【特別編】ついに開催!第1回BEE-HIVE同窓会(前編)【2021年5月号 Perfume 連載】『たちまち、語リンピックせん?』

皆様お待たせしました! 今回は2021年3月号の連載で話題に上った「BEE-HIVE同窓会」を、Buzyから丹羽麻由美さん、BOYSTYLEから上原香代子さんをお迎えしてお届けします。
「BEE-HIVE」(ビーハイブ)とは“蜂の巣”という意味で、2003年から2006年までアミューズの女性新人タレント育成プロジェクトとしてBuzy、BOYSTYLE、Perfumeのメンバーを中心に結成。18歳以下のメンバーは女子寮で共同生活を送りながら、合同でツアーやイベントを行っていました。
今年2月にBuzyのデビューシングル「鯨」から「パシオン」までを収録したアルバム『Buzy』のスペシャルプライス盤(2021年2月17日発売 CD+DVD 2500円 インペリアルレコード)、そしてアニメ「ワンピース」オープニングテーマ「ココロのちず」を含むBOYSTYLEの8枚のシングル作品からカップリング曲を含めてセレクトした初のベストアルバム『BOYSTYLE ゴールデン★ベスト』(2021年2月17日発売 2500円 インペリアルレコード)がリリース。両グループとも、いまなお圧倒的なクオリティの高さは折り紙つき。当時を知らない世代にもぜひ聴いていただきたい名盤2枚です。
積もる話がありすぎてとても語りきれないはずと思い、勝手ながら“第1回”と銘打たせていただいた同窓会。今月・来月と前後編にてたっぷりとお楽しみください。
構成/照山紅葉

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https://tvbros.jp/perfume-連載】『たちまち、語リンピックせん?』/

<プロフィール>
Perfume(ぱふゅーむ)●あ~ちゃん、かしゆか、のっちによるテクノポップユニット。ベストアルバム『Perfume The Best “P Cubed”』が発売中。初の衣装本『Perfume COSTUME BOOK2005-2020』が、またニューシングル「タイムワープ/Time Warp」が発売中。

丹羽麻由美(にわ・まゆみ)●COLOR、Buzyの元メンバー。BEE-HIVEではリーダーを務めた。現在は、MIKIKO率いるダンスカンパニーELEVENPLAY のメンバーでもあり、個人ではミュージカルを中心に活動中。

上原香代子(うえはら・かよこ)●BOYSTYLEの元メンバー。BOYSTYLE解散後、フリーとしてミュージカルなどで活動。現在は主婦業に邁進中。

●Perfumeメンバーが一番最初に参加したプロジェクト「BEE-HIVE」

──本日はお忙しいところお集まりいただきありがとうございます。“BEE-HIVE同窓会”、ついに開催の運びとなりました。まずは自己紹介からお願いいたします。

丹羽麻由美 はい。元COLORとBuzyというグループで活動しておりました、当時リーダーをやっておりました麻由美です。

全員    イエ────ッ!!!!!(拍手)

丹羽麻由美 ありがとうございます。当時BEE-HIVEという大所帯で一緒にいたときも、まぁちょっと年齢が上だったということもあり、若干リーダー的なところでやらせていただいておりました。

上原香代子 いや、リーダーでした!(キッパリ)

丹羽麻由美 当時からみんなと仲良くやってましたけど、10年以上経ってもこんなかたちで再会の場を作っていただいて本当にありがたく思っています。今日はよろしくお願いします。

全員    パチパチパチパチ!!!!!(拍手)

上原香代子 さすが……。はい。元BOYSTYLEの上原香代子です。いまはただの主婦なんですけれども、こういう感じで取材を受けさせていただきありがとうございます。今日はよろしくお願いいたします。

全員    パチパチパチパチ(拍手)

──よろしくお願いいたします。この日を楽しみにしておりました。いつも上原さんの話題が出ると、あ〜ちゃんが“こんばんは”とお呼びされていて。

あ〜ちゃん あはは!

上原香代子 そうなんですよ。一緒に寮に住んでいた当時、遊びながら決めたあだ名(かよこ+こんばんは=「かよこんばんは」)でして。それをそのままあ〜ちゃんだけ使い続けて、挨拶でずっと呼ばれてるっていう(笑)。

──そうだったんですね(笑)。これまでも定期的にお会いされていたんですよね?

上原香代子 そうですね。みんなで集まるのはなかなか難しいんですけど、数年前に事務所の方の結婚式で集まる機会があって、そのあとみんなでご飯を食べました。定期的にみんなで集まるというよりは個々に会ったり、あとはバッタリ会うこともあれば、ライブを観に行かせていただいてということはありましたね。

丹羽麻由美 私はこの何年かだとメンバーのみんなと会うより、のっちのママに一番会ってると思います。

あ〜ちゃん えっ! なんでのちママに会っとん!?

丹羽麻由美 私はいまミュージカル中心に活動しているんですけど、のっちのママがいつも舞台を観に来てくれてて。だから定期的にというニュアンスだと、一番会ってると思う。

あ〜ちゃん へぇ──っ! のっちもたくさん舞台観とるけど、のちママは昔からほんまに舞台観に行くのが好きだったもんね。あれは母親譲りなんじゃろね。

のっち   確かに確かに。

あ〜ちゃん しかも情に厚いというか、(BEE-HIVEメンバーで)自分の娘だと思ってる人がいっぱいおるけぇ、その娘たちの晴れ舞台いうたら絶対観に行くもんね? 

のっち   うん、その感覚だと思う。

上原香代子 ありがたいね。

丹羽麻由美 本当にみんな家族。家族ぐるみでずっと親しくしていただいている感じです。

全員    うん。

あ〜ちゃん まあちゅん(=丹羽)の兄弟も観に来てくれてね?

丹羽麻由美 ふふふ。すごいプライベートな話ですけど、私の弟がカナダにいたとき、Perfumeのトロント公演(Perfume WORLD TOUR 4th「FUTURE POP」2019年4月2日開催)を観に行かせてもらったんです。そのときBuzyのメンバーの奈央(當山奈央)の妹もトロントにいて、私たちが行けない代わりに家族が観させていただきました。

あ〜ちゃん 超嬉しかった!

──いいお話です。実は今回、BEE-HIVE同窓会開催にあたって読者の皆さんに質問を募集したところ、たくさん集まっておりまして。そちらを紹介する前に、皆さん“BEE-HIVE”とはどういうものだったのかということを紹介していただけますでしょうか。

あ〜ちゃん たぶん知らない人の方が多いですもんね。私たちはアクターズスクール広島ってところから上京してきて、一番最初に参加したプロジェクトがBEE-HIVEだったんですよ。私たちの憧れのアーティストの方たちと一緒のグループになれて、ツアーを回れる。こっちからしてみたら“えっ、いいんですか?”っていう気持ちと、そのプロジェクトの振り付けがMIKIKO先生だったので、自分たちの信じる先生がそのプロジェクトの作品を作ってたから、私たち的には“このプロジェクトで絶対頑張るぞ!”みたいな気持ち──レッスンしてるときも知ってる振り付けとか、知ってる空気感の中でできたからすごい楽しくて。

のっち   うんうん!

あ〜ちゃん なんで楽しかったかっていうと、やっぱり先輩のアーティストさんたちがすごい優しく迎え入れてくれたからなんですよね。“こういうときはこういうふうにするのよ”とか、みんなで学びの場みたいなのがあって。先輩のPaniCrewさんの大阪公演とか、F.O.Hさん(Full Of Harmony)のLIQUIDROOMのワンマンライブにみんなで観に行かせてもらったりして。それが本当に満員御礼──ほんまに“こんなに人が埋まっとるの見たことないわ!”ってぐらいの人がバ──っと埋まってて。そこにまず圧倒されるし、ファンの人の動きを見ては先輩たちがどういうところを見て何を言うか、みたいなのをいっぱい私たちは学ばせてもらったんです。アーティストさんたちに挨拶する姿とか。

丹羽・上原 あはははは!

あ〜ちゃん でしゃばることなく自分の感想と、こういうところが素晴らしかったですってところを「ありがとうございました!」って御礼とともに伝えて。“これを活かさせてもらいます!”みたいな姿勢。それをBuzyさん、BOYSTYLEさんたちは私たちに背中で見せてくれたんです。“あっ、そういうふうに接するんじゃ。自分のキャラを置いていく場ではないんじゃ。ただヘラヘラしとるだけじゃダメなんじゃ”って。

丹羽・上原 ふふふ。

あ~ちゃん 先輩方のパフォーマンスを見せてもらって、こっちの誠心誠意の姿勢を勉強させてもらったり。自分たちが上京してから、この場ではこういうことをするんだよってことをいろいろ学ばせてもらいました。本当に良い先輩。高校も先輩たちのおかげで入学できたし。みんな優等生だったんで。

のっち   確かに!

丹羽麻由美 高校一緒だったね。

上原香代子 やっぱりBuzyがすごいいい先輩やったよね? 

あ〜ちゃん そうじゃねぇ〜。

上原香代子 ほんと模範となる先輩という感じ。

丹羽麻由美 全然そんなことは意識してなかったけどね。

あ~ちゃん いや、やっぱ現場でだいぶ早くからやっている先輩と同じグループになれるなんて、本当にめちゃめちゃありがたい話じゃないですか? いま考えてみても。

上原香代子 あんまないよね? 

かしゆか・のっち うん! 

あ〜ちゃん 先輩グループと一緒になれたのも奇跡的な話ですけど、その中でも広島アクターズスクールから入っていった私たちの他に北海道の子が来ててね。また、出身地によって得意なことがそれぞれ違うんですよ。広島はダンスに重きを置いてて、大阪はその歌をどうやって表現できるかという表現力がめっちゃ長けてる。北海道はとにかく歌がめちゃくちゃ上手いんです。

上原香代子 確かに。色があったね。

あ〜ちゃん そう! そういう色がある中、BEE-HIVEはダンスの担当がMIKIKO先生だったから、うちらのなじみのある先生で。ただ、北海道の人たちからしたらそれまでダンスはツーステップとか、ターンをちょっとするとか二の次って感じでやってきてるから、結構ダンスをめちゃめちゃ練習してた印象がありますね。頑張り屋さんばっか!

上原香代子 得意不得意がそれぞれみんな違ったから、それを目で盗み合う感じがあったね。

あ~ちゃん それそれ! だからそれを先輩が教えてくれるんよ。

上原香代子 いやあ、上手やったよ。あのときから。感心した。さすがと思ったもん。

あ〜ちゃん それはたぶんMIKIKO先生じゃけぇいうのは絶対あったと思う。それを先輩たちは「ねぇねぇ、これってさ。こういうふうにやるの?」って、うちら後輩なのに聞いてきてくれたりとかして。

上原香代子 まあ、いわゆる“先輩・後輩”みたいなのはあんまりなかったよね? 

丹羽麻由美 うんうん。

あ〜ちゃん ……それがすごいところよ。

一同    あはははは!

上原香代子 やっぱ上がすごいよ、それは。Buzyの先輩方がすごかった。

丹羽麻由美 まあ、いつの間にか先輩になっちゃってたって感じで、自分たちが先輩という意識がなかったのかもね。

上原香代子 いやあ、本当によくしてもらったもんね。お姉さん方には。

丹羽麻由美 ただ、私たち(Buzy)は一緒には住んでないから、BEE-HIVEの寮で一緒に住んでたみんなの方が結束力はあったと思う。

●寮から24時間ライブストリーミングしていた「BEE-HIVEカメラ」

──BEE-HIVEメンバーは全員同じアミューズの女子寮に住んでいたわけではなかったんですよね。

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