久しぶりの有観客ライブとなった、12月12日開催のこじらせライブ(ゲスト:ハライチ岩井勇気)の収録後のおしゃべりです。ライブ中、やたら「平成の記憶」について言及する場面がありましたが、ライブ後もその余韻は残っていたようで……。
構成/前田隆弘
「平成の記憶」は断捨離できない!?
──今日はライブ中、『聖闘士星矢』にたとえる場面があったり、『マジカル頭脳パワー!!』の話題が出てきたり、やたらと「平成の記憶」が吹き出しまくってましたね。
ヒャダ そういうのはもう2021年に置いていきます。そのために出しただけなんで。いいかげん成仏させないと。
能町 「置いていく」と言っても、結局その話をすることで記憶を強化してるだけなんですよね(笑)。
ヒャダ そうなんですよ(笑)。1回抜いた毛みたいな感じで、余計太いのが生えてくる。
久保 令和で意識する断捨離は「平成の記憶」だということでそうなったんだけど、ただ強化するだけだったという。
能町 なんであんなに90年代や平成の話をすると面白いのか……。
ヒャダ 平成って、ちょっと中途半端で面白かったんでしょうね。
能町 熱海旅行のVTRでも、編集でカットされてるんですけど、私もう平成の話をめちゃくちゃ言ってたんですよね。大量に思い出して。
ヒャダ そうでしたね。
能町 相原勇が『笑ってヨロシク』で、だいたい「丹古母鬼馬二」と言ってボケてたこととか。
一同 (笑)
久保 丹古母鬼馬二がボケで通じる時代だったってすごいね。
ヒャダ 「誰ですか?」ってなりますからね。
能町 なすびの話もしてましたね。
ヒャダ ゆうゆ(岩井由紀子)ですか?
能町 いや、『電波少年』のほう。
ヒャダ ああ、そっちのなすびさん。
能町 あ、ゆうゆのほうでもいいです。
久保 「ゆうゆのなすび」って、なんのことだっけ?
能町 ゆうゆはフリップにいつもなすびの絵を描いてたんです。『クイズ! 年の差なんて』で。
ヒャダ 本当にいらないでしょ(笑)。その記憶、捨てましょうよ。
能町 本当どうでもいい(笑)。
久保 録画してない映像をこんなに覚えてるって、すごいと思うんですよね。
能町 1回しか見てないのに覚えてるんですよね。『電波少年』で、なすびが手書きで日記書いてたんですけど、なにかをゲットしたときに「効果覿面(てきめん)です」と書いてて。「覿面」を漢字で書けたんですよ。で、松本明子さんが「頭いいんだねえ」と言ってたのを覚えてます。
久保 なぜそれを思い出してしまうのか。
能町 なんでこんな記憶が脳に残ってるのか。
ヒャダ (スマホを見つつ)「ゆうゆ なすび」で画像検索したら、元気な画像しか出てこなくていいですね(笑)。
──平成って、共通言語が豊富にありましたよね。ここ最近、会う人に「どんなメディアを見てますか?」と聞いてるんですけど、若い人の中でも見てるメディアがかなりバラバラなんです。
ヒャダ 今の時代はバラバラですよ。もはや、みんなが知ってるものなんてないです。
久保 だって私のYouTubeのサジェストにヒカキンとか全然出ないですからね。
人生の記録は残すべき?
ヒャダ 今日のライブの感想でめちゃめちゃ面白かったのがあって。ちょっと読みますね。「最初に見たのが、深夜アニメと間違えてたまたま録画した久保ヒャダの初回特番で、それが面白くて、ずっと見続けてきた番組なんだけど、もうすぐ10周年なのが感慨深い」。ここまでは普通じゃないですか。
久保・能町 うん。
ヒャダ 「小6から見続けて」……。
一同 (笑)
ヒャダ 「受験の息抜きとかに見てた番組なのに、もう22歳なんていうのが泣けちゃう。ずっと続いてほしい」。
能町 もうお酒も飲めるようになってしまって……。
──小6から22歳までの10年間って大事な時間じゃないですか。
ヒャダ 人格形成でめちゃめちゃ大事な時期ですよ。
能町 そう考えると10年間って、すごいことですね。
久保 私たち、どんな大人に思われてるんだか。
ヒャダ 流行語の話題のときにも話しましたけど、好きなものがみんな局所化してるので、みんなが知ってる言葉ってないんですよね。「若い人なら知ってるでしょ」って感じでもないですからね。
能町 「あるある」みたいなのも、なくなっていっちゃうんですかね。
──若い人も含めて、「マツケンサンバ」はギリギリ共通言語になってるんですかね。
久保 確かに、まあまあ若い人が「本当に今年(2021年)はマツケンサンバめっちゃ聞いた」とツイッターに書いてて、「やっぱ聞くんだ」と思った。でもたとえばスポーツで感動的な試合が行われても、見てない人からすると、なにもないのと同然じゃないですか。それは将棋でもそうだし。今、犬を飼ってるけど、「犬を飼ってることなんか他人からするとどうでもよかったりするんだよな」と思うし。犬を飼ってることの情報発信をしてるわけじゃないから、「今のこの記憶って私の中だけにしかなくて、他人には本当になにも残してないのと同然なんだな」って最近すごく思う。
能町 私、自分でつけてる日記がまさにそれだなと思って。デジタルでつけてるから、私が死んだら本当に……私以外は誰も見ないやつだから、ネットの藻屑になるんですよね。
久保 70歳で旦那と離婚して、一人暮らしを始めて、やっと自分の人生を……っていう人がいて、やっぱり今まで自分のために生きてないから、「YouTubeで他の人の動画を見て、自分も人生の記録を残したいからこうして始めます」と言ってYouTubeデビューしてて。「70歳になってやっぱりそこ来るんだな」って思う。
──記録のない人生にむなしさを感じるみたいな。
久保 私も記録を残していないことが多すぎて、不安になるときがあるんだよね。SNSがなかったらそんなこと思わなかったのかもしれないけど。
能町 でも日記は昔からありますよ。私のおじいちゃんは死ぬ日まで日記書いてましたからね。
一同 えええええ!
能町 突然死んじゃったんですよ、おじいちゃん。私は4歳だったから知らないんですけど、亡くなる日、普通に近所に竹を取りに行ってることを書いてて。なにかで竹が必要だったんですよね。「竹を切りに行った」と書いてる日記を見たのはすごく覚えてます。で、その日の日記を書いて、夜寝てるときに急にぽっくり。
ヒャダ いい死に方。本人としてはめちゃめちゃ楽な死に方ですよね。まわりはたまったもんじゃないですけど。気持ちの整理も遺品の整理もマジつかないし。でも本人にとってはそれが一番楽ですよね。
能町 日記はやっぱり面白いですよ。
ヒャダ 書こう。
久保 でも自分の日記読むの好きじゃないから……。
ヒャダ 僕もそうなんです。
能町 そうなんですか? 私、自分の日記読むの、めちゃくちゃ好きなんですよ(笑)。「こんなに面白いのに人に見せられなくて残念」って思ってる。
──気持ちを吐き出すためじゃなく、一応「その日がどうだった」と記録するために書いてるってことですか?
能町 そうです。まあ吐き出してもいるけど、あとからけっこう見返します。「去年の今日なにしてたんだろう?」とか普通に見ます。
ヒャダ 僕は見たくない……。
久保 私も。自分に読ませるための自分の文章の自意識が、自分で我慢ならなくなって。だから私、過去のメモとか文章とか、うっかり死んで他人に読まれたくないから、ガンガン消してってるんだよね。
能町 全部残しておきたいな、私は。
ヒャダ 消したらマジでなかったことになりますからね。誰も覚えてないし、誰も記録してないし。
能町 去年の12月12日の日記を見たら、駅でお菓子配ってるフィリピンの子にお金をあげたと書いてます。
ヒャダ 最近いますよね。
──声かけられたことあります。お金に困ってるので500円でお菓子を買ってくれと言われて。
能町 怪しそうだなと思ったんですけど、話をしてみたくてお金をあげちゃったんですよね。でもお菓子は美味しくなかったです。
──日記つけてない人でも、SNSが結果的に「自分の記録」になってる人はいますよね。
ヒャダ 僕もそうですね。
──その当時めちゃくちゃ話題になってて、でもいちいち「●●の話ですが」みたいに話題を明記するのが野暮に感じるから、前提をすっ飛ばして感想だけ書いたりするんですけど、時間たってから見るとなんの話題だかさっぱりわからない。みたいなことがたびたびあって自分で嫌になります。
一同 (笑)
能町 そう! わかんないんですよね。それはある。
ポジティブさの呪縛にとらわれすぎている?
──今回の熱海旅行のVTR(「久保みねヒャダ旅劇場 十年目の熱海」)は本当によかったです。VTRもよかったし、みんなで同じVTRを見てワイワイする感じや、面白いシーンで思わず拍手が出た感じもよかった。
久保 みんなで見てゲラゲラ笑えるって、あれは本当に有観客じゃないと味わえない醍醐味だよね。私もあの熱海は「早くVTR見たいな〜」と思ってたし。
ヒャダ ライブの感想に、いいのがありました。「ナマ感があって、これ!っていう気持ちが得られました。それと同時に『生きてるだけで素晴らしい』みたいにコロナで思いすぎてたのかと、角が取れた自分に気付きました。もうちょっと尖って生きていこうと思いました」……「生きてるだけでよかった」って思いすぎてたらしいです。
久保 でもそれはある。私も永野さんを見て「あ、いちいち感謝して生きていかなくてもいいんだな」って気持ちが芽生えたし。
ヒャダ そうですね(笑)。
久保 「上手に感謝できなきゃいけないのかな」とか、いろいろ思っちゃうんですよね。
ヒャダ やっぱり永野さんは、すごいスパイスとなったゲストだったと思います。
能町 いいスパイスだったと思う。みんないろんな人が気を遣いすぎてるのを見聞きすると、ちょっと疲れちゃうんですよね。芸能人が叩かれないように発言してるのを聞いちゃうと、「そんなに気を遣わなくていいじゃん」と思っちゃう。
久保 「恩返ししていきたいです!」と言ってる若い子を見ると、「いや、恩を返すのはずっとあとでいいから」って思っちゃうんですよ。
能町 「野球が好きだから野球をやってる」でいいのに、なんか「夢を与える」とか言わないといけなくなっちゃって。
ヒャダ そうですよね。「夢を与える」ってなんだよと思います。
久保 でも、ロケに行くたびに思ってた「他で見るロケよりうちでやるロケが一番面白いな」という感覚がまた味わえてよかったです。
10年前、すべての始まりとなったあの日
──10周年を強調してましたけど、年明けて2022年が10周年イヤーなんですよね。
能町 そうですね。2012年に『久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン』も始まったんですよね。同じ年なんですよ。
久保 ちょうど……。
久保・ヒャダ 10年前に~♪(The虎舞竜ふうに)
能町 というか、久保さんとラジオを始める前に、私と久保さんは3回くらいしか会ってないんですよね。
久保 うん。
──えっ、そうなんですか!?
久保・能町 そうです。
能町 だから友達というほど親しかったかというと……。
久保 そうでもなく。ただ、なにか勢いはあったんだよね。震災の後というのもあって。
能町 それもちょっとあった。
久保 後悔しない生き方を考えてた時期だったんですよ。顔出ししてイベントをやることに対しても、やれるとは思ってなかったけど、マンガを描く以外で伝えられることがあるんじゃないか……とか考えてて。あの頃、愚痴もいっぱい溜まってたもんね。
能町 愚痴は溜まってました。何回も言ってるけど、そもそも私が愚痴の電話をしたのがあらゆることのスタートだから。2011年だったかな。私が久保さんに愚痴の電話をしたXデー。たぶん震災の後だったと思う。
──何が起こったんですか?
能町 たしか深夜の1時半に電話したんですよね。
久保 そうそう。今、そんな時間に電話しようってないもんね。
能町 先にメールで「電話していいですか?」みたいなことは聞いたけど……でも電話した時点ではまだ2、3回しか会ってないんですよね(笑)。
ヒャダ すごいことですよね。
久保 で、その電話の後、「うちらのトーク、なんかいけるぜ!」って感じになって。
能町 ノリにノッてましたね〜。
ヒャダ 「俺らオモロい、このトークは金になるぜ!」。
久保 これたぶん、お笑い芸人が経験するパターンだよね。
能町 そもそも、なんで私がイラ立っていたかというと……某サブカル分野で活動する知り合いの男の人から飲み会に誘われたんですよ。で、行ったんです。その人の友達くらいしか来ないだろうと思っていたら、誰の友達だかわからない女が二人来て、その女二人がスカートの中を半分見せてたんですよ。「え、なにこの人たち?」と思って。
──「見えた」んじゃなくて、わざと「見せてた」?
能町 偏見丸出しで言うと、サブカル大好きっ子みたいな二人組で。掘りごたつ式の店だったんですけど、掘りごたつに入る前に軽い段があるんです。で、その二人はわりと短めの、膝より上のスカートを履いてて、なぜか掘りごたつに足を降ろさずに、その手前の段に足をついて、体育座りみたいにして座ってるんですよ。
──それはまあ見えますね。
能町 男の人も流れ的にツッコまざるを得ないから、その場にいた人が「そんなんじゃパンツ見えちゃうよ?」みたいなことを酔った勢いで言うんです。でもその二人はそう言われても「え~〜〜(笑)」とか言いながら、全然足を降ろさないんですよ(笑)。
──その知り合いの人のファンで、飲み会に参加するチャンスを得たから、なんとかして「つながりたい」という。
能町 「恐ろしい! こんな女がいるのか!」と思って。でもその場ではそんなこと言えないから「このモヤモヤを誰かに伝えたい……! そうだ、久保さんだ!!」って。そこからのスタートです。
ヒャダ それ聞いて久保さんはなんて言ったんですか?
久保 ほとんど覚えてないんだけど、そういう存在に興味を持っていた頃だったから、「やっぱいるんだ」みたいな反応をしたと思う。
能町 「東京はおそろしい!」って。
久保 「有名人とつながりたい欲」がめっちゃ高い子ってやっぱりいて、当時は私もそういうのを肉眼で目撃してたわけですよ。飲み会に行ったときに。最近はそういうジャンルを見ることができなくなったから、懐かしく感じちゃって。連れて来られた系の女の子とか。
──連れて来られた系というのは?
久保 ホストのマンガを描くときの取材で、ホストの紹介本みたいなのを作ってる男の人がいて、「その人に業界の話を聞こう」ということになったんですよ。担当編集さんがセッティングしてくれて、中華料理屋の円卓で話を聞いたんですけど、なぜか若い女の子を連れてきてて、「最近この子をプロデュースしようと思うんですよ」と言ってて。
一同 おお~。
久保 「私らに紹介してどうしろと?」と思ったけど、一緒にいたのが週刊少年マガジンの編集さんだったから、たぶん業界にコネを作らせて、あわよくばグラビアを……みたいな魂胆だったんだろうなと。
能町 怖い怖い。
久保 その若い女の子が、地方から出てきたらしい若い子で、本当に白のピタッとしたTシャツで、巨乳なのが丸わかりで……。
一同 うわーー!
久保 お人形さんみたいに自分から何も話さず、ニコッてしてるだけなんですよ。「こんな子がいるんだ」と思って。で、別に会話が弾むわけじゃないし、その子がホストの話をしてくれるわけじゃないし、ただただその男の人が胡散臭いから「あの人とはもう連絡取るのやめよう」ということで終わりました。あの子、今どうしてるんだろう。
ヒャダ 僕も似たようなことはありました。いろんな音楽関係者が集まるパーティーで、胡散臭いプロデューサーから「うちでちょっと預かってる子なんですよ~。よろしくお願いします〜」みたいなことを言われたりして。その女の子が、久保さんが言ってたような、いかにも従順そうな子だったんですよね。僕はそういうの、うまいこと逃げ続けてきたんですけど。
能町 なにをよろしくさせるつもりなんだ(笑)。
久保 プロデューサーが脚本家の人に新人の女優さんを紹介して、「あとは二人で」って置いていったという話も、聞いたことがあるよ。
ヒャダ 女衒じゃないですか!
能町 怖っ!
久保 結局その後、連れ回したりはせずに帰されたらしいんだけど。で、それが●●●●(ベテランの人)だったっていう。
ヒャダ ああ〜、本当に売れてよかったですね。
久保 「あの時代の歪んだ世界で連れ回されていた子たちって、今はどう生きてるんだろう」って気になっちゃうね。
ヒャダ いろいろ経験して、人間としての意志を獲得したんでしょうか。
能町 田舎に帰ったのかなあ。
久保 私も人に紹介される立場の人間だったことがあるんだけど、何にも、本当にな〜んにも女らしさを売りにせず、ただヘラヘラとしていただけだった。
ヒャダ それは重要ですよ。そこでマクラ的な匂いを出して、おこたに入らず土手を見せてたら、今の久保さんはいないですよ。
能町 あのとき、おこたに入らなかった女二人は今、なにをしてるんだろう。
──その話って、二人とも体育座りでパンツ見せてたってことですか? Wパンツ?
能町 二人ともです。Wパンツ。
ヒャダ ってことはもう、そういうことをし慣れている……協定が組まれているってことですよね。「こうやって気を引こうね」みたいな。
──でもその二人がパンツ見せてなかったら、能町さんがまだ面識の浅い久保さんに電話することはなかったわけで。運命の分かれ道みたいなものですよね。パンツを見せたことで歴史が動いた。本人たちはそんな自覚ないでしょうけど、すごく重みのあるパンツ見せだという気がします。
「久保みねヒャダこじらせブロス」のバックナンバーはこちらから。
*次回の更新は3月の予定です(2月はお休みします)。
【ライブ情報】
テレビでは話せないトーク満載
久保みねヒャダこじらせオンラインライブ
次回開催
ゲスト:阿佐ヶ谷姉妹
配信日:2022年2月19日(土)14:00スタート
(アーカイブ配信あり)
配信先:PIA LIVE STREAM
料金:¥2,980(税込み)
チケットはチケットぴあにて近日発売
【番組情報】
ほぼ月一で不定期放送中
久保みねヒャダこじらせナイト
1月オンエア
2022年1月28日(金)フジテレビ●深2:55〜3:55予定
ゲスト:岩井勇気(ハライチ)
2月オンエア
2022年2月18日(金)フジテレビ●深2:30〜3:30予定
ゲスト:松平健
*FODプレミアムでこれまでのライブを限定配信中(FOD限定トークあり)。
【プロフィール】
くぼ・みつろう●漫画家。代表作として『モテキ』『アゲイン!!』など。現在は『ユーリ!!! on ICE 劇場版 : ICE ADOLESCENCE』制作中。
のうまち・みねこ●自称漫画家。新刊『ほじくりストリートビュー ザ・フューチャー』発売中。『結婚の奴』もたぶんまだ売れてます。「猫のつまらない話」も連載中です。
ひゃだいん●音楽クリエイター。J-POPからアニメソング、ゲーム音楽まで幅広く手掛ける。初の著書『ヒャダインによるサウナの記録 2018-2021 -良い施設に白髪は宿る-』が発売中。
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