【動画あり!】テレビ番組では、いわゆる「人を傷つけない笑い」が求められ、芸人は「容姿いじり」「容姿自虐ネタ」を封印されつつある昨今。セクシーでありながら笑える「関西弁あいうえお」を駆使する清水あいりのスタイルは時代を先駆けており、バラエティ番組では有吉弘行やくりぃむしちゅー上田晋也、ダウンタウンら大物MCを唸らせてきた。しかし、この説明だけでは彼女のInstagramのフォロワー数が125万人を超えるほど支持される理由として納得してもらうにはあまりにも不十分だ。一体、彼女の何が多くの人々を熱狂させるのか、改めて清水あいりの魅力を深掘りしたい、いや敢えてこう言おう、清水あいりにツッコミたい 。インタビュー後には、「ブロス」のお題で”関西弁あいうえお”を披露していただきました。
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取材・文/平田真人 撮影/横山マサト
──22〜23歳ごろの清水さんは、どんな感じでした?
清水:う〜ん……5年くらい前ですけど、今よりもっとちゃらんぽらんでした。そもそも、「しっかりしてるね」って言われたことがないんですけど(笑)、5年くらいの間でちょっとずつは成長できている……んですかね!?
──清水さんは自分自身をありのままに受け入れたことで、吹っ切れた感じ?
清水:きっかけはそうだったかもしれないですね。「テレビに出ている時、キャラづくり無理してない?」とか言われたこともあるんですけど、むしろ秘めてるものを解放できるようになったっていう。ふだん思っていることとか、したいことを〝関西弁あいうえお〟だったりとか、そういうところで出せるようになったんです。そういう特技みたいなものがないと、私は出せないタイプっていうか、本当はシャイだし(笑)。
──シャイな人が会長室の机の上に立ちますかね(笑)?
清水:アハハハ、確かに! でも、本当はシャイだし、セクシーネタで言うと〝むっつり〟タイプなんですよ。むっつりってことは、ふだんは思ってることを言ったりとかできないタイプっていうことだと思うので、それもお仕事を通して発散させてもらうようになって、楽しくなったというか……広がったなぁって感じています。
──以前は思ってることをなんで表に出せなかったんですかね?
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