SKE48の新曲『あの頃の君を見つけた』新曲選抜メンバーのスペシャルインタビューも、ついにラスト! 最後を飾るのは、新曲のセンターを務める林美澪さんと、優しく見守る先輩の江籠裕奈さん。インタビューでは、初めて曲を聴いた気持ちやMVの見どころ、推しどころ、そして裏話なども聞きました。裏話は、SKE48公式YouTubeチャンネルからフルサイズで見ることができるMVを見てからもう1度インタビュー記事を読むと、「ここのこと(笑)?」と楽しめると思います。さらに新曲タイトルにかけて、「あの頃の私に言いたいこと」と「初恋の君」についても。
インタビュー記事は全6回。8月3日~5日、10日~12日が配信日です。見逃さないようにねー!
「あの頃の私」は、林さんにとってあまりに最近のことでした。今12歳ですもんねー。では、9月1日発売の新曲シングルをお楽しみに!
撮影/高岡 弘 構成・文/浅井加枝子
©2021 Zest,Inc./AEI
本日のインタビュー・メンバー
江籠裕奈(えご ゆうな)
チームKⅡ所属。愛称「えごちゃん」。2000年3月29日生まれ。愛知県出身。
林 美澪(はやし みれい)
研究生。愛称「みれい」。2009年3月10日生まれ。愛知県出身。
林「夏の思い出としてはもちろん、一生忘れない思い出の曲になると思います」
――『あの頃の君を見つけた』を初めて聴いたときの気持ちを教えてください。
江籠 「SKE48の夏曲」らしく、爽やかで明るくて、聴いてすぐに「好き!」って思いました。曲も素敵なんですけど、歌詞も素敵なんですよ。青春の潔さとか切なさが描かれていて、歌詞の情景を思い浮かべるだけで「キュンッ」ってきます。
さらにファンの方が何年か後に、私たちSKE48のことを想ってくださるときの情景のような感じもします。「青春=SKE48」というイメージで聴いてくださると、またうれしいですね。美澪ちゃんは?
林 私はまず、「夏だーっ!」って感じました。イントロの部分はゆっくり静かな感じで、そして明るくはじけるような曲調に変わるんです。そこがとっても好きで、「夏休みに海に来た!」というイメージでした。
シングルの発売は9月で夏休みは終わっていますけど、ギリ夏(笑)! だからこの曲を聴いてくださるみなさんの夏の思い出になるといいなと思います。私にとっては初選抜の曲なので、夏の思い出としてはもちろん、一生忘れない思い出の曲になると思います。
江籠 そうだよね。美澪ちゃんにとって特別な夏の思い出になるよね。初選抜でセンター!
林 初選抜ということを聞いただけでもびっくりだったのに、ポジションがセンターだなんて知らなかったんですよ。
“振りV”(振り付けを覚えるための映像)を見たときに、私のポジションがセンターに見えて、でもまさかそんなことはないと思っていたら、振り入れのときに「この位置って、私もしかしてセンター!?」ってびっくりしました。
江籠 えー! センターってことを知らされていなかったの!? 心の準備が…。
林 はい。心の準備もなく、怖かったですよ。でも先輩方が「がんばれ! 美澪ちゃんならできる!」って言ってくださったので、すぐに心が決まりました!
江籠 さすがセンター!
――MVの推しポイントは?
江籠 美澪ちゃんの同級生として、青春を思いっきり楽しんでいる制服姿の私を温かい目で見てください(笑)。実際は美澪ちゃんより9歳年上なんですけど、同級生に見えるように髪色も暗くして、楽しそうにしています。実際、学校の廊下を走ったり海に向かってみんなで走ったり、すごく楽しかったです!
林 私は、実際はまだ中学1年生なのに、高校生の役なんですよね(笑)。だから少し大人に見えるようにがんばりました! 好きな人に手紙を渡そうか迷ったり、友だちと手紙を渡す練習をしたり、「あー、こういうことってそのうちあるのかな」って思いながら、憧れの青春ワンシーンを楽しみました。
あと、推しポイントは「風を感じながら自転車を走らせる私」です。実は自転車に乗るのが1年ぶりくらいだったんです。前は水泳教室に通うときに乗っていたんですけど、普通の道路を走っていたので、MVにあるような海岸沿いを自転車で走るのは初めてで、すっごく気持ちよかった!
江籠 自転車も久しぶりだと怖いよね。
林 そうなんですよ。私、1輪車の方が得意なので、車輪がふたつあるのは最初怖かったです。ハンドルが左右に揺れて。MVの自転車シーン、1輪車だったらもっとカッコよく走れたかも。
江籠 それ、コントでしょ(笑)。
――では、新曲『あの頃の君を見つけた』にかけて、「あの頃の私に言いたいこと」を教えてください。
林 「あの頃」って言っても、まだ12年間しか振り返れないんですけど、「ダンスをやめようかと思っていたあの頃」の私に。私はずっとダンスを習っていたんですけど、ある時期ダンスを続けるかやめるか、迷っていたんです。
気持ち的にはやめる方に動いていたんですけど、「ここでやめたら、大好きな音楽やダンスとは、もう関りが切れてしまうのかも」と思い、なんとか続けていました。そうしたらSKE48のオーディションがあって、「SKE48ならダンスも魅力だし」って受ける気持ちになったんです。
だからダンスと縁が切れそうだったあの頃の私に、「ダンスを続けていこうよ、やっぱり楽しいよ! 活かせる場所があるよ」って言いたいです。
江籠 続けてくれてよかったー! そこで気持ちが切れていたら、出会えなかったかも。
私は「SKE48と学業の両立が大変だった小、中、高校生の頃」の私に。美澪ちゃんと同じように、小学生の頃にSKE48に入ったんですけど、学校の授業とSKE48の活動が、どちらも楽しいけど体力的にはキツかったんですよ。特に高校生になってからは、「東京でSKE48のお仕事をして、泊まって翌朝、制服を着てキャリーを持って新幹線の始発に乗って、そのまま学校に行く」っていうことが多かったんです。
で、名古屋駅から学校までの駅の売店で、白いたい焼きを売っていたんですよ。生地が白くて、中はあんこじゃなくてカスタードクリーム!
林 ひゃー、おいしそう!
江籠 それが夢のようにおいしくて、毎回買って食べていました。そのたい焼きを食べている朝のひとときが、その頃の1番の癒しタイムだったんですよ。それでうっとり食べていたら……めっちゃ太りました。
だから私はあの頃の私に、「それ、おいしいけどめっちゃ太るから! ほどほどにしろ!」って言いたい。本当にキツく言いたい(笑)。まあ、その白いたい焼きがあったから私はがんばれて、SKE48と学業を両立できたのかもしれないけど。
――白いたい焼き、ありがとう(笑)! じゃあ最後に、ふたりの初恋話を聞かせて!
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