マンガ沼前編

マンガ好き必見のガチマンガトーク番組『川島・山内のマンガ沼』の収録現場に潜入!

  10月の間、「マンガ」をテーマにお届けするTV Bros.WEBの「マンガ大特集」。本日は人気番組『川島・山内のマンガ沼』収録現場密着レポートをお届け!


 テレビで紹介される「次にくる〇〇」として紹介されるカルチャーは、もう既にその界隈では流行っていることが多くて、そんなテレビの企画を見ると「あ〜、この作品もテレビでこういう風に紹介されるぐらいになってるのか」と思うことが多々ある。でもその事例に当てはまらないのが、麒麟・川島明とかまいたち・山内健司がマンガのことだけを好き勝手にしゃべりまくる深夜番組『川島・山内のマンガ沼』(日本テレビほか)だ。マンガが大好きな二人の芸人が紹介する作品はとにかく自分たちの感覚で面白いと思ったものを紹介しているから、出版社やレーベルの大小問わずジャンルの幅が広くて、読みたいマンガがないと思ったらこの番組を見れば必ず知らなかった作品に出会うことができる。しかも熱量が高い二人の芸人のトークが最高におもしろい上に、番組が送るアンケートにマンガ家が答える「ガチアンケート」のコーナーで注目作品の裏話も聞けたりするから、熱心なマンガファンにも一目置かれている番組だ。

 しかし、気がかりなのが「あんなに忙しい二人がホントにあんな大量の作品数を読んでいるのか?」ということ。仕込みが入ってるんじゃないのか、PRで出版社から紹介料なるお金をもらってるんじゃないのか…。そんなゲスな疑問をもとに、TV Bros.編集部は真相を探るべく、収録の密着取材を申し込むと即座にOKをいただけた! 

撮影/田中久之
取材・文/TV Bros.編集部

楽屋に用意された大量のマンガ


 夏真っ盛りの9月某日、都内収録スタジオ。セットは至ってシンプルで、グリーンバックにMC二人とゲストが座る三つの椅子が置かれている。変わっているところと言えば、楽屋に大量のマンガが置かれていること。反グレやヤクザなどの悪人を顧客にした弁護士の姿を通じて裏社会を描く『九条の大罪』(小学館)から、性格が徐々に変わっていく男性との不倫に走る女性の葛藤を描いた『あげくの果てのカノン』(小学館)など作品のラインナップも様々だが、圧巻だったのは、100冊は超える『刃牙』シリーズ(秋田書店)全巻セットだ。この日の収録では『刃牙』シリーズの作者・板垣恵介先生がスタジオゲストとして出演するらしい(!)が、シリーズの人気キャラクターで、無謀な挑戦を持ちかけられても「わたしは一向にかまわんッッ」と全てを受け入れる中国拳法の達人・烈海王が異世界転生した世界で戦うスピンオフ作品『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』まで用意されている。その徹底ぶりから、出演者だけでなくスタッフのマンガへの熱量も高いことが垣間見えた。実際、スタッフもみんな、マンガ好きが集まって番組が作られているという。

 昼12時ごろになると、MCの二人が到着して打ち合わせの後、収録が始まるらしい。しかし考えてみると、MCの一人である川島は、今年2021年の3月からTBSで朝の帯番組『ラヴィット!』(TBS系)の司会を務めている。その生放送が終わるのが10時ごろで、そこから駆けつけるというが、ゆっくりしている時間がない、なかなかハードなスケジュールだ。一方の山内もゴールデン帯でコンビとしてMCを務める番組も始まり、レギュラー番組を16本も抱えている。二人の多忙のせいだろうか、月に一度、4本撮りというスケジュールで収録は行われているらしい。

打ち合わせに潜入!


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