推し問答!【8人目:2.5次元好きな臨床心理士 笹倉尚子さん前編】「オタクなカウンセラーに推し活をまじめに語ってもらってみた」

様々な人に「推し」や「推し活」について語ってもらう「推し問答!~あなたにとって推し活ってなんですか?」、第8回のゲストは臨床心理士の笹倉尚子さんです。なお、この記事は前編になります。

 

取材&文/藤谷千明 題字イラスト/えるたま

 

笹倉さんは、「サブカルチャー臨床研究会(さぶりんけん)」という団体の代表をつとめています。カウンセリングの現場でもアニメやゲーム、マンガ、あるいはアイドルなどの話が出ることも多いそうで、日々更新されるサブカルチャーの情報を共有し、ひいては現場で活かせる知識を模索していく会だそうです。さぶりんけんは先日『サブカルチャーのこころ オタクなカウンセラーがまじめに語ってみた』という本も出版しました。

 

「推しは心の栄養」なんていいますし、その一方で「推しがしんどい」という日もあります。人々の心にとって「推し」とはどういう影響をもたらすのか。そんなお話を伺ってみたいと思ったのですが、前編は笹倉さんご自身のオタクとしての「心持ち」の話になりました(笑)。

「心の専門家」にとって「推し」とはなんなのでしょう?

 

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