていて、金八第2シリーズでも転校してきた札付きの不良・加藤優(直江喜一)が、“腐ったミカン”から更生していくプロセスがシリーズ全体で大きなウェイトを占めていた。

 

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