Singto写真集「tokyo-リトル・トーキョー-」発売記念インタビュー【Day1】

タイ・バンコク出身で「SOTUS」シリーズでの熱演でも人気の俳優Singtoが、東京で撮り下ろした写真集「tokyo-リトル・トーキョー」を発売した。そんな彼が日本来日したタイミングでインタビューを敢行! 全2回での特集でお届けします。Day1の本日は写真集撮影の感想や、「JENNY A.M./ P.M.」にかける思いなどを聞きました。

撮影/tAiki 取材&文/吉田可奈 ⁡スタイリング/JOE、片岡翔(JOE TOKYO)ヘアメイク/佐藤健行⁡⁡ 通訳/高杉美和

衣装協力/セブンバイセブンのシャツ(サカス PR)、ノース ワークスのバングル14,850円、リング8,250円(ともにヘムト PR)、ナラティヴプラトゥーンのネックレス25,850円(ジョワイユ)

 

――日本滞在中は写真集の撮影やファンミーティング(5/4と5/5に開催)と忙しそうでしたが、久しぶりの日本はいかがでしたか?

コロナ禍になってから、“早く日本に行きたい”とずっと考えていました。

――そうだったんですね。そう思うようになったのは、どんなきっかけがあったのでしょうか。

以前、日本に来たときに、人の温かさや街の全体的な雰囲気の良さに感動して、また来たいと思っていたんです。とくに今、タイのドラマが日本で流行っていると聞いたので、ファンのみなさんと触れ合えるファンミーティングができたことがすごくうれしいです。

――そのファンのみなさんと再会できたこともうれしかったのでは?

そうですね。数年前に日本のファンのみなさんとお会いしたときに、みなさんすごく優しくて、良い人たちだったんですよ。とくにすごく離れた場所から遠慮がちに手を振ってくれた姿がかわいかったです。今回は新しいファンのみなさんと会えたことも、すごく楽しかったです。

――写真集の撮影はいかがでしたか。

日本で初めての写真集だったので最初は少し不安でしたが、カメラマンさんとも息が合って、最高の撮影ができました。

――どんなところで撮影をしたのでしょうか。

浅草のお寺とレインボーブリッジ、さらにお台場のチームラボボーダレスで撮影をしました。前回来日した際もチームラボに遊びに行ったんですが、人がたくさんいて写真を撮影できなかったんです。今回は、写真集の撮影だったこともあり、本当に良い写真がたくさん撮れたので、大満足です!

――浅草での撮影はいかがでしたか?

浅草では、僕が読者のみなさんをお寺に遊びに連れていくというコンセプトだったので、着物で撮影をしました。ただ、着物は慣れていないですし、僕は普段大股で歩くので(笑)、着物だと歩幅が狭くなり、歩きづらくて大変でした。でも、タイでは見られないルックですし、スタッフのみなさんが似合うと言ってくれたので、その姿を楽しみにしていてほしいですね。

――旅館での撮影はどうでしたか?

部屋に内風呂が付いている旅館だったので、露天風呂も楽しみました。僕にはちょっと温度が暑かったのですが、入浴シーンは少しだけ、チラ見せくらいで撮影をしました。いつかもっと身体を作って、みなさんにお見せできるくらいスタイルをよくしてから、あらためて入浴シーンを撮りたいですね(笑)。

――撮影以外は、どんなことをしましたか?

プライベートな時間はほとんどないのですが、USJへ行きたいと思っています。絶叫マシーンが大好きなので、高いところから落ちるような迫力のある乗り物には全部乗りたいですね! いつも絶叫マシーンで両手を上げて喜ぶ写真をマネージャーさんに撮影してもらいたいんですが、彼は苦手なので、そういうときはいつも別行動なんです(笑)。

――あはは。日本で食べたいものはありますか?

お好み焼きが食べたいです! 僕、粉物が大好きで、たこ焼きも好きなんですよ。ただ、海鮮は苦手なのでタコは取り出して“焼き”だけを食べています(笑)。あのたこ焼きやお好み焼きにかけるソースが好きなんですよ。

――わかります、あのソースは美味しいですからね。さて、現在は新しいドラマ『JENNY A.M./ P.M.』で女装でのお芝居にも挑戦されています。どんなところが大変でしたか?

このお話をいただいたときに、まず体重を落とすことから始めました。さらに筋肉がつかないように、ウェイトトレーニングも辞めたんです。体重は計っていないんですが、会う人、会う人に“痩せたね”って言われるようになりました。

――女装を見たファンから“かわいい”という声が上がっていますが、ご自身でもかわいいと思ったのではないですか(笑)?

……思いました(笑)。あとは、より女性らしい振る舞いができるように、立ち姿、歩き方、座り方などを心掛け、キャラクターを作って行きました。それに、ハイヒールやスカートを履くと、自然と歩き方が変わってくるんです。なので、衣装に助けてもらった感覚もありますね。

 

 

 

――どんな内容になりそうですか?

このドラマは1996年の映画のリメイクなんですが、内容が現代に合うようにアレンジされているんです。

――映画は観ましたか?

実は、参考として観たいと監督に相談をしたら、見せてもらえなかったんです。なぜかというと、そのイメージがつくと演技にも表れてしまうからなんですよね。なので、鍵となるシーンの写真だけ、見せてもらいました。そのかわり、演技のワークショップをやってもらったんですが、そこでキャラクターの立ち姿、歩き姿、座り方、それから声の出し方の調整を学びました。

――声の出し方まで!

僕はもともと声が低いので、女性らしい高い声を出すのが難しかったんですよね。

――撮影はすでに終わったとお聞きしましたが、いかがでしたか?

撮影はすごく楽しかったです。一番ワクワクしたのはアクションシーンでした。

――激しいアクションシーンも楽しめそうですか?

実は身体に傷ができるくらいのアクションシーンがあったんですよ。それでも僕は少ない方で、後輩の俳優はもうちょっと傷ができていて。その甲斐あって、すごく素敵な作品になったと思います。

Singto●Prachaya Ruangroj(プラチャーヤー・レァーンロード)。1994年7月28日生まれ。タイ・バンコク出身。

 

Singto写真集「tokyo-リトル・トーキョー-」¥4,950

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