※本記事はTV Bros.4月号沈黙の艦隊特集号掲載時のものです
動けない日が雪の日でよかった。
私のために世界が止まってくれたんだって錯覚できるから。
まいにち少しずつ間に合わない仕事や家事たち。
ベランダで育てている柊は変な形に伸びて、椿は花を咲かせる前に枯れかけている。枯れたらどうしよう、やはり生きものを育てることに向いていないのかな。生きている植物や動物や人を好きになって情熱を注ぐことは、自立無しに成り立たないよね。家族を持つことだって今そういうハードルなんだし。それで会社までやって、時々それでも何もできなくなる時間があることを、やっと恵まれてると思い至りました。
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