SKE48のたまにはアツく語らせて! vol.21 「ドラフト1.2.3期生をアツく語らせて!」

「AKB48グループドラフト会議」で選ばれ、SKE48に加入した「ドラフト1.2.3期生」の中からどんちゃん、まーやん、らぶりんの3名が「ドラフト期生」の特色についてアツく語ります。今ここでぶっちゃける「ドラフト合宿の思い出」動画も必見!

『SKE48のたまにはアツく語らせて!』、今回はドラフト1期生・福士奈央さん、ドラフト2期生・菅原茉椰さん、ドラフト3期生・中野愛理さんによるトーク。同じドラフト期生としての思い出や、意外と得したことなど「そうだったんかー」と思わずうなずくようなエピソードを。盛り上がって話してくださいました。前後の「期」に挟まれ、「基本どっち寄りでもいいやー」とお気楽で、でもいつか自分たちの旗揚げを密かに考えている、冷めているようでアツい3人のトークをお楽しみください。

取材・文/浅井加枝子 構成/和田恵実

今回のテーマ
「ドラフト1.2.3期生をアツく語らせて!」

【トークメンバー】
福士奈央&菅原茉椰&中野愛理

福士奈央(ふくし なお)
●チームE所属
1999年4月23日生まれ
栃木県出身
ドラフト1期生

菅原茉椰(すがわらまや)
●チームE所属
2000年1月10日生まれ
宮城県出身
ドラフト2期生

中野愛理(なかのあいり)
●チームKⅡ所属
2001年3月24日生まれ
愛知県出身
ドラフト3期生

同じ苦労を知っている、
期は違うけど同期なのが「ドラフト期生」。
それにしてもなぜSKE48はドラフトで
「1番じゃない子」を狙って取ったのだろう。


――「AKB48グループドラフト会議」とは、48グループ全体オーディションのようなもので、各チームから選出されたメンバーがドラフト会議に応募してきた候補者の中から、自分たちのチームに必要な人材を指名する…というイベントでしたよね。第1回は2013年11月、第2回は2015年5月、第3回は2018年1月でした。まず、ドラフトに応募するきっかけを教えてください。

福士 わー、私が受けたドラフト会議から、もう10年になろうとしているんですね。なんだかついこの間のことのよう。えーと私がドラフトを受けたきっかけは、ある日見た朝刊に募集の告知が載っていたことなんですよ。私はそのときSKE48の5期生オーディションの最終選考で、すでに落ちていたのであきらめていたんですけど、お母さんから「これ受けてみなよ。これでSKE48に入れたら、あんた“1期生”になれるよ」って言われたことが大きなきっかけです。

――確かに「1期生」でウソではないですね(笑)。

福士 ええ、怪しいけどウソではないです。1度落ちた後だったのであまり乗り気じゃなかったんですけど、お母さんのやる気に押されて応募しました。ていうか、お母さんが応募しました(笑)。でもレッスンとか受けているうちに一生懸命になってきて、気が付いたらなんと「ドラフト“1期生”」に! うわー、憧れの珠理奈さん(卒業生・松井珠理奈)と、同じじゃないけど同じ1期生になれた!って、うれしかったです。

――ドラフトって、自分がどこのグループに行くかわからないから、結構な勇気が要りますよね。

福士 そうなんですよ。しかも自分がどのグループに入りたいかは言っちゃいけないんです。私は珠理奈さんのいるSKE48に絶対入りたかったんですけど、言えない。でもなんとなく匂わせました(笑)。

菅原 匂わせるって、どうやるんですか(笑)。私はAKB48・チーム8さんに入りたくて、AKB48のオーディションを受けるつもりだったんですよ。でもちょうど高校受験のタイミングで受けられなくて、そこでアイドルへの夢は切れていたんです。そうしたら「ドラフト2期生」の募集があるよってお父さんとお母さんから勧められたんです。そのとき普通の高校生としての道を選ぶか、アイドルとしての道を選ぶかですごく迷ったんですけど、これは最後のチャンスなのかもしれないって、思い切って受けました。AKB48さんに入れてもらったらどうだったかなって思うときもありますけど、今は本当にSKE48が肌に合っているわーって思っています。ただねー、AKB48に入ったら私もっと、「カワイイ系」キャラになっていたと思うんですよ。

福士 今の自由なキャラは、SKE48に入ったからだとおっしゃる(笑)。

中野 私はSKE48の6期生と7期生、HKT48の4期生のオーディションを書類の段階で落ちていたんですけど、高校2年生のときに進路を決めなくちゃいけなくなって、そんなときにドラフト3期生募集の告知を見つけたんですよ。「これはチャンスなのではないだろうか!」って思って受けました。私はアイドル以外にやりたいことが無くて、進学も就職も実はしたくなかったんですよ。だから最後のチャンスにかける気持ちで全力で。そうしたら今まで書類で落ちていたのに、今度はトントンと進んで最後まで残りました。それまで、書類の書き方とか間違っていたのかなあ。

――まあ、人生のタイミングだったんでしょうね。確かドラフト3期生のオーディションではファンの方の投票参加ができたんですよね。

中野 そうなんです。そのシステムを途中で知ったんですよ。進学イヤだ、就職したくない、アイドルになりたい! だから最後の賭けに出る! という私は、SHOWROOM配信で必死にアピールました。もう、掴んだチャンスは離さない精神ですよ。鬼気迫るアピールだったと思います。

――そのパワーで勝ち取ったんですね。みなさんがSKE48に来るまでの、それぞれの「人生のターニングポイント」が見えました。では、ドラフト期生としての悩みってある?

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