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祈りはミモザ【鶴嶋乃愛 エッセー連載「微睡む花の様に」第8回】

モデル・女優・ファッションブランド「Romansual」のプロデューサーとして活動し、ティーン女子から絶大な支持を得る鶴嶋乃愛のエッセー連載『微睡む花の様に』第8回「祈りはミモザ」。

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【Profile】
鶴嶋乃愛つるしま・のあ)
2001年5月24日生まれ。
高知県出身。
公式HP:オスカープロモーション


祈りはミモザ 

                                   

                              

ときめくものにはいつも統一性がある
輝きを胸に、幸せを祈り続けられる人間で在りたい

                             

ときめくものを見つけると胸が高鳴り
これから発見していくであろう沢山の事に
脳の中心部がじんわり熱くなっていく
ときめく人を見つけると胸が安らぎ
その人をもっと知ってみたいと思う好奇心と
出会えた幸せに沢山の感謝が溢れ出す

                       

私は人の生まれ変わりを信じている
理由はとても簡単、だってその方がわくわくするし
沢山の夢想の旅にも出かけられる。
けれど、生まれ変わりがあったとしても
今の自分自身として生きられるのは一度きり
今の状態で世の中にあるすべてのものと出会う事は
なかなか出来ることではない
だからこそ一つ一つの出会いには沢山の
愛と感謝をする様になった

            

今まで素通りしてきた出会いも
きっといくつもあったはず
深く祈っても出会えない事だってある
巡り合わせなんて偶然の連続脳内で数多の
思考の糸を張り巡らせている間も
その偶然は常に繰り返されているのだ
心に秘めた祈りや感謝は
やがてその人を支える芯になる
長く深く思えば思うほど、
私が大切に思う事は大抵目に見えないことが多く
思い方によって感じ方も全く異なってくる
けれどこの世界に舞い降りて20年が経つが
その見え方や思いを共有出来る人に
僅かながら出会えました

                 

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