円神「FIRST LIVE TOUR~nonaport~」ツアーファイナル直前! メンバーインタビュー

オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から選抜されたメンバーで構成されるパフォーマンスユニット、円神。歌×ダンス×芝居が融合した新しいパフォーマンススタイルと、そのクオリティの高さで注目を集める9人が、初めての全国ツアー『円神FIRST LIVE TOUR~nonaport』を開催中。3月31日、横浜ランドマークホールで行われるファイナルステージを目前に、初めての体験でホカホカに湧き上がる彼らの声をお届けいたします!

取材・文/井上佳子

撮影/笹森健一

「円神 Anniversary LIVE ~Second CIRCLE~」
2022年6月15日(水)
東京 Spotify O –EAST
開場/開演 : 18:00/19:00
チケット : 全席自由 (整理No.付) \4,500(税込)
FCチケット先行受付中 : https://enjin-official.jp/news/227
一般発売:5月14日(土)10:00 ~ 

遂にツアーファイナル! 円神「FIRST LIVE TOUR~nonaport~」横浜公演 
2022/03/31 (木)@ランドマークホール (神奈川県)

――デビューから今年まもなく2年。これまでを振り返って自分たちが変化したこと、成長したと思えることは?

瀧澤翼(以下、瀧澤)デビュー当初はまだまだ歌に苦手意識があったけど、3枚もシングルをリリースしていく過程で自分なりの歌い方も見つけ出せるようになりました。でも僕らのこの2年間での成長は何よりも、グループの結束力が高まったこと。腹を割って話す機会をたくさん設けた甲斐もあって、チームワークがめちゃくちゃ良くなりました!

瀧澤翼

熊澤歩哉(以下、熊澤) 僕的には、自分に自信を持てるようになったことが大きいかな。当たり前のことなんだけど、ダンスも歌も、やればやるだけ吸収するし、上達もするんですよね。そうやって積み重ねてきたからなのか、消極的だった性格も少しは変わって、みんなの輪に自分から参加できるようになった気がします。

熊澤歩哉

A-rik 結成当初はメンバー同士、お互いほとんど喋ったことがなかったから、クラス替えをしたての学校みたいだったけど、話し合いを重ねていくうち、ぎこちなさもだんだん薄れて、絆も深まりました。だけど今よりも、もっとお互いの距離は近づけられるはず。言葉を発しなくても互いの気持ちを察せられる域まで達したいと思ってます。何なら、アイコンタクトだけでわかりあえるくらい。

A-rik

瀧澤 難易度高っ!(笑)

――現在、円神は初めての全国ツアーを開催中ですが、間もなくファイナルを迎えるにあたって、ツアーを振り返った感想を聞かせてください!

山田恭(以下、山田) ツアータイトルに「nonapont」という言葉が入っている通り、ライブでは“港”をテーマに演出も衣装も作っているんですね。最初に港で船が出港するときのような音を出したり、衣装も船員のようなイメージにしたり。ファイナルで初めて僕らのライブを見るという方にはぜひそこに注目してもらいたいのはもちろんなんですが、ライブって作品としてのコンセプトだけではなく、会場でしか聴くことの出来ないアレンジを楽しんでもらうのも醍醐味だなって思うんです。

山田恭

中林登生(以下、中林) 同じ内容をやっても、ライブって毎公演違う“何か”があるもんね。ハプニングも起こるし。

中林登生

山田 そうそう、マイクの回線が切れたりというトラブルも起こったね(笑)。だけど、そういうトラブルも含めて、ライブってとにかく楽しい! ツアーをすることは、円神結成当初からの夢だったので、今はその夢が叶った気がして、どの公演も毎回ウキウキとワクワクが止まりません。コロナ禍で、ライブそのものを出来ない時間も長かったから、やっと全国のファンの方に会える機会ができたのも嬉しいですね。

中林 ツアーは、(山田)恭ちゃんがメンバーを代表してステージに演出をつけていたり、タキツバ(瀧澤)がオープニングのSEを作ったり、大賀(中本)や日向(中谷)とA-rikが衣装を考えたり、クマちゃん(熊澤)がグッズを考案したり。スタッフさんの力ももちろん借りているけど、メンバー自身が積極的に制作に携わることが出来たのも大きな経験になったね。

中本大賀(以下、中本) ツアーの内容については、二人が喋ってくれたので省略(笑)。僕は、3月というこの時期にツアーを出来たことにすごく意義を感じてます。3月って、これから新生活を迎える時期じゃないですか。不安な気持ちを抱えている人も多いですよね。だけど、ツアーを始めてからはSNSとかでも「ライブに行って、明日からお仕事頑張ろうと思えました」というリプをよく頂いたりするんです。嬉しいですよね。毎公演、120%の力を出し切ってお客さんにお届けしたいという気持ちは常に変わらないけれど、とくに3月31日ファイナル公演は、僕らのステージが誰かにとっての頑張るきっかけや生きがいになれたらいいなと思っています。

中本大賀

草地(稜之) 確かに、ついこの前も、ライブ後に「就活がうまくいかなくてヤバイけど、ライブを観て元気が出ました」っていう声を頂いたばかりなんです。そういう言葉を聞くと、本当に円神の活動をやっていて良かったなと思うよね。

草地稜之

中谷日向(以下、中谷) 僕も、高校を卒業してすぐに上京してきたんだけど、東京に友達はあまりいなかったから一人の時間がすごく多かったんだよね。もともとあまりひとり時間が得意なタイプではなかったから、この時期は若干ホームシックになりかけて…。でも、そんなときに一番自分の心の支えになってくれたのが音楽だったのを思い出すな。コロナ禍で長いこと友達と会えなかったときも、楽しい気持ちにさせてくれたのは、やはり音楽。自分の好きな歌、背中を押してくれるような歌を聞いて寂しさを乗り越えた経験があるから、当時の僕と同じように寂しさを抱えている人はぜひ、円神のファイナルステージには来て欲しいですね。

中谷日向

宮里ソル(以下、宮里)音楽って、人の記憶の一番深いところに残るし、音楽を聴くだけでそのときの思い出を蘇らせる力があるんですよね。そうやって僕がいろんなアーティストの方の音楽に触れてきたのと同じように、円神のツアーに来てくれた人たちが、何年か経った後に「あのとき友達と円陣のライブに行ったなあ」なんて思い出してくれたりしたら、それもまた嬉しいよね。

宮里ソル

草地 僕らの曲って、 “背中を押す”系の曲が多くて、サビで「ファイティンファイティン」って歌ってたりするしね(笑)。

宮里 僕らが背中を押すというより、僕らと一緒に遊ぶつもりで見に来てくれるでもいいし、もし今、不安な気持ちを抱えているなら、その横に僕らも一緒にいるよというメッセージも受け取ってもらいたいですね。

円神(えんじん)
公開オーディション番組『PRODUCE 101JAPAN』に出演していた9名のメンバーによって2020年結成されたパフォーマンスユニット。普段は俳優、声優、ファッションなど個々のジャンルで個人活動を繰り広げつつ、グループとしてパフォーマンスも展開中。公式HP https://enjin-official.jp/

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