「実家は“マンガ喫茶か”と思うほど、漫画がたくさん置いてあります」
というCBC中部日本放送の山内彩加アナウンサー。マンガ、アニメ、ラジオが大好きで、ヒマさえあればいずれかに触れています。これまで、ひとりで喋るレギュラーのラジオ番組を持ったことはありませんでしたが、念願が叶って10月から『#アヤスクリプション』(CBCラジオ 毎週火曜午後9・00〜9・30)がスタート。大好きなラジオで、大好きなエンタメの話ができるとヤル気満々な山内アナに、マンガやアニメの楽しみ方や作品を選ぶ時のこだわり、オススメのマンガなど、じっくりとうかがいました。
取材・文/やきそばかおる
<プロフィール>
山内彩加(やまうち・あやか)●神奈川県生まれ。2017年、CBC中部日本放送に入社。マンガ、音楽、映画など幅広くエンタメに精通。テレビでは『キユーピー3分クッキング』、『チャント!』(毎週月曜~金曜午後3・49~7・00 金曜担当)など、ラジオでは『アナののびしろ』(毎週土曜深夜3・00~3・15)などに出演中。
『#アヤスクリプション』
愛知・CBCラジオ 毎週火曜午後9・00~9・30
出演 山内彩加(CBC中部日本放送アナウンサー)
今年10月にスタートした、サブスク型エンタメ情報番組。マンガ、映画、音楽などのエンタメからオススメの作品を紹介する。
「絶対にヒットして実写化する!」というマンガは?
――まずは、マンガにハマったいきさつを教えてください。
小学1年生の頃、本当は『ちゃお』(小学館)が読みたかったんですけど、母親の“検閲”があって読ませてもらえなかったんです。私がバレエを習っていたこともあって『りぼん』(集英社)に連載されていた『トウ・シューズ』(水沢めぐみ)を読み始めました。
――小学1年だったらしょうがないかもしれないですね。その後、長編で特にハマった作品は?
『別冊マーガレット』(集英社)の『君に届け』(椎名軽穂)は全巻集めました。擦り切れるくらい読んだので黄ばんでいます(笑)。主人公の黒沼爽子は見た目が暗くて黒い長髪のせいで「貞子」と呼ばれています。いろいろな子と仲良くしようとしますが、どうしても馴染めません。そんななか、2巻の表紙にもなっているあやねと千鶴が近づいてきてくれます。ふたりともヤンキーですが、爽子の面白さに気付いて仲良くなります。ところが、爽子がふたりの悪口を言っているのではないかというデマが流れてしまいます。そのような事実はないため、爽子がふたりのことが好きなことを声に出すシーンで泣いてしまいます。女の友情を直球で描いているので、女子校歴10年の私は「まさに、女の友情ってこんな感じ!」と学生時代を思い出しながら読みました。
――この頃って特にデリケートですよね。
実は女の子だけだと純粋に仲良くなれるんです。亀裂が入るとしたら大抵は部活に関する問題か、男性にまつわる問題なんです(笑)。そういうところがすごくきちんと描かれていて共感する点が多いです。
――良いですね!
そのほか、山内さんが現在ハマっている作品を教えていただきました。
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