モデル・女優・ファッションブランド「Romansual」のプロデューサーとして活動し、ティーン女子から絶大な支持を得る鶴嶋乃愛のエッセー連載『微睡む花の様に』第20回「神様の思うツボ」。
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【Profile】
鶴嶋 乃愛(つるしま・のあ)
2001年5月24日生まれ。高知県出身。
公式HP:オスカープロモーション↗︎
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神様の思うツボ
閉じ籠りたくなる
ただ、ただ清らなその場所に
ずっと居られたらどんなに素晴らしい事か
誰かに大切な想い出を
荒らされてしまうくらいならば
ずっと閉じ籠っている事が
私の幸せなのではないだろうかと感じる夜や
誰かと大切な想い出を紡いでいきたい、
幸せな感情の数々を分かち合いたいと思う夢がある
人間と人間の関係は何にも変えられない
人間という生き物にしか分からない
私も同じなはずなのに
何故こんなにも未知な存在なのだろうと思う。
神様は何故この様な生き物を創ったのでしょうか
最近、神話を読んでいた際に
何かが誕生していくときには
怒りや憎しみ、喜びや祈りなど
様々な感情が巡り出会ったときに
人が生まれるという気づきがあったのです
あまりに真理だなと思い
ただ神様は色んな感情を併せ持つ生き物が居たら
この世はもっと豊かになると考えたのではないだろうか、ただその感情の連鎖により喜びの連鎖は勿論、悲しみの連鎖も又起きるという所まで想像は出来ていたのだろうか
それとも想像できていたのならば
もしかすると私達は今ここに居ないのだろうか
物思いに耽る日にはこうした取り留めもない様な言ばかりを考えてしまう私だが
案外悪くない。
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